職場のストレスで限界!というあなたに伝えたいこと

職場のストレスで限界!というあなたに伝えたいこと

無理のある目標や仕事でのミス。

上司に怒られたり。
苦手なことを頼まれたり。
人間関係が辛かったり…。

とにかく仕事で感じるストレスは多い。
しかも、いつまで経ってもなくなりません。

私は仕事のストレスが原因で、3か月で退職したことがあります。

ひょっとしてあなたも、「辞めたい」なんて、思っていませんか?

もし今、職場のストレスで限界を感じているのなら、早めの退職をおすすめします。

理由は2つ。

職場の環境は、なかなか変わらないこと。
それと、過度なストレスは心と体をむしばんでいくから、です。

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職場のストレスで体に出るサイン

体に出るサイン

職場のストレスで限界を感じている。
なのに、我慢して仕事を続けると、体に様々な異変が起こります。

体に異変が出始めるとかなり危険な状態。

言い換えれば体が「もう限界だよ」と、あなたにサインを送っているのです。

体から出るサインを見逃がすと、状況がどんどん悪くなっています。
最悪の場合、休職して1年とか休まないといけなことも。

そうならないために、体が出すサインを紹介します。

慢性的な頭痛や胃痛

ストレスで多く見られる症状が、慢性的な頭痛や胃痛です。

ストレスで胃が痛くなり、胃薬を飲むサラリーマン。
そんなCMがたくさん放送されています。

頭痛薬のCMも、すごく多いですよね。

あれはCMだからじゃないんです。

実際に多くの人が悩んでいるから、CMに使われるんですよ。
つまり、他人ごとではないってことです。

もし慢性的に頭痛や胃痛を感じるようなら要注意。

ストレスからくる頭痛や胃痛だとしても、放っておくと重大な病気の引き金になりかねません。

夜眠れなくなる

不眠もストレスからくる症状のひとつ。

眠いのになかなか寝付けない。
夜中に何回も目が覚める。

こういった症状が出たら注意が必要です。

寝不足だと注意力が低下してしまい、仕事でのミスを引き起こしやすくなります。
仕事上だけではなく、車の運転などにも支障をきたします。

もし不眠になったら…。

1日でも早く病院に行ってください。
そして何とかして、ストレスを解消しないといけません。

朝起きられない

ストレスが原因で自律神経が乱れると、朝起きられないといった症状が出ます。

朝起きられなくて遅刻をしてしまう。
ぼーっとして午前中の仕事がはかどらない。

などの原因にもなります。

厄介なのは、午後になると症状が回復すること。

なので、午前中サボっていたようにも見えるんです。
これ、厄介ですよね。

もし、朝起きらないことが続くなら、注意が必要です。

イライラを他人にぶつけてしまう

常にイライラしている。
イライラを人にぶつけてしまうこともある。

こういった人は、気が付かないうちに大きなストレスを抱えています。

普通なら何でもないこと。
例えば冷房が弱い、前の人の歩く速度が遅い、などでイライラしたら要注意。

過度なストレスを感じている可能性があります。

感情のコントロールが効かない

イライラをストレートに表現してしまう場合も注意が必要です。

何でもないことでイライラして、つい身近な人に怒りを向けてしまうなら…。
かなりヤバイ状態です。

感情のコントロールが効かないのは、ストレスが限界を超えている証拠。

冷静になって何がストレスの原因なのか、よく考える必要があります。

いなくなりたいと思う

この場からいなくなりたい
消えてしまえば楽になるのに

そう思い始めたらかなりやばい。
自分の価値を見失ってしまう、かなり危険な状態です。

私は過去に、仕事のストレスが原因で「消えてしまいたい」と考えていた時期があります。
あまりにもつらい状況に置かれていたため、冷静な判断ができなくなっていたのです。

もし「すぐにでもいなくなりたい」と思うなら要注意。

できるだけ早く、ストレスの原因を取り除いて下さい。

好きだったことが楽しめない

今まで楽しめていた趣味が、まったく楽しめなくなる。
これも問題です。

なぜならストレスがたまりすぎると、何をしてもつまらないと感じてしまうからです。

実際に私が過度なストレスに悩んでいた時は、職場と家の往復しかしていませんでした。

時間があっても何もする気にならない。
ずっと、どうすれば仕事に行かなくてすむのかと、考えていました。

こうなると、かなり危険な状態です。

もしすべてがつまらないと感じるようなら、早めにストレスの原因を取り除いてください。

なぜサインを見逃してしまうのか

なぜサインを見逃してしまうのか

はたから見るとかなり危険な状態。
でも、本人は気が付いていない。

こういったことが良くあります。
とくに限界まで自分を追い込んでしまう人ほど、サインを見逃しやすいようです。

なぜ、サインを見逃してしまうのか。
ここでは、サインを見逃してしまう2つの理由を紹介します。

まだ大丈夫だと思ってしまう

かなり危険な状態でも、「まだ大丈夫だから」と言い聞かせて、頑張ってしまう人がいます。
こういうタイプの人は、自分が危険な状態になっていることに気が付きません

何かしらの症状が出ても、「まだ大丈夫、仕事に行かないと」と無理をしてしまうのです。

実はこれ、負のサイクルに陥っている証拠です。

つまり。

限界だ⇒まだ大丈夫⇒限界だ⇒まだ大丈夫⇒限界だ⇒まだ大丈夫…。

このサイクルを永遠と繰り返すため、必ずどこかで限界を超えてしまうんです。
そして気が付いた時には、手遅れになっていることが多いんです。

ストレスフルな環境が当たり前になっている

これは同僚の話です。

その同僚は毎日に激務に追われるうちに、それが当たり前になっていました。
そして自分がストレスのど真ん中にいることに、気が付かなかったのです。

かなりきつい仕事でも、毎日繰り返すと当たり前になっていきます。

例えば、残業が習慣になっている人。

定時で帰れるのに、なぜか毎日同じ時間まで残業する人がいますよね。
これが残業が習慣になっているからなんです。

ストレスフルな環境も同じ。
毎日繰り返しているうちに、それが当たり前のように感じてきます。

すると限界のサインを体が送っても、「いつものことだ」と流してしまうのです。

こうなると、自分がストレスフルな環境にいることに気が付きません。

自分のことを最優先に考える

ストレスを見逃さないためにも、自分のことを最優先に考えてください。
そして、少しでも異変を感じたら、ストレスが溜まっていないかチェックするべきです。

間違っても「気のせい」にしないこと。
「大丈夫だ」と言い聞かせないこと。

元気じゃないと何もできません。
体を壊してしまったら、元も子もないんです。

少しでも異変を感じたら、ストレスが溜まっていないかチェックする。
これ、忘れないでくださいね。

職場のストレスで限界を感じた時の対処法

ストレスで限界を感じた時の対処法

職場のストレスで限界を感じたら、ストレスの原因を取り除くことが大切。

ここでは、ストレスで限界を感じた時の対処法を紹介します。

自分を責めない

私は職場のストレスでつらかった時、自分で自分を責め続けました。

  • 職場になじめないのは私の性格が悪いから
  • 仕事を教えてもらえないのは可愛げがないから
  • 相手にしてもらえないのは表情が暗いから
  • 馬鹿にされるのは仕事ができないから

毎日同じように自分を責め続けたことで、自分で自分を追い込んでしまったのです。

職場でストレスにさらされるだけではなく、自分でもストレスを与え続けていた。
その結果…心を病んでしまい、いつしか「消えたい」と思うようになりました。

なのでストレスで限界を感じても、自分で自分を責めることだけはやめてください。

あなたの味方は、あなたしかいませんから。

環境を変える

職場のストレスで限界を感じたら、できるだけ早く環境を変えましょう。

環境を変えるには、仕事を変えるのが一番早い。
環境を変えるには、転職か異動をするのがベストです。

私は仕事のストレスで限界を感じた時に、勇気を出して仕事を辞めました。

仕事を辞めるまでは「消えたい」とか考えていました。
それこそ、目の前が真っ暗に見えたものです。

でも、仕事を辞めたら変わりました。

心の中の闇がなくなり、サーっと晴れやかな気分になったのを覚えています。
解放されたというか、許されたというか、解き放たれたというか…。

そのくらい、ストレスの原因がなくなるとスッキリするものです。

だからこそ、職場のストレスで限界を感じたら、環境を変えることが大切です。

異動願いを出す

最低限の労力で環境を変えるなら、異動が手っ取り早い。
時間はかかりますが、仕事を失うリスクがありません。

部署を異動することで、一緒に働く人が変わる。
あるいは、フロアや部屋が変わるなら、効果が期待できます。

ある程度の規模がある会社じゃないと難しいのが難点ですが…。

それでも、環境を変える手段として、やってみてください。

自分に言い聞かせる

環境を変える勇気が持てないときは、自分に言い聞かせてください。

このまま耐えてつらい毎日を過ごすのか。
それとも勇気を出して一歩踏み出し、つらい毎日から逃げ出すのか。

言うのは簡単でも、行動に移すことは本当に大変です。
だから勇気を出すために、自分に言い聞かせることが大切。

今のまま耐えるのか、一歩踏み出して環境を変えるのか。

答えは最初から分かっているはず。

だからこそ、時間をかけて自分に言い聞かせ、勇気を絞り出してください。

ゆっくり過ごす

勇気を出して環境を変えたら、少しだけゆっくり過ごしましょう。

自分を責めたり、人のせいにしたりしないで、とにかくゆっくり過ごします。
ご飯を食べて、お茶を飲んで、テレビを見て、本を読んで。

ストレスに疲れていたときはできなかったことを、ゆっくりと楽しんでください。
心にエネルギーが満ちてきて、大きな幸せを感じるはずです。

ストレスとの付き合い方を覚える

ストレスとうまく付き合う

たとえ今の仕事を辞めたとしても、全てのストレスから解放されることはありません。
仕事を変えれば、新たなストレスが生まれます。

これは仕方がないこと。
なぜなら、人が健全な生活を送るには、一定のストレスが必要だと言われているからです。

つまり、ストレスから完全に離れようとしても無駄だってこと。
それよりも、上手に付き合うことが大切なんです。

心や体に異常をきたすほどストレスを溜めるまえに、上手に発散するようにしましょう。

ということで、ストレスとの付き合い方を紹介します。

体を動かす

体を動かすとかなりすっきりします。
それこそストレスなんて吹っ飛ぶほど、気持ちが軽くなるものです。

例えば、ジョギングやウォーキングなど、個人でできるスポーツなら気を使わなくて済みます。
野球やサッカー、バレーボールなどのチームスポーツなら、新たな出会いもあるでしょう。

カラオケで大きな声を出すのもおすすめです。

体を動かすと気持ちがすごくすっきりしますよ。

感情を表にだす

心の奥にたまっている感情を吐き出すのも、ストレス発散に効果的。
例えば思いっきり泣くとか、思いっきり笑うとかです。

感情を表にだすには、映画やお笑い番組を見るのがおすすめ。

名作といわれている番組を見れば、感動や大笑いなど、自然と感情を出すことができます。

とくに大声を出して泣くと、不思議なほど気持ちがすっきりしますよ。

趣味や気分転換をする

趣味で気分転換するのもいいですよね。
楽しめる趣味があるのなら、休みの日はそれに没頭しましょう。

旅行やショッピング、散歩や小物つくり、釣りなんかもおすすめです。

趣味に没頭すれば、仕事のストレスなんてどこかへ吹き飛びます。

心身ともにリラックスする

心身ともにリラックスできれば、ストレスも溶けてなくなるでしょう。
例えば、自然豊かな公園を散歩するとか、ハイキングに行くとか。

お風呂にゆっくり入るのもいいですし、マッサージを受けるのもおすすめです。

心身ともにリラックスできる環境は、張り詰めた気持ちをほぐしてくれます。

自分に合った方法を選ぶ

ストレス発散法は、自分に合ったものを選ぶことが大切。

例えば事務仕事が多い方。
普段机に座っている分、スポーツなどで体を動かすと、バランスがとりやすいようです。

肉体労働が多い方は、じっくり読書などをしてリラックス。
これが効果的。

要は、仕事と反対のことをやるわけです。
もちろん個人差はありますよ。

感情を表に出すには映画やドラマ、お笑い番組などを見ると効果的です。

いろいろな方法を試してみて、自分に合ったストレスの発散方法を見つけてください。

最後に

つらいなら環境を変えよう

過度なストレスにさらされると、身も心も疲れてしまいます。

もし職場のストレスに限界を感じているのなら、思い切って環境を変えてください。

環境を変えることでストレスから解放され、もう一度頑張ろうと思えるようになります。

間違っても我慢だけはしないで。

「まだ大丈夫」だと自分に言い聞かせることが、一番危険ですから。

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