朝礼ほど無駄な時間はありません。
毎朝決まった時間に集まり、よくわからない上司のスピーチを聞き、そして「今日も頑張りましょう」で〆る。
しかも連絡事項を伝えるときも、「あとなんだっけ…。それから言わなきゃいけないことがあったような…。」と、話しながら考える人の多いと、多いこと。
そんなだらだらと意味もなく話をする朝礼は時間の無駄です。
みんな忙しいのだから、必要なことだけを短時間で伝えるようにしましょう。
朝礼の意味とは
朝礼を行う理由は、挨拶・点呼(出勤者の確認)・服装の確認・必要事項の伝達、です。
会社によっては…
1.情報の確認や共有や、それらを円滑に行うためにコミュニケーションの向上を図り「作業効率」を上げるための朝礼。
2.人間的なあり方や仕事のやり方を含めた「社員教育」のための朝礼。
3.元気ややる気を引き出し、「マインドセット」を行うための朝礼。
引用:裸の社長倶楽部
…などの理由で行うこともあるそうですね。
ほとんどの朝礼は必要ない
はっきり言って朝礼は無駄です。
会社によっては持ち回りでスピーチを行う所もあるそうですが、何が悲しくて朝っぱらから社員の面白くもないスピーチを聞かないといけないのか。
しかもスピーチのネタを事前に仕入れる必要もありますから、社員にとって大きな負担になる。
大きな声を出して元気をだす「マインドセットの朝礼」も、負担にしかなりません。
ほかにも朝礼でありがちなのが…
- 今日の予定の発表
- 社員の表彰
- 上司の長話
- 早退の報告
- 営業ノルマの報告
- 社員のつるし上げ
- 社訓の読み上げ
…など、朝礼でやる必要があるの? と、疑問に思うものばかり。
社員に負担しかかけない朝礼を、何故やる必要があるのか。
はっきり言いますが、朝礼ほど時間の無駄はありません。
必要な朝礼とは
朝礼が必要なのは工場やお店など、パート・アルバイト・派遣社員が多く、メールなどで業務連絡ができない職場です。
「LINE」で連絡すればいいと思うかもしれません。
ですが「LINEはプライベートで使うもの」と考えている方は多く、仕事用で利用を強制することはできません。
ましては個人の端末を仕事用に使えというのは、おかしな話ですよね。
なのでパート・アルバイト・派遣社員が多く、メールで業務連絡ができない職場では、朝礼は必須になります。
出勤者の確認もできますし、身だしなみのチェックもできます。
さらに連絡事項を全員に伝えることができ、非常に効率がいいのです。
お店であれば接客の挨拶を復唱することで、従業員の教育もできます。
朝礼で伝えることは事前にレジメを作る
朝礼が必要だと言っても、無駄に時間のかかる朝礼は嫌いです。
とくに業務連絡の内容を、朝礼の最中に「なんだっけな…?」と考える社員の人。
本当に無駄だから辞めてほしい。
業務連絡が必要なら、何を伝えるべきか事前にレジメを作るべきです。
伝達漏れが原因でクレームになることもあります。
そのため朝礼の最中に、「後は…なんだっけ…」と言う方は、仕事をなめているか、やる気のない人ですね。
業務連絡のレジメなら5分も有れば作れます。
それすらやらないなんて、社員としてあるまじきことです。
ましてや「昨日のテレビで…」とか、朝礼で雑談のネタを提供するのは、本当に時間の無駄です。
無駄な朝礼は廃止にするべき
ということで、無駄な朝礼は廃止にしましょう。
必要な朝礼でも、無駄に時間をかけることは辞めるべきです。
まず朝礼が本当に必要なのかを考えること。
そして必要だと判断したら、何を朝礼で行うのかを考えてください。
さらに朝礼にかける時間も決めておくべきです。
個人的に朝礼は3分前後で終わることが理想。
「挨拶・点呼(出勤者の確認)・服装の確認・必要事項の伝達」で、3分以上かかるはずがありません。
無駄な朝礼を「今までやってきたから」と行っているなら、本当に必要かどうか見直した方がいいですよ。