相手のことを何も考えず、自分のペースで話しかけてくる方が、意外なほど大勢いますよね。
特に年齢やキャリアを重ねた上司ほど、相手の状況を考えようとせず、一方的に用件を伝えてくる方が多いように感じます。
仕事で誰かに話しかけるときは、話しかけるタイミングを計ることが大切。
なぜなら自分のペースで話しかけると、相手の仕事の邪魔をしてしまうことがあるからです。
この記事では、なぜ相手を見て話しかけないといけないのか、その理由を紹介しています。
突然話しかけられると仕事の邪魔になる
はっきり言って突然話しかけてくる方は、仕事の邪魔でしかありません。
ぼくの場合は、よく上司が突然話しかけてきます。
ぼくが仕入れ明細の入力などの事務処理を行っていても、誰かと打ち合わせをしていてもお構いなし。
「あれどうなった」「今度飲みに行こう」などなど、好き勝手なことを話してくるのです。
自分の要件を優先して聞いてほしい、という気持ちはわかります。
特に上司であれば、部下は自分の言うことを聞くものだ、と思っているかもしれません。
ですが何か作業を行っているときに話しかけられるのは、ものすごく邪魔ですし不愉快です。
特に「すぐこれやって!」というような突然の作業指示は、「自分でやれ!」と言い返したくなるほど腹が立ちます。
仕事中である限り、だれもが何かしらの作業を行っているはずです。
だからこそ、仕事の邪魔にならないためにも、突然話しかけるのは避けるべきです。
相手が仕事でミスをする可能性が生まれる
話しかけた相手が繊細な作業を行っていたらどうでしょうか。
目を離すとケガをする可能性がある、危険な作業を行っていることもあります。
そんな方に対して、突然「この仕事のことだけど…」と話しかけたら、仕事でミスをしてしまうかもしれませんよね。
ちょっと目を離したことが原因で、大けがをしてしまう可能性もあります。
もしあなたが話しかけたことが原因で、仕事のミスやケガが起こってしまったら…。
謝っても謝り切れないほど、後悔することになるでしょう。
相手の状況を見て話しかけるのは、ミスや事故を防ぐためにも大切なことです。
今よろしいですか?と聞くことも大切
社会人のマナーとして、話しかけるときは「今よろしいですか?」と聞くように言われた方も多いはず。
ぼくも社会人になったばかりのころ、先輩や上司に話しかけるときは「今お時間よろしいでしょうか?」と、聞くように教わりました。
この「今よろしいですか?」という一言があるだけで、意外と仕事がスムーズに進むようになります。
人によっては「今よろしいですか?」と聞くと、確実に断られるから聞かないほうがいい、という方もいます。
ですが誰かと一緒に働く以上、相手の状況を確認するために「今よろしいですか?」と聞くことは、とても大切なことです。
あいても「今よろしいですか?」と聞かれれば、良いか悪いかを答えてくれます。
もし今がダメであれば、いつなら良いのかも教えてくれるでしょう。
話しかけるタイミングがわからないときは、一言「今よろしいですか?」と確認してみてください。