履歴書・職務経歴書は、求人に応募する前に作成することが大切。
なぜなら求人に応募してから履歴書などを作成していては、時間が不足してしまうからです。
一般的に履歴書などの応募書類は、求人に応募してから2,3日で送付する必要があります。
会社によっては翌日に面接を行うケースもあり、数時間で履歴書を作成しないといけないケースも多いのです。
だからこそ、履歴書・職務経歴書などの応募書類は、事前に作成しておくことが大切。
ほかにも事前に履歴書などを作成するのには、次のような理由があります。
- 企業研究の時間が無くなる
- 企業のニーズに合わせた内容にできない
- 自分の強みなどを見直す時間が無くなる
この記事では、なぜ事前に履歴書・職務経歴書を作成する必要があるのか、その4つの理由について紹介しています。
ぼく自身の転職経験を踏まえて記事を書いていますので、ぜひ参考にしてください。
履歴書・職務経歴書の作成は思っている以上に時間がかかる
履歴書や職務経歴書の作成には、思っている以上に時間がかかります。
といっても、どこかのサイトからエクセルのフォームをダウンロードしてきて、項目に当てはめて書いていくだけならそんなに時間はかかりません。
慣れていない人で2,3日、慣れている人なら数時間でできてしまいます。
とは言えただ当てはめただけの履歴書や職務経歴書では、内容も薄っぺらいものになりがち。
当然自己アピールも弱く、書類審査を通過しにくいのが現実です。
自分の長所や強みをきちんとアピールした履歴書や職務経歴書を作ろうと思えば、短く見ても2,3週間の時間が必要になります。
2,3週間もかかると聞くと驚くかもしれませんが、そのくらい時間をかけないと、しっかりとした履歴書などは作れないものです。
そして履歴書や職務経歴書などの応募書類は、求人に応募してから2,3日で送付することが一般的。
つまり、求人に応募してから履歴書などを作成していては、その場しのぎの薄っぺらい内容でしか、作れなくなってしまうのです。
企業研究の時間が足りなくなる
さらに言えば、求人に応募してから履歴書や職務経歴書を作成していては、応募先の企業研究ができなくなります。
なぜならインターネットで最低限の企業研究を行うとしても、最低1日は必要になるからです。
しかも企業研究は、応募先の企業を理解し、志望動機をまとめるためにも必要なこと。
企業研究を怠ってしまえば、その会社でどんな仕事をやりたいのか、なぜ応募したのかがぼやけてしまいます。
志望動機がぼやけている履歴書や職務経歴書を送付しても、書類選考を通過することはまずないでしょう。
そして応募から2,3日で履歴書などを送付することを考えれば、企業研究の時間の時間でギリギリになってしまいます。
だからこそ、事前に履歴書や職務経歴書を作成しておくことが大切です。
企業のニーズに合わせた内容で作成できなくなる
企業研究の時間が無くなれば、当然企業にニーズに合わせた内容で、履歴書や職務経歴書を作成することができません。
同じことを何度も書きますが、ニーズに合っていなければ当然書類審査を通過することはまずありえないのです。
その点、事前に履歴書や職務経歴書を作っておけば、企業研究を行った後にニーズに合わせて内容を変えることができます。
内容の一部を変更するだけであれば、それほど時間はかからないもの。
事前に履歴書や職務経歴書作成しておくことが、書類審査を通過するためにはものすごく大切なのです。
自分の強みや弱みを見直す時間が不足する
履歴書や職務経歴書を作成すると、自分の強みや弱みを把握することができます。
とくに職務経歴書を作成すると、仕事で身に着けたスキルだけではなく、失敗したことや失敗から学んだことなど、自分自身を深く理解するきっかけにもなるのです。
自分の強みや弱み、身に着けたスキルなどを理解していれば、応募する企業に応じてアピールするポイントを変えることもできますよね。
さらに言えば、過去の経験からこれから自分がどうして行きたいのか、つまり仕事における目標を明確にすることもできます。
目標が明確になれば志望動機も書きやすくなるもの。
もっと言えば明確な目標を持った志望動機は面接官の心に響きやすくなり、当然採用される確率もアップするのです。
時間をかけて履歴書や職務経歴書を作成すると、自分自身を見直すきっかけにもなりますよ。
最後に
求人応募前に履歴書や職務経歴書作成する4つの理由を紹介しました。
まとめると…。
- 内容が薄っぺらいものになる
- 企業研究の時間が無くなる
- 企業のニーズに合わせた内容にできない
- 自分の強みなどを見直す時間が無くなる
…ということ。
書類審査を通過するためだけではなく、自分自身のスキルを見直すためにも、履歴書や職務経歴書は事前に作成することをお勧めします。