
上司が信頼できないと、働くことがつらくなります。
ときには「辞めたい…」と、思うほどに。
ぼくは4回の転職でいろいろな上司に出会いました。
バリバリと仕事をするできる上司。
ぼーっとしてまったく仕事ができない上司。
本当にいろいろな上司がいました。
上司からパワハラを受けたこともあります。
「なんだこいつ?」と、言いたくなる上司もいました。
そんな経験から、特に印象に残った「信頼できない上司の特徴」を12個紹介します。
ちなみにこの特徴は、たった1人の上司がもっていたもの。
ありえない!
そう思いませんでしたか?
何しろ1つ当てはまるだけでも、上司として信頼できないレベル。
なのに、12個も当てはまった上司がいたんです!
この時はマジで最悪な日々でした。
それこそ気が狂いそうなくらい、毎日がつらかった。
もし、あなたが誰かの上司なら。
もし、1つでも当てはまる項目があったなら。
改めたほうがいいと、思いますよ。
部下の話を聞かない

人の話を聞かない人は、絶対に人から信頼されません。
当然部下の話を聞かない上司も、信頼されることはないでしょう。
様々な会議のとき。
問題が起こったとき。
部下が話をしているのに、一切聞く耳を持たない。
そんな上司を信頼する部下が、どこにいるのでしょうか。
部下を見下している
部下を見下している上司は絶対に信頼されません。
絶対に! です。
上辺だけ取り繕っても無駄です。
見下した目線。
馬鹿にした態度。
これ、言葉で馬鹿にされる以上に腹が立ちます。
部下を見下す上司は信頼されません。
そもそも人として問題がある、としか思えませんよね。
自分のやり方を絶対だと考えている
自分のやり方が絶対だ!
そう考えている上司は信頼されません。
それどころか一緒に働くことさえ、いやになってしまいます。
そういえばこんな上司がいました。
自分と異なるやり方をする部下を怒鳴り、型にはめ込もうとする。
つねに自分が一番だと考えているタイプです。
もちろん部下からの評判は最悪でした。
確かに上司のほうが経験豊富です。
いろいろなやり方を知っているでしょう。
ですが自分のやり方を絶対だと考えている。
そしてやり方を部下に押し付ける。
そんな上司が信頼されるはずがない。
自分が絶対に正しい。
そう思っている時点で、信頼される要素がないんです。
自分の責任を認めない

明らかに上司の責任で問題が発生。
なのに責任を認めようとしない。
そんな上司は、当然信頼されません。
さらに責任を部下に押し付けれようとすれば…。
信頼されないどころか、恨みすら買ってしまいます。
問題の責任を取るのも上司の仕事です。
なのに自らの責任を認めない。
これは仕事を放棄しているのと同じこと。
そんな上司が部下から信頼されるはずもありません。
報告・連絡・相談ができない
報告・連絡・相談は部下が上司に行うものではありません。
ただそう勘違いしている上司は結構います。
そして勘違いしている上司は、報告・連絡・相談ができません。
そもそも報告・連絡・相談は、業務をスムーズに進めるためのもの。
必要なことは報告・連絡・相談をする。
これが社会人として、最低限必要なスキルです。
最低限必要なスキルが身についていない上司。
そんな上司をいったい誰が、信頼するのでしょうか。
以心伝心を部下に求めてくる
以心伝心を部下に求める上司は、まず信頼されません。
阿吽の呼吸、ツーといえばカー。
そんな関係を部下に求めるわけです。
つまり「察しろ!」ということ。
笑っちゃいますよね。
何が楽しくて上司の気持ちを察しないといけないのか。
はっきり言って、職場でそんな関係を求めるのは上司だけ。
上司と以心伝心の関係になりたいとは思わないでしょう。
自分の子供ですら言葉にしないと伝わらない。
なのに、他人である上司と以心伝心の関係になるなんて、妄想もいいところ。
「わかっているはず…。」
という思いで仕事を任せたけど、当然わかっているはずもなくて大失敗。
すると「なんでわかっていないんだ!」と、理不尽に怒り出す上司もいるほどです。
そんな部下に以心伝心を求める上司が信頼されるわけありませんよね。
むしろ考え方が気持ち悪くて、みんな離れていくものです。
人によって態度が変わる

Aさんは「さん」で呼び、Bさんは呼び捨て。
Aさんとは敬語で話をするのに、Bさんとはため口で話す。
こんなあからさまに態度を変える上司が、部下から信頼されるはずありませんよね。
上司じゃなくても人によって態度を変える人は、だれからも信頼されないものです。
言ったことを忘れる
言ったことを忘れる上司、めちゃくちゃ大勢いませんか?
思い付きで仕事を指示。
そして翌日には忘れている。
指示された仕事を必死にやっていた。
なのに「何をしているんだ?」なんて上司に言われたら…。
文句の一つも言いたくなるものです。
そんな言ったことを簡単に忘れる上司が、部下から信頼されるはずはありません。
やるといったのにやらない
「納期が厳しいから変更の依頼をかけてほしい」
そう部下から依頼され「わかったやっておく」といったのに、何もしなかった上司がいます。
結果として納期割れになり、休日返上で作業を行うことになりました。
「やる」といった以上は何があっても「やる」のが当たり前。
「やる」といったのにやらずに、みんなに迷惑をかけるようでは、信頼されなくて当然です。
首を突っ込むくせに何もしない
例えば商品に不具合が起きた時。
横から首を突っ込んであれこれ意見を言っていく上司。
手を貸してくれるのかと思えば何もしてくれない。
いろいろなことに首を突っ込み、無駄にかき回して何もしない。
そんな上司は周りから煙たがられます。
当然、部下から信頼されるはずがありません。
会話に聞き耳を立てている

気持ち悪ささえ感じるこの行為。
人の会話に聞き耳を立てている上司。
遠くの会話につかつかと近づき、いきなり会話に参加してくる。
「え?こんなに離れていたのに聞いていたの?」
と、気持ち悪さと寒気を感じたことがあります。
こんな上司は信頼されません…というかですね。
気持ち悪くて近寄りたくありません。
部下の悪口を言う
部下の悪口を言う上司は本当に最悪です。
- 指示を出すのに部下が動かない
- 部下が仕事に責任を持とうとしない
- いわれないと動かない部下が多すぎる
こんな悪口を言っていませんか。
「自分はきちんとやっているのに、部下がやらないからダメなんだ」
そんなことをさんざん周りに言いふらす。
この上司はすべての部下の信頼を失い、だれからも相手にされなくなりました。
そして部下から経営陣へ「上司を変えてほしい」という声が多数上がり、最終的に降格処分になったのです。
部下の悪口を言う上司は信頼されないだけでなく、反撃されることもあるんですよね。
最後に
信頼できない上司の特徴を12個紹介しました。
この記事で紹介した12個の特徴は、たった1人の上司が持っていたもの。
仕事の相談をすれば「わからねぇ!」「なんで俺に言うだ!」と怒る。
仕方がないから自分のやり方で進めれば、「勝手なことをするな!」と怒る。
挙句の果てに「あいつは言うことを聞かない」と悪口を言う。
何も聞いていないのに「昨日話しただろ」と言われる。
何も聞いていないのに「全部あいつに伝えてある」と言われる。
などなど、とにかくめちゃくちゃな上司でした。
この上司は本当に勤務態度が悪かった。
その上けっかも出せず、会社の業績を大幅に下げてしまうことに。
その結果降格処分になったのです。
こんな上司が部下から信頼されるはずありませんよね。
もし上司は信頼できないけど仕事は楽しい。
できれば上司にいなくなってほしい。
そう悩んでいる人も多いはず。
仕事は楽しいけど上司が嫌い、そんな時は・・・
続きはこちら➣仕事は好きだけど上司が嫌い!というときの考え方