
「派遣社員から正社員になりたい」
そう思い転職活動をしても、思うようにいかなくてヤキモキしていませんか。
派遣から正社員になる方法は、大きく分けて3つあります。
- 今の職場で正社員登用してもらう
- 紹介予定派遣を利用する
- 転職で正社員を目指す
この中で一番確立が高いのは、転職で正社員を目指す方法です。
なぜなら
関連記事:派遣を契約期間内に辞める具体的な方法
今の職場で正社員を目指す
派遣から正社員を目指すときに、真っ先に思いつくのが、今の職場で正社員として採用してもらうことです。
ですが今の職場で正社員採用をを目指すのは、はっきり言ってハードルが高い。
絶対に無理だとは言いませんが、かなり難しいと思ってください。
会社に正社員になりたいことを伝える
今の職場で派遣から正社員を目指すとき、真っ先にやるべきことは「正社員になりたい」という意思を、上司に伝えることです。
よく「過去に実績があるかどうか調べろ」みたいなことを聞きますが、調べても意味がありません。
過去に派遣から正社員になった人がいたとして、どうなりますか?
会社から「正社員にならないか」と、声をかけられると思いますか?
過去の実績とあなたが正社員になることは、全く関係のない話です。
なのでまずやるべきことは、上司に「正社員になりたい」と伝えること。
そして「どうすれば正社員になれるのかを聞くこと」です。
自分がどうしたいのかを会社に伝えなければ、正社員として採用されることはありません。
正社員と派遣社員の違い
今の職場で正社員を目指すなら、正社員と派遣社員の違いを知っておくべきです。
まず正社員は、スキルや経験を積みながら継続して成長すること、会社に利益をもたらすことが求められます。
そして派遣社員には、与えられた仕事を100%こなすことが求められます。
ですが、継続した成長などは求められません。
つまり正社員は言われたことだけをやっていては不十分。
ですが派遣社員は言われたことだけやっていれば十分、なのです。
会社が正社員と派遣社員に何を求めているのか。
その差は何なのかは、最低限理解しておいてください。
派遣社員を正社員にする理由
はっきり言いますが、正社員と派遣社員の違いから考えると、派遣社員を正社員にする理由はありません。
なぜなら求めているものが全然違うからです。
それでも派遣社員を正社員にするのには、次の理由があります。
- 人員不足
- 正社員に引けを取らない実力がある
- 辞められると困るほど仕事ができる
- 即戦力が期待できる
この4つを満たすと、正社員として採用されやすくなります。
まとめ
今の会社で正社員を目指すなら、会社に正社員になりたいという気持ちを伝えることが大切。
なぜなら気持ちは黙っていては、伝わらないからです。
そのうえで、正社員に劣らない実力があり、いないと困るほど仕事ができて、さらに人員が不足していれば、正社員になれる確率は高くなります。
ただ満たすべき条件が多いので、今の職場では県から正社員を目指すのは、かなり難しいと考えてください。
紹介予定派遣を利用する
次に派遣から正社員を目指す方法は、紹介予定派遣の利用です。
紹介予定派遣は最長6か月の派遣期間が終わった後、本人と派遣先企業、両方が合意すれば正社員になれる働き方です。
派遣期間が正社員登用前の試用期間のような役割を果たしていて、能力が足りなければ断られることもあります。
逆に正社員になりたくないと思えば、断ることもできます。
とてもマッチング率の高い就職活動の方法ですが、次の点には注意が必要です。
それは社員への登用は必ず正社員というわけではなく、契約社員になることもあるからです。
派遣期間が終わってから「実は契約社員だった」ということ避けるために、事前にきちんと確認しましょう。
正社員になれる確率
紹介予定派遣で正社員になれる確率は約57%。
10人に5人が正社員に慣れていますから、確率はかなり高いといえるでしょう。
採用されなかった時がつらい
ただし紹介予定派遣を利用して正社員に慣れなければ、いたずらに時間を浪費することになります。
何しろ正社員になるまで、結構な期間働かないといけないからです。
なので紹介予定派遣を利用するときは、並行して転職活動も行うべきです。
ゼロから転職活動を行う
今の派遣先で正社員登用を目指す場合も、紹介予定派遣として正社員を目指す場合も、一定の期間は派遣社員として働かないといけません。
しかも確実に正社員になれるという保証は、どこにもないのです。
で、あれば普通に転職活動を行い、正社員を目指した方が早く採用される可能性があります。
関連記事:派遣から正社員は頑張ってもなれない!今すぐ正社員を目指すべき理由
正社員になれる確率は高い
自分で求人を探して応募したほうが、正社員になれる確率は高くなれます。
なぜなら今の職場で正社員を目指すとしても、紹介予定派遣を利用するとしても、基本的に1社しか選べないからです。
自分で求人を探す場合は、申し込める求人数に上限はありませんよね。
数が増えれば当然採用される可能性も高くなります。
つまり、自分で求人を探したほうが、正社員になれる確率は高くなるのです。
転職エージェントを利用する
派遣から正社員を目指すときは、転職エージェントを利用してください。
利用する転職エージェントは、転職エージェント最大手のリクルートエージェント。
なぜならリクルートエージェントは、ほかの転職エージェントと比べても、ダントツで求人が多いからです。
先ほども書いたように、選べる求人数が多いほど、転職は成功しやすくなります。
なので転職エージェントを利用するときは、求人数がダントツで多い、リクルートエージェントがおすすめです。
公式サイトはこちら⇒リクルートエージェント
最後に
派遣から正社員を目指す方法は3つあります。
- 今の職場で正社員登用してもらう
- 紹介予定派遣を利用する
- 転職で正社員を目指す
流れとしては、今の会社で正社員になりたいことを伝え、会社の反応を見ましょう。
もし手ごたえがあるのなら、正社員を目指して頑張って働いてください。
ですが手ごたえがないのなら、働きながら転職活動を始めましょう。
なぜなら自分で求人を探したほうが、正社員になれる可能性が高いからです。
転職エージェントを利用するときは、取り扱い求人数がダントツで多いリクルートエージェントがおすすめです。
この記事が派遣から正社員を目指す方の参考になれば幸いです。