- 仕事量が多すぎて辛い
- 責任が重く耐えられない
- 人間関係が悪い
- 会社に相談しても改善されない
などの理由で、仕事から逃げたくなることがあります。
とくに責任のある立場にいると、なおさら逃げたくなるものです。
ぼくは今まさに、抱えている仕事の量と立場に似合わない責任の重さ。
そして上司との関係の悪さから「1日でも早く仕事から逃げたい、できれば辞めたい」と考えています。
ですが40代という年齢を考えると、簡単に逃げられないのが現実。
この記事で、八方ふさがりともいえる状況の中で、ぼくが実践している仕事からの逃げ方を紹介。
最後まで読めば、状況に応じた仕事から逃げる方法を発見できます。
仕事の責任から逃げる7つの方法
一言で仕事から逃げるといっても、ストレスを発散する方法から退職まで、いろいろな方法があります。
つまり「逃げる=辞める」ではない、ということです。
1.適度に休憩をとる
仕事量が多く手が回らないとき、あるいは忙しさのあまり少しきつくなってきたときは、適度な休憩が効果的。
今まで4回転職していますが、そのたびに自分だけの居場所を職場内に作ってきました。
例えば店長時代は、バックルームの隅にダンボールで囲った空間を作りました。
経理時代は、出荷作業用の倉庫やトイレが逃げ場所でしたね。
購買をやっていたときは、近所にある別の会社の休憩室で談笑していたものです。
つまり、仕事中でも一息つける自分だけの空間を持つことがポイント。
少しだけ仕事から離れて休憩をとれば、軽いストレスなら吹き飛ばすことができます。
2.定時退社を徹底する
定時退社も気分をリフレッシュするために大切なこと。
なぜなら「仕事から逃げたい」と思うほど追い込まれる方は、まじめに取り組みすぎていることが多いからです。
肉体的にも精神的にもきつくなってきたら、抱えている仕事を放り投げて定時で帰りましょう!
ゆっくりお風呂に入り、おいしいご飯を食べて、たっぷりと睡眠をとれば、ちょっとした疲れなんて簡単に吹き飛びます。
そもそもつかれた状態では、仕事の効率も悪くなってしまうもの。
忙しいのもわかりますが、たまにはすべて放り投げて帰ることも、とても大切なことです。
3.仕事以外に楽しみを見つける
仕事のストレスを発散するために、仕事以外に楽しみを見つけることも大切。
ぼくはファンタジー系のアニメが好きで、仕事終わりや休日に見ては現実逃避しています。
おいしいお酒を飲みながら、大好きなアニメを見れば気分もリフレッシュ!
たまに現実逃避しすぎて戻ってくることが大変になることも…。
仕事以外の楽しみがあれば、多少つらくなっても乗り切れるもの。
仕事を忘れて趣味に逃げることも、自分を保つために大切なことです。
4.有休を使って休む
出勤がつらくなるほど「仕事から逃げたい」と思うなら、有休を使って休みましょう。
といっても1日だけ休んでも効果は薄いので、土日祝日と絡めて連休にしちゃうのです。
3日でも4日でも仕事から離れてゆっくりすれば、気分もリフレッシュされますよね。
上司に何か言われるかもしれませんが、気にしたら負けです。
この先も同じ会社で働くつもりが少しでもあるのなら、適度な気分転換は必須。
長い目で見ればたまに連休を取ったって罰は当たりません。
5.他部署への異動をお願いする
どうしても仕事がつらいのなら、他部署への異動をお願いするのも手です。
とくに同じ部署の同僚や上司との人間関係。
あるいは周りと比べて明らかにおかしい仕事量や責任の重さに苦しんでいるのなら、異動は効果的な逃げ道になります。
また異動を申し出ることで、今置かれている状況を上司や人事に相談することもできます。
「異動を願い出る」という背景があれば、つらいと感じている状況をそれなりに受け止めてくれるはずです。
つらいからと言ってすぐに仕事を辞めるのではなく、まずは異動を検討するのも有りです。
6.転職を考える
どうしても状況が改善されないのであれば、本格的に転職を考えます。
といってもいきなり仕事を辞めてはいけません。
仕事を辞めてしまえば収入がなくなりますし、次の仕事が見つかる保証もありません。
最悪の場合路頭に迷う可能性すらあるのです。
なので、まずは働きながら次の仕事を探しましょう。
仮にすぐ見つからなかったとしても、転職活動をすることで自分の置かれている状況を把握することができます。
また転職活動をしていることで、少しだけ気持ちが軽くなるはずです。
7.最短で仕事を辞める
もし仕事のことを考えると吐き気がする、理由もないのに涙が流れる、などの症状がある場合は、最速で仕事を辞めてください。
ぼくは初めて転職したときに、精神的にギリギリのところまで追い込まれました。
「仕事に行かなきゃ」と思うと頭痛や吐き気がする。
職場に入ることが怖くて、入り口をうろうろしてしまう。
帰りの車の中で、理由もなく涙があふれてくる。
こういった状態まで追い込まれると、いつか病気になってしまいます。
なので、もし何かしらの症状が出ている場合は、最速で仕事を辞めて一目散に逃げてください。
仕事の責任から逃げてもいい
仕事の責任が重くてつらいのなら、逃げるのもありです。
ただ問題が起きてから逃げるのはだめですが…。
そうでなければ逃げても構いません。
あなたが仕事の責任から逃げていい理由は2つ
- あなたのことはなたにしかわからない
- 会社はあなたの人生に責任を持ってくれない
あなたのことはあなたにしかわからない
あなたのことは、あなたにしかわかりません。
たとえあなたが仕事の責任の重さに悩んでいても、周りが気が付いてくれるとは限らないのです。
つまりあなたが「つらい」ときに、真っ先に気が付いて守ってあげられるのは、あなたしかいないのです。
周りの人があなたの気持ちに気が付いて、声をかけてくれることは滅多にありません。
ましてや仕事の責任の重さに追い詰められているとは、思っていないはずです。
であれば、あなたのことはあなたが守るしかありません。
だからあなたがつらいと感じるのであれば、逃げてもいいのです。
会社はあなたの人生に責任を持ってくれない
もうひとつ大切なことがあります。
それは、会社はあなたの人生に責任を持ってくれない、ということ。
つまりあなたがつらいことに耐え、逃げずに仕事と向き合った結果、心や体に不調をきたしても、会社は責任を持ってくれません。
もちろんある程度の保証はしてくれるでしょう。
でも一生責任をもって養ってくれるかというと、そんなことはないはずです。
仕事を辞めれば無関係になります。
たとえその仕事が原因で心を病んだとしても、やめた後のことまで責任を持ってくれないのです。
それなのに我慢して耐える必要がありますか?
仕事の責任が重くてつらいときは、逃げてもいいんです。
最後に
仕事から逃げる方法を7つ紹介しました。
- 適度に休憩をとる
- 定時退社を徹底する
- 仕事以外に楽しみを見つける
- 有休を使って休み
- 他部署への異動をお願いする
- 転職を考える
- 最速で仕事を辞める
仕事から逃げる方法は、退職しかないわけではありません。
少し仕事から離れて休憩をとることも、忙しくても定時に帰ることも、ちょっとした「仕事からの逃げ」です。
つまり固く考えすぎる必要はない、ということ。
「つらい」「もうヤダ」「逃げたい」となる前に、適度に仕事から距離を置きましょう。
仕事が人生のすべてではありません。
そしてもし、あまりにもつらくて耐えられないのなら、最速で辞めることを考えてください。
自分より大切な仕事なんて、この世には存在しませんから。