喧嘩退職は転職に不利かって?当然デメリットしかありません

喧嘩退職は転職に不利かって?当然デメリットしかありません

どうにも我慢できず、喧嘩退職してしまった。
転職活動をどう進めればいいんだろう…。

と、後悔しても後の祭り。
喧嘩退職にはデメリットがたくさん!

さて、喧嘩退職で気になるのは、転職で不利になるのか、ですよね。

結論を言うと、
転職先が前職調査を行う会社(大企業や金融関係など)だと、がっつり不利になります。
というか、喧嘩退職がばれてしまい採用されません。

もちろん、無断で前職調査はできません。
必ず本人の同意が必要です。

なので断ることもできますが・・・。
断ったら断ったで、やましいことがあると言っているようなもの。
なので採用されませんよね。

なので、前職を調査する会社には転職できません。

ただ、それ以外なら喧嘩退職でも関係ないんです。
自分から告白しない限り、なぜ退職したのか、なんて分かりませんから。

とはいえこれも、何事もなく退職できたらの話。
もし退職前に懲戒処分を受けたら、間違いなく転職で不利になります。

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喧嘩で処罰されることもある

喧嘩で処罰されることもある

喧嘩退職で心配なのが、元の会社で懲戒処分をされることです。

というのも普通の会社は、
「職場の風紀を乱す行為は処罰する」
そう社内規定に書いてあります。

これがネックなんですよ。
なぜなら喧嘩はまさに、職場の風紀を乱す行為だから。

しかも喧嘩の勢いそのままに
「こんな会社やめてやらあぁ!!!」
なんて怒鳴って退職したら・・・。
職場の雰囲気は最悪になります。

いうまでもなく処罰の対象になるわけです。

どの程度処罰されるかは、喧嘩の度合いとあなたの態度次第。
頻繁に怒鳴る、暴れるなどの問題を起こしていれば、懲戒解雇もあり得るでしょう。

そこまでいかなくても、訓告や戒告などの処分を受けかもしれません。
そして懲戒処分を受けると、当然転職で不利になります。

退職手続きで嫌がらせを受けることがある

退職手続きで嫌がらせを受けることがある

喧嘩退職をすると、退職手続きで嫌がらせをされることもあります。

といっても違法行為なので、表立ってやる会社は滅多にありません。
ただし、故意ではないように見せつつ、処理を遅らせる嫌がらせはあるようです。

例えばつぎの3つ。

  • 離職票の発行が遅れる
  • 源泉徴収票がなかなか送られてこない
  • 社会保険の手続きが進まない

地味だけときついやつです。

会社によっては、何度も催促を入れないと処理をしてもらえない。
いつ連絡しても担当者が不在とか。

違法ギリギリのラインで嫌がらせをしてきます。

ま、普通の会社はこんな違法行為はしません。
ただ、嫌がらせをしてくる会社はある、ということ。

特に上司や社長と喧嘩して退職すると・・・。
面倒なことになるの、想像がつきますよね。

もし嫌がらせを受けたら

もし離職票が発行されない、などの嫌がらせを受けたら。
まずは会社に違法行為であることを伝えてください。

それでも発行してくれない場合は、ハローワークに相談しましょう。

相談窓口を紹介してくれる。
あるいは、何かしらの対策をとってくれます。

退職理由で喧嘩を告白する必要はない

退職理由で喧嘩を告白する必要はない

退職理由で「喧嘩退職です」なんて言う必要はありません。
そんなことを言ったら即不採用です。

職場で喧嘩する人を、採用する会社はありません。
どんなブラック企業でも、喧嘩する人は採用しないでしょう?

なぜなら喧嘩をする人=職場の風紀を乱す人だから。

なので退職理由で「喧嘩退職」を告白すると、間違いなく不採用になります。

退職理由を正直に話す必要はありません。
というか、就職したいなら、絶対に言うべきではありません。

じゃぁどうやって書けばいいんだよ!

という人はこちらを見てください。
「退職理由・転職理由」の書き方・例文(dodaに移動します)

営業などの仕事はできるだけ避ける

営業などの仕事はできるだけ避ける

喧嘩退職したら、営業や店員など、頻繁に人と会う仕事は避けたほうが無難かも。
なぜならどこで元上司や元同僚に会うか、わからないからです。

意外と世間は狭い。
もし元上司や同僚にあってしまったら…。
喧嘩退職のうわさが一気に広がるかもしれません。

すると新しい職場でも、
「あの人喧嘩退職したらしいよ」
といううわさが流れるでしょうね。

あなたが
「別に気にしないからいいよ」
と思っても、周りが気にします。

周りが気にするってことは、一瞬にして居心地の悪い職場に早変わりするってことです。
そのくらい人のうわさには尾ひれがつきます。

下手をすると、また転職しないといけなくなるかもしれません。

世間は広いようで意外と狭い。
思わぬところから身バレするものです。

なので営業や店員のように、頻繁に人と会う仕事は避けたほうが無難です。

喧嘩退職に良いことはひとつもない

喧嘩退職にメリットはひとつもありません。

もしあるとすれば・・・。
怒鳴った一瞬だけすっきりすることくらい、でしょうか。

デメリットならたくさんあります。

  • 前職に遺恨を残す
  • 下手をすれば恨みを買う
  • 今後の仕事にも支障が出る
  • 転職活動にも影響がある
  • 懲戒処分されたら最悪
  • 懲戒解雇だと詰む

こうやって見てみると、デメリットしかありませんね。

喧嘩をしても仲直りするチャンスがあればいいんですよ。
喧嘩退職だとその機会すらなくなりますよね。

つまり喧嘩退職にメリットはひとつもない。
デメリットしかないのです。

まとめ

喧嘩退職は転職で不利になります。

  • 喧嘩で処罰される可能性がある
  • 退職書類がもらえないかもしれない
  • 職種を選ばないといけなくなる
  • ばれると新しい職場を追われるきっかけにもなる

喧嘩退職は転職で不利になるだけではありません。
その後の仕事でも不利になるでしょう。

相手が悪いとか、自分が悪いとか、関係ありませんよ。

喧嘩をすること。
その勢いで退職することが問題なんです。

なので、喧嘩退職はしないこと。
もし喧嘩退職してしまったら、絶対に繰り返さないことです。

さて、喧嘩退職したとしても、次の仕事を探さないといけませんよね。

できれば次の仕事は、平和に働ける職場にしたい。
そう思いませんか?

転職で失敗しないコツは、好きな仕事を探すことじゃありません。
もちろん給与が高いことでも、休みが多いことでもないんです。

転職で失敗しないことはたった1つだけ。
それは・・・➣転職で失敗しないコツ

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