メモを取っているのに仕事が覚えられない、私は物覚えが悪いんだ……。
と、悲観する必要はありません。
世の中にはいろいろなタイプの人がいます。
- 一度説明を聞いただけで覚えられる人
- メモを取れば覚えられる人
- やってみることで覚えられる人
など様々です。
なので、メモを取っても覚えられないのは、不思議なことではありません。
要は、覚えられないことを前提にして、どう対処するか考えればいいのです。
メモは忘れないために取るもの
まず勘違いしないでほしいことがひとつ。
メモは覚えるためにとるものじゃありません。
メモは忘れないためにとるものです。
私も頻繁にメモを取りますが、メモに書いたことを覚えていません。
どちらかというと、メモした瞬間に書いたことを忘れます。
そしてメモを見て思い出します。
つまりそういうことです。
メモは覚えるためにとるわけじゃなく、忘れてもいいようにとるものなんです。
メモをノートにまとめる
仕事を覚えるには、メモを取っただけでは不十分です。
というのもメモは忘れないためにとるもの。
覚えるためにとるものじゃないからです。
本気で仕事を覚えたいのなら、メモを家に持ち帰って、ノートにまとめてください。
メモを見て仕事を思い出しながら、作業する順番に書き写していきます。
これだけでも、ずいぶんと違ってくるものです。
おすすめは別のメモ帳にまとめる
メモをまとめるときにお勧めしたいのが、別のメモ帳にまとめる方法です。
なぜわざわざ別のメモ帳にまとめるのか。
簡単です。
メモ帳なら仕事でも持ち運びしやすいからです。
メモをA4のノートにまとめたらどうなると思いますか?
仕事中に持ち運ぶには大きすぎますよね。
広げて確認するにしても、大きすぎるノートは邪魔にしかなりません。
その点メモ帳なら。
見たいときにさっと取り出すことができます。
仕事中に見直しても、邪魔になりません。
そんな理由から、メモは別のメモ帳にまとめるのがおすすめです。
コツは作業の順番通りにまとめること
メモをメモ帳にまとめるときのコツは、作業する順番で書いていくこと。
この順番を守らないと、見直したときにわけが分からなくなります。
メモは教わった順番でとりますよね。
なら、その順番通りにメモ帳へまとめるだけです。
作業の順番通りにまとめていく。
たったこれだけのことで、すごく分かりやすくなります。
仕事はメモ帳を見ながら進める
実際の仕事は書き写したメモ帳を見ながら進めます。
このやり方だと、あわてて仕事を覚える必要がなくなるんです。
すごく便利だと思いませんか?
覚えていない仕事でも、メモを見ればやり方がわかる。
しかもメモの通りに進めるだけで、教わった通りに仕事が終わるんです。
画期的なアイディアですよね!
つまり仕事のメモを取って覚える必要はない、ということ。
仕事はメモを見ながら進めれば、十分な結果を出すことができるんです。
まとめ
簡単ですがまとめます。
まず基本です。
- 仕事はメモを取っても覚えられない
- メモは忘れてもいいようにとるもの
この2つは必ず覚えてください。
そして、仕事メモの活用法です。
- 仕事メモは必ず取る
- 仕事メモを家で別のメモ帳にまとめる
- 仕事はまとめたメモ帳を見ながら進める
つまり、教わったことを忘れてもいいように、必ずメモを取ります。
そして教わったことを思い出すために、家で別のメモ帳にまとめます。
さらに仕事はメモをまとめたメモ帳を見ながら進めましょう。
この方法なら、仕事を覚えていなくても、教わった通りに仕事ができます。
そして何度も同じことを繰り返すうちに、仕事を覚えられるでしょう。
つまり、仕事はメモを取って覚えるんじゃない! メモを見ながら実践して覚えるんだ! ってことです。