
精神的につらくて仕事を休みたい。
だけど、なんて連絡すればいいのかわからない。
「精神的につらいのでお休みをください」って、言ってもいいのかな?
と思っても、絶対に「精神的につらくて……」とは言わないこと!
なぜなら、間違いなく余計な詮索をされます。
しかも下手をすれば、「ふざけるな!」と怒られるからです。
精神的につらくても、仕事を休む理由は「体調不良で」がベスト。
それか事前に有給を申請しましょう。
え?
なぜ仕事を休む理由に「精神的に…」がダメで「体調不調」がいいのかって?
じゃ、理由を説明しますね。
「精神的につらい」と聞くと上司が慌てる

理解のある上司なら、「精神的につらい」でも休ませてくれます。
ただ上司が、めちゃくちゃ慌てるでしょう、
うつ病を疑われる
まず疑われるのはうつ病です。
「精神的につらいから休みます」なんて言われたら、たいていの人はうつ病を疑います。
そして、次のような原因を探し始めます。
- 何か追い詰めるようなことをしただろうか
- 人間関係に問題があったのか
- 仕事を任せすぎたか
- まさかハラスメントなんてないよな
うつ病になっていなくても「もしかして…」と思われるでしょう。
なので、「精神的につらいから休みます」はダメなんです。
余計な詮索をされる
さらにきついのが、余計な詮索をされること。
休み明け出勤日に上司から呼び出され、次のことを聞かれます。
- 病院に行ったのか
- うつ病じゃないのか
- 仕事がつらいのか
- 仲の悪い奴がいるのか
- ハラスメントがあったのか
とまぁ、痛くもない腹を探られることになります。
もし不満があれば、ぶちまけるチャンスかもしれません。
ですがぶちまけたところで、要注意人物としてマークされるだけです。
みんなが一歩引く
さらにきついのは、「あいつは精神的に追い込まれている」と、うわさが流れてしまうことです。
そして、みんなが一歩引いて接するようになります。
一歩引くのはみんなの気遣いなんですが……。
やられる側としては結構辛かったりします。
かえって精神的につらくなる
「精神的につらいので休みます」と連絡をすれば、かえって精神的につらくなります。
それはここまでで説明した通り、次のような態度をとられるからです。
- うつ病を疑われる
- 余計な詮索をさせる
- みんなが一歩引く
なので「精神的に…」という理由で休むのはやめましょう。
職場が精神的につらいものになってしまいますから。
理解のない上司は怒り出す

「精神的に……」という理由で連絡をすると、怒り出す上司もいます。
精神的な病気に理解のない上司は、いまだに多いものです。
根性論を振りかざす上司はいまだにいる
とくに根性論を振りかざす、本当に古いタイプの上司は間違いなく怒り出します。
淡々とした口調で休みを受け入れ、出社したら怒涛のお説教を繰り出す上司もいます。
なぜなら「精神的につらい」=「根性が足りない」と思っているからです。
なんだそれ?
と思うかもしれませんが、根性論を振りかざす上司はいまだに多いんですよ。
「できないのはやる気がないだけだ!」とかいう脳筋タイプですね。
こういった上司は「精神的」な理由で休むことを、快く思いません。
なので「精神的に……」を理由にするなら、怒られることを覚悟しましょう。
怒鳴られた上に出勤しないといけなくなる
最悪のパターンは、電話口で怒鳴られた上に、出勤しないといけなくなること。
そして出勤したら、追い打ちをかけるように怒られることです。
これ、冗談じゃなくて本当にありますから。
根性で何とかしろタイプの上司は、
「精神的に…」というなんてたるんでいる。
俺があいつに気合を入れてやらんといかん!
そう本気で思っています。
休みたいのに休めず、しかも怒られ。
泣く泣く出勤したらさらに追い打ちをかけられる。
本当に最悪のパターンがありますから、「精神的に……」は理由にしないでおきましょう。
突然休むなら「体調不良」がベスト

仕事を休む理由に「精神的に…」はNGです。
嘘でもいいから「体調不良」を理由にしましょう。
理由はここまでに説明した通り。
ざっくりまとめると、次のようなことがあるからです。
- 理解のある上司でも慌てる
- うつ病を疑われる
- 腫物を触るように扱われる
- 理解のない上司は怒り出す
- 休めずに無理やり出勤させられる
「精神的に……」を理由にすると、どう転んでも自分がつらくなります。
なので突然休むのなら「体調不良」がベストです。
休んだら医者に行く
仕事を休んだら必ず医者に行ってください。
精神的につらいのなら、なおさらです。
といっても、病院へかかるのをためらってしまうもの。
精神科と聞くと、何となく抵抗感がありますよね。
最近はそういった部分にも配慮してくれる病院が増えています。
なので、まずは電話で相談してみてください。
もし、精神科か心療内科か…。
どこにかかればいいのかわからなければ、「どこを受診すればいいかわからない」と伝えればOKです。
病院は病気になったら行く場所。
ですが、病気じゃないことを確認に行く場所でもあります。
精神的につらいなら、病気じゃないことを確認するためにも、病院へ行ってください。
まとめ
精神的につらくて休みたい。
そう思っても、病名がわかるまでは「体調不良」で休みましょう。
出ないと、上司に余計な心配をかけることになります。
下手をすれば、必要のない詮索を受けることもあるんです。
また、上司によっては「たるんでいる!」と、怒り出すこともあります。
まさに百害あって一利なしです。
余計な問題を起こさないためにも、まずは体調不良で休みをもらいましょう
診断書があるなら話は別
医師の診断書があるなら話は別です。
療養が必要なら、上司とよく相談してください。
必要なら休職も考えましょう。
もちろん、医師の指示があるなら、ですよ。