- 仕事が終わらない、もう泣きそう…。
というのを30代で経験しました。
ちょっとした勘違いで、無理な納期の仕事を「できる」と言ってしまったんですよね。
その結果上司から…
できるって言ったんだから絶対にやれ!
…と、言われてしまったわけで。
これだけならまだ、気合と根性で乗り切れた。
でも、さらに追い打ちをかけるように…
- そういえば〇〇会社のひともお前が引き受けたって言っていたな
- あの仕事もお前ができるって言ったんじゃないか
…と、全然関係のない仕事の責任まで押し付け始めたのです。
これにはイラつきと悔しさが募り、上司が帰った後の会社で悔し泣きしてしまったわけで…。
そんな経験から、仕事が終わらない…泣きそう…という時の対処法を紹介します。
ちなみに私は泣きましたが、仕事はきっちり終わらせましたよ。
泣き出す前に解決する方法
まずは泣き出す前に解決する方法を紹介します。
- たまっている仕事をリストにする
- 仕事に優先順位をつける
- 定時退社を基準に仕事を進める
- お願いして手伝ってもらう
- できない仕事は絶対に断る
とくにできない仕事を断るのがポイント。
抱えている仕事が落ち着くまで、新しい仕事は断りましょう!
ということで、ひとつずつ説明します。
たまっている仕事をリストに書き出す
まずはたまっている仕事をリストに書き出しましょう。
頭の中だけで考えていると、どうしてもモヤモヤしてきます。
そのモヤモヤがストレスとなり、涙を誘っているのです。
だからすべての仕事を紙に書き出してください。
書き出すことで気持ちがすっきりします。
またどのくらいの仕事を抱えているのかを、改めて理解することができますよ。
仕事に優先順位をつける
書き出した仕事に優先順位を付けます。
優先順位は…
- 期日が近くて時間のかかる仕事
- 期日が近くてすぐ終わる仕事
- 期日が遠くて時間のかかる仕事
- 期日が遠くてすぐ終わる仕事
…の順番で付けます。
定時退社を基準に仕事を進める
優先順位を付けたら、定時退社を基準にして進めていきます。
定時退社を基準にするのは、キャパを超えている仕事を把握するためです。
これを残業ありきで考えてしまうと、「全部自分でやらなきゃ!」って思いますよね。
そうでなくても泣きそうだったのに、全部自分でやろうとしたら同じことになってしまいます。
だから定時退社を基準にして、手が回らない仕事を浮き彫りにするんです。
優先順位を付けたら、定時退社を基準にして進めてください。
お願いして手伝ってもらう
定時内で終わらない仕事は、上司や同僚にお願いして手伝ってもらいましょう。
順番は、
- 上司に相談
- 同僚に相談
です。
上司に相談するときは、次の2つを用意してからにしてください
- できない理由
- 解決する方法
例えば…
「今5個の仕事を同時に進めていて手が足りません。申し訳ございませんがAとBの案件を誰かに手伝っていただきたいのですが」
…とかです。
理由がきちんとしていれば、何かしらの対処をしてくれます。
それでもダメな時な、同僚に「少し手伝ってくれないから」と相談しましょう。
それでもだめなら……そんな会社は辞めたほうがいいですね。
できない仕事は絶対に断る
仕事が終わらなくて泣きそうなときは、新しい仕事を断りましょう。
最低でも抱えている仕事がひと段落するまでは、すべての仕事を断るべきです。
もし新しい仕事を引き受けてしまうと、さらに終わらなくなります。
それこそ大泣きしてもどうにもならないかも…。
ドツボにはまるのが嫌なら、新しい仕事は絶対に断ること。
そもそもできませんから、断ったほうが相手のためでもあるんですよ。
落ち着いたらキャパを超えないように働く
抱えていた仕事がひと段落したら、二度とキャパを超えないようにしてください。
そのためにも、ここまでに紹介した方法が役に立ちます。
つまり……
- 仕事に優先順位をつける
- 定時で終わる量しか引き受けない
……ことが大切なんです。
残業が必要な量の仕事を引き受けると、限界がぼやけてしまいます。
限界がぼやけると……また泣くほど終わらない仕事を抱え込むかもしれません。
なので、キャパを超えないように賢く働いてください。
泣くほど仕事が終わらない理由は2つ
では、泣くほど仕事が終わらなくなった原因を考えていきます。
おそらく原因は次の2つ。
- 会社が無理な仕事を押し付けてくる
- あなたの要領が悪くて仕事が増える
ひとつずつ説明しますね。
会社が無理な仕事を押し付ける
仕事が終わらない原因で最悪なのが、会社が無理な仕事を押し付けるケースです。
例えば……
- キャパを超えているのに無理やり仕事を押し付ける
- 相談しても対応してもらえない
- 残業して働くのが当たり前だと思っている
……などですね。
会社の雰囲気が「とにかく働け」「無理してでも働け」だと、メチャクチャな量の仕事をやらされます。
それこそ無理をして倒れる人が出るほどに…。
泣くほど仕事お終わらない原因が会社にあると、本当につらいんですよ。
いやならやめてもいい
泣くほど仕事が終わらない会社は嫌だ! と思うなら、やめてもいいんです。
いや、私としてはやめることをお勧めします。
なぜならメチャクチャな仕事量で従業員を苦しめる会社が、変わることはまずないからです。
つまり、長く務めるほど精神的にも、肉体的にも追い詰められていきます。
なので、会社が嫌ならやめてもいいんです。
あなたの要領が悪くて仕事が増える
あなたの要領が悪くて仕事が増えるケースもあります。
わたしのように余計なことを言ってしまい、仕事が終わらなくなるケースもあります。
泣くほど仕事が終わらない原因が自分にあると、何となく情けない気持ちになりますよね。
ただ自分が原因だからこそ、改善することもできるんです。
自分次第でどうにかなる
このケースで幸いなのは、努力次第でどうにかなることです。
例えば仕事の効率化を図ったり、作業内容を改善したりすることもできますよね。
改善すればその分仕事量が減ります。
そうすれば、泣くほど仕事が終わらない、とはならないはずです。
仕事が終わらない原因が自分にある場合は、自分次第でどうにかなるものです。
向いていない仕事で頑張っているかも
要領が悪くて仕事が終わらないのは、向いていない仕事をしていることが原因かもしれません。
人には向き不向きがありますよね。
そして向いていないことは、どんなに努力してもなかなか身にならないものです。
これが仕事だとしたら。
どんなに努力しても仕事がうまくできず、それこそ泣くほど終わらない状況になってしまいます。
つまり泣くほど仕事が終わらないのは、向いていない仕事で頑張っているからかもしれないのです。
思い当たる節があるなら、まずは適職を診断してみましょう。
診断といっても、どこかに出かける必要はありません。
いまは在宅でハイレベルな診断を受けることができます。
おすすめ記事本当に向いている仕事の見つけ方
まとめ
今回は以上です。
仕事が終わらなくて泣きそうなときは、ひとまず現状を把握しましょう。
そのためには、抱えている仕事を紙に書きだすことが大切です。
紙に書きだすことで頭がすっきりします。
客観視することで、何からやればいいのか判断しやすくなります。
つまり、紙に書きだすだけで解決の道筋が見るんです。
なのでまずは抱え込んでいる仕事を紙に書きだしましょう。
あとはこの記事で紹介したように…
- 仕事に優先順位をつける
- 定時退社を基準に仕事を進める
- お願いして手伝ってもらう
- できない仕事は絶対に断る
…の順番で進めてください。
目の前の仕事が片づけば、とりあえず泣かなくて済みますから。