悪口ばかり言う上司は最悪!でも対処は難しい現実

  • 悪口ばかり言う上司に腹が立つ
  • 上司に影口を叩かれてつらい
  • 言い返したいけど仕事がなくなりそうで怖い

そんな風に悩んでいませんか。

実はぼくの妻が、上司に影で悪口を言われ悩んでいます。
時には涙を流しながら訴えてくるほど、追い詰められているのです。

そんな妻を見ていると、部下の悪口を言う上司は本当に最悪だなと思うわけです。

とはいえぼくが妻に言えるアドバイスはたったひとつ。

「つらいなら辞めていいよ」

これだけです。

この記事は、妻と同じように悩んでいる方の気持ちが少しでも楽になればと思い、書いています。

もし妻と同じように悩んでいるのなら、ぜひ最後まで記事を読んでください。
あなたの悩みが解決するきっかけになれば、本当にうれしく思います。

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上司に悪口を言われると働きづらくなる

上司に悪口を言われたときの、最大の弊害が「働きづらくなる」です。

なぜなら上司は職場での権力者。
下手をすると人事権を握った、部下が逆らえない立場にいる人だからです。

聞きたくないのに聞こえてくる悪口

不思議なことに悪口は、必ずと言っていいほど本人の耳に入ります。
というのも悪口は、人から人へと伝わっていくからです。

つまり、本人は聞きたくないのに悪口が聞こえてしまう。

「え? そんな風に思っていたの」という驚きとともに、陰で言った悪口が聞こえてしまうものです。

聞きたくもない悪口を聞く。

その場では笑ってごまかしても、ものすごくつらいことですよね。

言い返したくても言えない現実

悪口を本人に直接言う人はいません。
ほとんどの悪口が、本人のいない場所、つまり陰で言われます。

なので、悪口が本人の耳に入ったとしても、言い返すことができません。

「私の悪口を言わないでください!」

そう上司に言ったとしても、「言っていない」と言われればそれまでです。

だから言い返すことができない。

悔しいですよね。
陰でさんざん悪口を言われているのに、言い返せないなんて。

ただ仕事に行くのが辛くなる

上司に影で悪口を言われると、仕事に行くことがどんどんつらくなっていきます。

相手が上司…職場の権力者ですから、何をやってもまた悪口を言われるんじゃないか、という恐怖が付きまとうのです。

だからつらい。

しかも上司が悪口を言う相手は、たいてい本人の同僚。

「あの人も上司と私の悪口を言っているの?」
「もしかしてこの人も言っている?」

そんな不安が頭の中を駆け巡り、疑心暗鬼にとらわれていきます。

上司という権力者から名指しで悪口を言われる。

これがどれほどつらいことか…。

悪口を言う上司の心理

さて、少し視点を変えて、なぜ上司が部下の悪口を言うのか、その心理を考えてみます。

上司の心理がわかれば、対処法を考えるきっかけになるかもしれませんから。

直接言えない小心者

まずいえることは、部下を直接注意できない小心者だということ。

「○○さんが指示に従わない。でも直接注意するのはちょっと怖い。」

というパターンです。

なので、問題が起きたときは「気にしなくていいですよ」と、いい顔をします。
ですが後で「○○さんにはほとほと困っていて…」と影口を言うのです。

とくに年下上司にありがちなパターン。

相手が年上だといいにくい、というのが理由らしいのですが…。
ただ気が小さいだけの小心者です。

苦労をわかってほしい小物

次にありがちなのが「私の苦労を分かってほしい」というパターン。

とはいえ「仕事がつらい、大変だ」というのは格好悪いと思っているので、手ごろな標的を見つけては悪口を言いふらします。

「あいつがこうだから私が苦労するんだ」という言い方をすることで、共感を得ようとしているんですよね。

対象にされた部下にとっては非常に迷惑な話。

結局、苦労をわかってほしいと願う小物だということです。

純粋に仕事ができない残念な人

中には純粋に仕事ができず、悪口ですべてをごまかそうとする上司もいます。
特に実力がないまま上司になった人にありがちなパターン。

自分の段取りが悪くても、「○○が指示通りに動かない」「指示したのに時間内に終わらせなかった」と、部下を批判します。

しかも陰でいうから質が悪い。

こういう自分のスキルの低さを部下の責任にする残念な上司が結構いるんですよね。

話題が悪口しかないコミュ障

部下との話題が悪口しかない、という上司もいます。
純粋に話をしたいだけなのですが、ネタが部下の悪口しかない…というある意味コミュケーションが苦手な上司です。

この手のタイプは過去に悪口で盛り上がった経験があるんでしょう。
同僚との話題も仕事の愚痴や上司の悪口しかなかったタイプの人です。

ある意味ではかわいそうな人なのですが…。

話題が部下の悪口しかない、というのは大問題ですよね。

悪口を言う上司の対処法

では、悪口を言う上司にどうやって対処すればいいのか。

ぶっちゃけると対処法はほぼありません。
周りの同僚を味方につけて、上司の悪口を完全に無視するくらいでしょうか。

相手にしない

まず対処法として考えられるのが、相手にしないことです。
相手にしなければ上司も悪口を言わなくなります。

ですが…。

悪口の対象となった人が相手にしなくても、ほかの人が相手をするなら意味がありません。

なにしろ本人に直接悪口を言う人はいませんから。

なのでこの方法で対処するのなら、周りの同僚全員を味方につける必要があります。

みんなで上司の悪口を無視すれば、自然となくなるはずです。

さらに上の上司に相談

現実的な対処法としては、上司の上司に相談することです。
そして上司を注意してもらえば、悪口も減ることでしょう。

ただ問題は、報復が怖いことでしょうか。

特に悪口の対象になっている人が、社員ではなくパートアルバイトだと、報復が怖くて相談しづらいものです。

仕事を干されるかもしれませんし、下手をすればシフトを減らされるかもしれません。

とはいえ上司の上司に相談するのは現実的な対処法です。

常識のある方なら周りにきちんと配慮したうえで、上司を指導してくれるでしょう。

会社の窓口に相談

さらに現実的な対処法は、専門の窓口へ相談することです。
というのも悪口や影口は、パワハラに該当する可能性があるからです。

なので会社に設置されている専門の窓口、もしくは人事や総務に相談するのは、現実的な対処法です

仕事に支障が出ているのであれば、会社として対処してもらえるでしょう。

上司の上司への相談が難しい。
相談しても対処してもらえそうにない。

という場合は、会社の窓口へ相談してみてください。

正直対処が難しい現実

さて、正直な話悪口を言う上司への対処は難しいものがあります。
なぜなら上司は職場での権力者だから。

部下が上司に逆らうのは、今でもハードルが高いものです。

社員ならまだしもパートアルバイトという立場であれば、なおさら言えなくなります。

それに相談して指導されたとしても、上司が異動しないのであれば何も変わりません。
それどころか、後が怖くて不安を感じるものです。

対処する方法はあります。
ありますが…。

現実を見ると、実際に対処するのは難しいかもしれません。

耐えられないなら転職していい

正直な話、悪口を言う上司への対処は難しいものがあります。
なので、私は妻に「辛ければやめていい」としか言えませんでした。

出勤すると悪口が聞こえてくる。
普通に仕事しているのに、なんで悪口を言われないといけないのだろう。

そんな不安を抱えながら働くのは本当につらいからです。

上司の悪口がひどく仕事に行くのがつらい。
何とかしたいけど、相談する場所も相手もいないのであれば、仕事を辞めてもいいと思います。

とはいえ生活もあるでしょうから、感情に任せて辞めるのはダメです。

ハローワークや転職エージェント、転職サイトなどを利用して、仕事があるかどうかのチェックくらいはしておきましょう。

最後に

部下の悪口を陰でいう上司は最悪です。
自分の置かれている立場というものを、職場での影響力というものを考えてください。

悪口を言われた部下は、ほぼ確実に追い詰められていきます。
とくに頻繁に特定の部下の悪口を言うと、その部下は仕事に来られなくなるほど追い詰められるでしょう。

そのくらい上司の言葉には影響力があります。

だから!

部下の悪口を陰でいう上司は最悪なのです。

もし上司に悪口を言われて仕事に行くのがつらいのなら、転職も考えてください。

そんな上司の下で我慢して働く必要はありません。

とはいえ感情に任せて辞めるのはだめですよ。

最低限次の仕事があるかどうか程度のチェックはしておきましょう。

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