コミュニケーションを邪魔する言葉、「でも」「だって」「どうせ」「ですが」。
会話中に使われるととても嫌な印象を持たれる、4Dと呼ばれるネガティブワードです。
なぜネガティブワードと言われるのか。それは否定する言葉だから。
ネガティブワードから続く言葉を聞いていると、こっちの気分が滅入ってきます。
この言葉の後には、まず間違いなく否定的な言葉や相手を責める言葉が続きます。
「でも、あなたが言ったことでしょ」とか「だって、知らなかったんだからしょうがないじゃん」とか。
そんな最悪の印象を与えるネガティブワード。
この4つの言葉は「負け犬の口癖」「成功しない人の口癖」とも言われています。
相手の話を否定すると嫌われる
相手の話を否定してどうするんでしょうか?嫌われたいと思っているなら「でも」「だって」「どうせ」「だから」を連呼すればあっという間に嫌われますのでお試しあれ。
会話のすべて打ち消すことができますから、「でも」「だって」「どうせ」「ですが」を何度も言う人とは、誰も会話を続けたいとは思わないでしょう。
それどころか喧嘩になることもありますので覚悟してください。
もし相手が間違ったことを言っていたとしても、4つのネガティブワードは使ってはいけません。
面と向かって否定されればだれだって気分を害しますよね。
あなたの心にも悪影響
この4つのネガティブワードを使い続けていると、あなたの心にも悪影響があります。
「でも~ですよね」こんな表現で他人を否定し、言い負かしていると、なんとなく自分が賢くなったような気がしてくるものです。
「だって○○でしょ。そんなことも知らないの?」
「でもさ○○だから。□□なんだよ。」
私はあなたよりも賢い、いろいろ知っている、そんなことも知らないの?そんな心が透けて見えます。
言葉で相手の上を行くと少し気分が良くなりますよね。
そこから自分は賢い、頭がいいと勘違いが始まります。
繰り返しているうちに、人と話し合うことができない人になってしまうことも。
言い回しを変えましょう
もし4つのネガティブワードが口癖になっていて、その口癖を直したいと思うのなら、言い方を変えることを考えて話しましょう。
基本は人の話を否定しないことです。たとえ間違っていることでも一度受け入れる癖をつけてください。
否定するときは一度受け入れた上で「なるほど、そういう考えもありますね。私はこう思いますがどうでしょう」と言うと相手の受け取り方が全然違ってきます。
まとめ
「でも」「だって」「どうせ」「ですが」は悪い印象しか持たれません。4Dとかネガティブワードと言われますが、結局は「人の言葉を否定しないこと」がすべてです。
「でも」「だって」「どうせ」「ですが」「いや」「しかし」「むり」などなど、否定する言葉は使わないようにしたいですね。