
仕事がわからないことだらけだと、つらいですよね。
何をやっていいのか。
誰に聞けばいいのかさえ分からない。
ひょっとして、この会社に私は必要ないんじゃないか。
そう思うことさえあります。
私は転職と同時に前任者が辞めてしまい、仕事のことが一切わからないまま働き始めたことがあります。
それはもう…。
涙なしでは語れないほど、つらい日々を過ごしました。
その経験から言えることは、新人は仕事がわからなくて当たり前だということ。
そして、誰も教えてくれない職場は実際にある、ということですね。
ということでこの記事では、仕事がわからないことだらけでつらい! に対する私なりの考え方を紹介します。
もし悩んでいるのなら、最後まで読めば解決の糸口が見つかりますよ。
新人はわからなくて当たり前
新人は、右も左もわからなくて当たり前です。
中途入社だとしても、新しい会社のことはわからないものです。
何が何だかわからない
そして陥るのが、何が何だかわからない状態。
これ、教えてくれる人がいないと、かなりの確率でこうなります。
やることはわかっているんですよ。
ただ、どうすればいいのかがわからない。
新人が勝手に仕事を進めることはできませんよね?
最低限、自分の役割を説明してもらうか、やるべきことを把握する必要がある。
それすら説明がなければ、わけがわからなくなって当たり前なんです。
何からやればいいのかわからない
そして始まる、何からやればいいのかわからない状態。
説明もない。
教えてくれる人もいない。
どうしていいのかわからない。
という状態になる中途採用って多いんですよ。
中途採用だから言わなくてもできる。
そう思い込んでいる会社が結構あるんですよね。
でもね。
実際のところ、何の説明もなく仕事ができる人って、いませんから。
誰に聞けばいいのかわからない
一番困るのは、誰に聞けばいいのかわからないとき。
入社してほっとかれるのはいいとして、最低限聞く相手は教えてほしい。
聞く相手がいないと、マジでどうしていいのかわからなくなりますから。
なのに教えてくれない会社の多いこと多いこと。
こうなると、仕事のことが何もわからなくなる。
それこそ、何もわからなくてつらい! って話になるんです。
とりあえず上司に聞く
仕事がわからないことだらけでつらい。
そうなったら、とりあえず上司に聞くしかありません。
知っていれば教えてくれる
上司ですから、その仕事について知っていれば教えてくれます。
とはいえ、実は理解していないことがほとんど。
なので聞いても何も教えてくれません。
「うん、がんばれ!」
というスタンスで見ている上司も結構な確率でいます。
知っていればいいんですけど。
知らないから、結局教えてもらえないんです。
ミスの予防線を張れる
とはいえ上司に相談するのはすごく大切。
なぜなら相談することで、ミスに対する予防線が張れるから。
あなたが勝手にやったのか。
上司に相談してからやったのか。
同じミスでも、大きな違いがありますよね。
上司に相談してやったのなら、それは上司の指示ともいえる。
つまり責任は上司にある!
という構図を作ることができるんです。
困ったら上司に相談。
これ、身を守るためにもすごく大切ですよ。
失敗前提でやってみる
仕事がわからないことだらけでつらい。
という状態での最後の手段は、開き直ってやってみること。
「もう失敗してもいいや!」
くらいの気持ちで、とりあえず行動しましょう。
ちなみに私は、前任者もいない、わかっている人もいない、という状況から一人で何とかしてきました。
失敗前提でやりまくったのです。
やればわかることは多い
とりあえずやってみると、いろいろなことが分かります。
これはこうすればいい。
あれはそうするべきなのか。
ということを、身をもって体験できるんです。
ただし!
めちゃくちゃ失敗しますし、あちらこちらから怒られます。
やってみると色々なことが分かるんですけどね。
かなり大きな痛みを伴うんですよ。
痛みがあると覚えも早い
まぁ、失敗があるから覚えが早いというもあります。
怒られたくありませんしね。
聞く相手もいないし、わかっている人もいない。
こんな状況で働き始めたので、毎日がチャレンジの連続。
それこそ、多大な迷惑をかけまくって仕事を覚えました。
何度怒られたかわかりません。
でも、痛みがあると覚えも早いんですよ。
怒られたくありませんからね。
まるで無垢な子供のように、あっという間に仕事を理解しました。
やるしかないことも多い
私は4回? か5回転職しています。
その中で学んだことは、とにかくやるしかない! という会社が多いことですね。
新入社員のように、OJTをしてもらえることはありません。
教育担当がつくこともありません。
中途採用は基本、ほったらかしです。
「言わなくてもできるでしょ」
これが、中途採用の評価です。
ぶっちゃけ、いわれないとできませんけどね。
教育してもらわないと、わかりませんけどね。
でも、世間はそう見てくれないんです。
なので、とにかくやるしかない。
失敗して怒られて、これを繰り返して体で覚える。
やるしかない! ってのが、中途採用なんです。
必要以上に責められるなら転職する
とりあえずやってみる。
で、失敗すると怒られますよね。
ただ、中には必要以上に責めてくる会社があります。
まるで、やってみた人がすべて悪いかのように言われることもあるんです。
はずれを引いたとあきらめる
責められる度合いが強いと、正直耐えられません。
何をやっていいのかわからない。
教えてくれる人もいない。
なのに、やってみて失敗すると必要以上に怒られる。
こんな状況に耐えられる人が、いったいどれほどいるのか。
こうなったらもう、外れを引いたと思ってあきらめましょう。
で、転職しましょう。
働きながら次の仕事を探す
外れを引いたら転職する。
とはいえ、短期間で転職すると世間体が悪くなります。
なので転職活動は、働きながらやるのが常識。
というかですね、いきなり仕事を辞めると、自分の首を絞めるだけなんです。
失業給付金がもらえない。
短期間で辞めたという嫌なレッテルを貼られる。
結果として、次の仕事が見つかりにくくなります。
なので、必ず働きながら次の仕事を探しましょう。
プロに相談する
働きながら転職活動をするときは、必ずプロに相談すること。
なぜなら、面接の段取りという面倒なことを、代わりにやってくれるからです。
在職中の転職活動で、最も困るのが面接の段取りです。
都合を合わせづらいんですよね。
こっちも働いているし、相手の都合もありますし…。
この面倒な面接の段取りを、代わりにやってもらえるってめちゃくちゃ便利ですよね?
なので、必ずプロに相談してください。
最後に
仕事が分からないことだらけでつらい!
というのは、新人の頃に多い悩み。
中途採用でも、同じように悩むものです。
こういった時の対処法は、開き直ること。
そして、ガンガン行動することです。
分からないからと、教えてもらうのを待ってはダメ!
待っていると「あいつは仕事をしない」とみなされて、風当たりがめちゃくちゃきつくなります。
なので、ダメでもいいから行動してください。
失敗してもいいから、とりあえずやってみましょう。
その結果、職場から浮いたら転職すればいいだけ。
とはいえ上司にと相談しながら進めれば、浮くことはめったにありません。
勇気を出して行動した分、職場になじんでいくはずです。