転職経験者が大暴露! 中小企業で働くメリット・デメリットとは

中小企業って人が少なくて大変じゃないの?
ブラック企業が多いって聞くけどどうなの?

こんな疑問に答えます。

初めまして。
私は今までに5回転職を経験。

・工事用資材のレンタル
・自動車部品の試作
・小型ホームセンター

など、いろいろな中小企業で働いてきました。

ぶっちゃけ中小企業って、なじめる人には天国だけど、なじめない人には地獄。
というイメージです。

待遇も大企業と比べれば、当然悪くなります。

法律に疎いとか、言ってることがめちゃくちゃとか…。
怒声に罵声が飛び交うとか…。

そんなブラックな部分も結構ありますね。

ということで、この記事では中小企業で働くメリット・デメリットを大暴露!

全部書くと本1冊分になってしまうので、重要な部分だけ掻い摘んで紹介します。
「中小企業について知りたい」という方は、ぜひ最後まで読んでください。

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中小企業で働くメリット

まずは、中小企業で働くメリットから。
ざっくり言うと、次の7つがメリットです。

  • 個人の裁量が大きい
  • 意思決定が速い
  • 人間関係が近い
  • 仕事の流れが分かりやすい
  • 転勤がない
  • 出世しやすい
  • 仕事の幅が広い

ひとつずつ説明しますね。

個人の裁量が大きい

中小企業で働く最大のメリットは、個人の裁量が大きいこと。
「やってみたい!」
と思ったことが、意外と簡単にできちゃったりします。

営業をやっていたころ、部長の指示で展示会を仕切ったことがあります。
しかも、すべての決定権を私が握っていました。

予算は1回の展示会で1000万円

展示スペースから装飾にサンプルの種類。
ノベルティの製作から人員の手配・配置まで。

もう好き勝手にやらせてもらったんです。

ちなみに当時は営業主任。
上に係長や課長がといることを考えれば、かなり大きな裁量を握っていたことになります。

ほかにも、入社3か月で在庫管理システムを作って社内展開したり。
発注・決済システムを、外注に手配してゼロから作ったり。

なんてこともやっていました。

やる気があればそれに見合った裁量が与えられる。

中小企業ってそういう雰囲気があるみたいですね。

意思決定が速い

意思決定の速さも中小企業の魅力です。
数百万の予算が1日で許可されることもあります。

大企業だと書類を回して決済を取りますよね?

課長だ部長だ総務だ経営管理だと…。
だから時間がかかる。

でも中小企業なら、書類をもって決裁をもらいに行けばいい。
説明と決済を直接会って行えるから、ものすごい速さで決まるんです。

そもそも会社が狭いから…ね。

会いたければ社長ともすぐ会える。
だから意思決定が速いんです。

人間関係が近い

人間関係の近さも中小企業の魅力です。
社内に知らない人はいない、ってくらい身近にいます。

これだけ近いと相談やお願いもやりやすい。

普段からコミュニケーションをとっていれば、ちょっとした無茶も簡単に聞いてもらえます。

アットホームな会社?
というイメージでしょうか。

人間関係の近さも、中小企業の魅力ですね。

仕事の流れが分かりやすい

仕事の流れがわかりやすいのも、中小企業のメリットです。
つまり、自分の仕事が何の役に立っているのかわかりやすいんです。

大企業だと、この仕事が次どうなるのかがわかりにくい。
なので、先を見据えて働くことが難しかったりします。

ですが中小企業なら、次どうなるかがすぐにわかる。
というか、問題があれば次の工程から直接注意されます。

つまり、先を見据えて働く環境が出来上がっているんです。

さらに仕事の流れを理解すれば、ビジネスセンスを磨くこともできます。

プロになれるってことです。

仕事の流れがわかりやすい。
これ、大きなメリットですよね。

転勤がない

転勤がないのも中小企業のメリットです。
というのも、中小企業はたいてい地元に根付いているから。

住み慣れた街を離れたくない。
同じ土地、同じ町で子育てをしたい。

そう考えている方には、最適な環境だといえるでしょう。

転勤がない。

これ、転勤したくない人にとっては、大きなメリットです。

出世しやすい

出世しやすいのも中小企業のメリット。
結果を出せばちゃんと評価されて、ちゃんと出世していきます。

ただまぁ、部下がいない一人部署ってこともありますが…。

それでも出世すれば給与が増えます。
できることも増えますし、経営にも近づくことができます。

やればやるほど会社に貢献できる。
そして出世していくことができる。

これ、やる気のある人にはうれしい環境ですよね。

仕事の幅が広い

仕事の幅が広いのも、中小企業のメリット。
つまり、いろいろな仕事を経験することができます。

ちなみに私は、営業をやりながら生産管理を兼務したことがあります。
購買をやりながら工程管理をやったことも。

あるいは製造と経理以外すべてを受け持ったこともありますね。

そのくらい垣根がないというか、自分でやるしかないというか。
とにかくまぁ、仕事の幅がめちゃくちゃ広いんです。

縦割りで働いていた方は、あまりにも仕事の幅が広くて驚くそうです。

本当にいろいろなことが経験できる。
これ、大きなメリットだと思いませんか?

中小企業で働くデメリット

さて、次は中小企業で働くデメリットです。
規模が小さいから、部署の垣根が低いからこそのデメリットがあります。

大きく分けると次の7つ。

  • 責任の所在があいまい
  • ルールがあいまい
  • 仕組みができていない
  • 人間関係が近すぎる
  • 経営が不安定になりがち
  • 1人辞めるとてんてこ舞い
  • ワンマンだと何もできない

ひとつずつ説明しますね。

責任の所在があいまい

まず困るのは、責任の所在が曖昧になること。

何が原因でそうなったのか。
誰が対処するのか。

これがぽわーんとしているんですよ。
なので、ほとんどのケースで営業が全責任を負います。

現場に行って現物を見て、現状を把握して対策を練る。
そして対策を社内に展開して、報告書を書いて、取引先に通知して…。

というのを営業が一人でやります。
いえ、やっていました。

責任の所在が曖昧。

これ、結構きついんですよね。

ルールがあいまい

次に困るのが、ルールが曖昧になりがちなこと。
一度決めたルールも、いつの間にか消えていたりします。

例えば、フォークリフトに乗るときはヘルメットをかぶりましょう。
という当たり前のことを決めたとします。

最初の数か月はみんな守るのですが…。
しばらくすると、その部署の長とか、言い出した人が破ります。

そしてなかったことになり…。
というのが日常茶飯事です。

ある意味、その部署を持っている個人の会社? みたいなところがあるんですよね。
なので、ルールが曖昧になりがち。

慣れないと大きなストレスを感じます。

仕組みができていない

仕組みができていないのも、中小企業のデメリットです。
特に申請とか在庫管理とかの仕組みがない、ということも良くあります。

例えば在庫管理。
鋼材の在庫を長さで管理するのか、重量で管理するのかが決まっていないとか。
毎回管理方法が変わるとか、しょっちゅうあります。

仕掛品の計算も、工賃まで含めるのか、材料だけなのかがふわっとしていたり。
廃棄するといったものをまた在庫に加えたり。

それ駄目だろ!

ということを平気でやっていることも。

法律やルールをきちんと知っている人が、こういう中小企業に入社するとかなり苦労します。
なじめない、と言ってもいいかもしれません。

人間関係が近すぎる

人間関係が近いのは、メリットでもあるし、デメリットでもあります。
近すぎるんですよね。

従業員の家族の名前、生年月日まで把握していることもありますよ。
家族ぐるみで出かけるとか、会社の行事に家族で参加するとかね。

仕事で毎日顔を合わせ、休みの日は家族で顔を合わせる。

これ、できる人とできない人がいるでしょう?

ついでに言うと、この環境に馴染めなければ、仕事がうまく回らないんです。

ある意味すごくつらい人間関係。
近すぎるっていうのも、問題ですよね。

経営が不安定になりがち

何か問題が起こるとすぐ資金がショートする。
とにかく経営が不安定になりがちです。

ぶっちゃけ何度も、仕入れ先に「支払いを待ってください」と連絡したことがあります。
債務超過に陥ったこともありました。

原価管理も中途半端。
資金繰りもうまくいかない。
売り上げの回収が遅い。

などなど、とにかく問題が多い。

すべての中小企業がこんな状態、というわけじゃありません。
しっかりしているところは、しっかりしています。

ただ中小企業の経営が、不安定になりがちなのは確かなこと。

これ、ものすごいデメリットですよね。

1人辞めるとてんてこ舞い

だれか1人が辞めると、めちゃくちゃ忙しくなります。
要は手が回らなくなるんです。

しかも中小企業は、できる人に仕事が集中しがち。
そのうえ1人部署とかも多く、大切なことを知っている人が少ない。

だから辞めるととんでもないことになるんです。

その仕事はどうやって処理するのか。
どこの誰に連絡すればいいのか。
必要な書類はどこにあるのか。

辞めた人しかわからない…なんてことが当たり前のようにあります。

ぶっちゃけ中途入社したら一人部署だった、なんてことも。

たった1人。
たった1人辞めただけで仕事が回らなくなる。

それが中小企業です。

ワンマンだと何もできない

社長やその部署の長がワンマンだと、何もできません。

裁量が広いのが中小企業のいいところ。
なのですが、それがデメリットに働いてしまうんです。

要は長がすべての決定権を握ってしまい、部下はコマのように動くしかない。
という状況になります。

これ何度か経験しましたが、本当に最悪ですね。
少し気を聞かせて仕事を進めると、「勝手なことをするな!」と怒鳴られます。

基本ルール通りに仕事をしても、「俺は指示していない!」と怒られる始末です。

もはや手に負えない。

もしワンマンに当たったら、早めに辞めることをお勧めしますね。

中小企業に向いている人

では、中小企業に向いている人の特徴を紹介します。
ざっくりと次の4つ。

  • 芯の強い人
  • 大きな裁量を持ちたい人
  • 幅広く仕事を経験したい人
  • 専門的なスキルを身に着けたい人

ひとつずつ説明しますね。

芯の強い人

まず大切なのは、芯が強いこと。

何しろ中小企業の人間関係は結構大変。
仕事も教わるというより、慣れろ、勝手にやれが基本。

芯が弱いとあっという間に負けてしまい、辞めたくなってしまうのです。

だから芯の強さはすごく大切です。

大きな裁量を持ちたい人

大きな裁量をもって仕事をしたい人は、中小企業に向いています。
何しろ「やりたい!」と思ったことを、実際にできるのが中小企業の良いところだからです。

もちろん、何でもかんでもできるわけではありません。
きちんと提案して、許可をもらう必要はあります。

ですが、大企業に比べれば、裁量を与えてもらえる可能性が高い!

だから、大きな裁量を持って働きたい人は、中小企業に向いています。

幅広く仕事を経験したい人

幅広く仕事を経験したい人も、中小企業向きです。
というのも中小企業では、ほぼすべてのことを自分でやらないといけないから。

例えば営業。
仕事の受注から商品の手配、入荷の確認から検査、そして出荷と売り上げの回収まで。
ほぼすべての工程を経験することができます。

もっと言えばクレーム処理に原因の追究。
対策の社内展開や客先への説明なども経験できますね。

もはや製造と経理以外何でもできる。
というくらい幅広く仕事にかかわれます。

ビジネスの流れを一通り経験したい!
という方も、中小企業向きかもしれません。

専門的なスキルを身につけたい人

専門的なスキルを身につけたい人も、中小企業向きです。
何でも言っていますが、中小企業は仕事の幅が広いからです。

例えば経理。
ふつうは仕分けの入力から初めて、次に月次処理を行う。
それから棚卸の集計や売掛金・買掛金の管理。
できるようになったら決算処理。

といった具合に段階を踏みますよね?

でも中小企業は、入社1年目から決算にかかわります。
というかやらされます。

下手をすると2年目で、すべて1人で管理することも。

つまり、実務を通して専門的なスキルを身につけられる。
そんなスパルタな環境があるわけです。

プロになりたいなら、理想的な環境だと思いませんか?

転職先の探し方

さて、中小企業の求人はどこで探せばいいのか。
おすすめはハローワークと転職エージェントです。

ハローワークで探す

ハローワークは地元に根付いた企業の求人が集まります。
つまり、中小企業の求人が多いんです。

なので、中小企業への転職を希望するなら、ハローワークは外せません。

転職エージェントを使う

ハローワークと並行して使いたいのが、転職エージェントです。
というのも、中小企業も転職エージェントを積極的に使うようになっているからです。

特に急ぎで人が欲しいとき、専門知識のある人が欲しいときは、転職エージェントを積極的に使います。
つまり、よい求人が出やすいということです。

なので中小企業への転職を考えたら、転職エージェントは必ず使うようにしましょう。

おすすめの転職エージェント

私のおすすめはリクルートエージェントです。
理由は転職エージェント最大手だから。

これ、中小企業に勤めているからわかることなんですが。

人事担当者が転職エージェント選ぶ際の基準は、その転職エージェントがどのくらい認知されているか、なんです。

要は、お金を出すなら確実に人が集まるエージェントを使いたい。
そう考えるわけです。

だから、最大手のリクルートエージェントがおすすめ。
大勢が知っていて、最も中小企業からの求人が集まりやすいからです。

他を使うとしても、リクルートエージェントだけは外さないでください。

公式サイトはこちら⇒リクルートエージェント

まとめ

では最後にまとめます。

中小企業で働くメリットは次の7つ。

  • 個人の裁量が大きい
  • 意思決定が速い
  • 人間関係が近い
  • 仕事の流れが分かりやすい
  • 転勤がない
  • 出世しやすい
  • 仕事の幅が広い

デメリットは次の7つ。

  • 責任の所在があいまい
  • ルールがあいまい
  • 仕組みができていない
  • 人間関係が近すぎる
  • 経営が不安定になりがち
  • 1人辞めるとてんてこ舞い
  • ワンマンだと何もできない

良くも悪くも中小企業はルールがあいまいです。
下手なところを選ぶと、する必要のない苦労を強いられることも。

なので、転職するなら情報収集を忘れないこと。

地元の優良企業情報なら、奥様方がめちゃくちゃ詳しかったりします。
世間話ついでに聞いてみるもの、いいかもしれません。

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