聞き方のコツ! ポイントは姿勢・相づち・オウム返し!

ビジネスでは聞くことがすごく大切。
なぜなら人は、自分のことを話すと気持ちよくなる生き物だから。

え?
表現がやらしいって?

それは仕方がない。
何しろ自分のことを話すとき、おいしい食べ物やセックスで刺激されるのと、まったく同じ快楽中枢が刺激されるんですから。

これはハーバード大学が300人の脳をスキャンしてわかったこと。

つまり、人は自分語りが大好きなんです。

ちょっと古いけど証拠記事: We Brag Because It Feels as Good as Sex

ということは、聞き上手になれば人から好かれやすくなる! ということ。

男性がキャバクラにはまるのも。
女性がホストクラブにはまるのも。

話をちゃんと聞いてくれるから、なんですよね。

ということで、この記事では聞き方のコツを紹介。
ポイントは3つ。

姿勢・相づち・オウム返しです。

スポンサーリンク

姿勢は体ごと相手に向ける

まず大切なのは、聞く姿勢を作ること。
つまり、全身で相手のほうを向くことです。

これ、できていない人結構多いですよ。

話しかけているのに、こっちを見ないで返事をしたり。
何か別のことをやりながら答えたり、とかね。

やられた経験のある人も多いのでは?

はっきり言いますが、よそ見をしながら話を聞くのは、とても失礼な態度です。

「あなたの話は聞く価値がない」

そう体全体で表現しているわけですから。

え?
そんなつもりはない?
忙しいだけだって?

もしそうだとしても、やられた側はそうは思わない。

聞く気がないんだな。
軽く見られているんだな。

そう思われるのが落ちです。

つまり、話をする相手のほうを向くのは、最低限の礼儀なんですよね。

全身で相手のほうを向く。

これが話を聞く時の基本です。

目を見る必要はない

話を聞くときに困るのが視線です。
よく、「相手の目を見よう」と言われますが…。

これ、ぶっちゃけきつくないですか?

数分話すだけなら目を見てもいい。
でも、10分とか20分とかになると、目を見続けるのもつかれるもの。

話している側としても、何か訴えかけられている気がしてしまうものです。

なので、話を聞くとき無理に目を見る必要はありません。
少しだけ目線をそらし、おでこを見たり、鼻を見たりしましょう。

おすすめは、顔の上半分をみることですね。

顔の下半分を見ると、伏し目がちになってしまうんです。
伏し目がちだと、話がつまらないのかなと思われてしまうことも。

なので、上半分を見ることを意識しましょう。

あ、絶対にやっちゃダメなのは、きょろきょろを視線を動かすこと。
聞いていないんだなと、思われてしまいます。

話を聞くときは、体ごと相手のほうを向き、顔の上半分を見る。
そして、たまに目を合わせるようにするのがコツです。

表情は?

表情は、少し笑っているほうがいいかな。
あまり真剣な顔をすると、「つまらないのかな?」と思われてしまいます。

なので、意識して口角を少しだけ上げるといいかも。

鏡を見ながら練習するといいですよ。

相づちはちょっとオーバーに

次のポイントは相づち。
相づちは、少しオーバーかなというくらいやるのがコツ。

というのも、自分では普通だと思っても、相手に伝わらないことがあるんです。

だから、少しオーバーかなと思うくらいやる。
すると、はっきりしとした相づちを打つことができます。

ちなみにオーバーすぎるのは、逆にまずいのでご注意を。

できれば声にだす

相づちはうなずくだけでなく、声に出すと効果的。
よく言われるのが「さしすせそ」と「あいうえお」です。

・さすが
・しらなかった
・すごいです
・センスがいい
・そうなんですね

・ありがたい
・いえいえ
・うんうん
・え、そうなんですか
・おぉ

この10個を覚えておいて、タイミングよく使ってください。
それだけで、話が盛り上がりますよ。

オウム返しは単語で返す

最後がオウム返しです。
オウム返しができれば、会話も盛り上がりやすくなります。

やり方は簡単。
相手の言葉を繰り返すだけ。

例えば「昨日ゴルフに行ってきたんだよ」と言われたら、「ゴルフですか!」と返す。
「明日は娘の誕生日なんだ」と言われたら、「娘さんの誕生部ですか!」と返す。

こんなイメージです。

すべてを繰り返さない

オウム返しで気を付けるのは、相手の言ったことすべてを繰り返さないこと。
すべてを繰り返すと、ものすごく馬鹿にした印象になります。

例えば「昨日ゴルフに行ってきたんだ」と言われて、「ゴルフに行ってきたんですか?」と返す。

これ、なんか腹立ちませんか?

いやそう言ったよね?

って、言いたくなりますよね。

相手の言葉をすべてオウム返しすると、馬鹿にした印象になってしまうんです。

勝手に言葉を足さない

相手の言葉に勝手に言葉を足すのもNG。
勝手に言葉を足すのは、オウム返しじゃなく誘導です。

例えば「昨日ゴルフに行ってきたんだ」と言われて、「ゴルフですか? スコアはどうでした?」と返す。

これだと、相手はスコアの話をするしかなくなりますよね。

「昨日ゴルフに行ってきたんだ」の続きがスコアの話なら、大盛り上がりするでしょう。

でも「昨日ゴルフに行ってきたんだ。でも雨に降られちゃって…」だったらどうでしょう。
相手は言いたいことが言えなくて、もやもやしますよね。

だから勝手に言葉を足すのはNG。
これ、意外とやりがちなので、気を付けてください。

単語で返すのがコツ

じゃぁどうするかというと、オウム返しは単語でやるんです。

「昨日ゴルフに行ってきたんだ」なら、「ゴルフですか!」と返す。
あるいは「おぉ、ゴルフですか!」でもいい。

単語で返せば相手は言いたいことが言えます。

「スコアがよかった」でも「天気が悪かった」でも。
「優勝した」でも「ホールインワンを出した」でも、何でも話せるんです。

オウム返しは単語でやる。

結構使えるコツなので、ぜひ覚えてください。

まとめ

話をちゃんと聞ける人は、人から好かれます。
なぜなら人は、自分語りが大好きだから。

自分のことを話すのは、すごく快感で、すごく気持ちがいい。
だから聞き上手は好かれるんですよね。

で、話を聞く時のコツは次の3つ。

姿勢:全身で話し相手に意識を向ける
相づち:少し大きめにアクションをとる
オウム返し:相手の言葉を単語で返す

これができれば、聞き上手の初級にはなれます。

ぜひ参考にしていただき、聞き上手を目指してください。

タイトルとURLをコピーしました