社員の面接をして思うこと!面接は印象をよくすることが大切

面接をして思ったんです。
人を採用するって、お互いに博打みたいなものだなと。

履歴書と職務経歴書を見て。
30分ほど、経歴とか志望動機とか、これから何をしたいかとか話をする。

で、「採用する?」って聞かれても困るよね!

正直なところ、書類2枚と30分の会話じゃわかりません。

これ、逆に言えばよい印象を持たせるだけで、採用される可能性が格段に高くなるってこと。

その辺について話しますね。

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矛盾を作らない

まず大切なのは、書類と面接で矛盾を作らないこと。

今回の面接で感じたことを言うと。

職務経歴書では、目標達成率100%だったんです。
しかも2年続けて。

でも、退職理由は降格を打診されたから。

この時点で矛盾がありますよね。

企業は利益を追求するところ。
なので、目標を100%達成するなら、降格する理由がないんですよ。

上司とけんかをしたとか。
命令に背いたとか言うなら話は別ですよ。

でも、そういった衝突もなく降格を打診されるということは…。

個人の目標と会社が目指すところに相違があった、ということ。

つまり、使えない人材だったわけです。

これが矛盾の怖いところ。

もしかしたら、本当に実力のある人で、会社が判断を誤ったかもしれません。
実力はあるけど、上司に煙たがられて辞めざるを得ない状態だった可能性もあります。

でもね。

目標は達成しているんですよ。
それなのに、上司から肩たたきされているわけです。

ここに矛盾がある。

ぶっちゃけ上司から肩をたたかれている時点で、「あ、この人ダメな人なんだな」と思うんです、面接をする側としては。

なので、書類と面接で矛盾を作っちゃダメ!

マイナスの印象にしかなりません。

あなたの印象にかかわる内容なので、矛盾のない統一されたものを作って下さい。

内定の出る確率が、かなり変わるはずですよ。

気持ちを全部話さない

次に大切なのは、悪い面は少しだけ見せること、ですね。

これ、知っておいたほうがいいと思うんですが…。

話しやすい雰囲気を作るのは、面接官の常とう手段です。
話をしてくれないことには、人となりがわかりませんから。

だから!

あなたの話に共感したり、わかるようなそぶりを見せます。

本音を聞きたいからね。
一緒に働いて大丈夫な人かどうか、知りたいからね。

で、勘のいいひとはわかるはず。

そうです。
話しやすいからと言って、思っていることをぶちまけちゃダメなんです。

これはね。
やられている側が気が付きにくいんですよ。

だからつい気を許して、前職の悪口を並べてしまうんです。

そして不採用になる。

面接している側からすると、「あー、そんな風に考えるんだ。だからダメだったんだなぁ」なんて、思っているわけです。

でも、応募者は「この人なら話して大丈夫そうだな」って、思うんでしょうね。

そして、不採用になります。

面接官に気を許しちゃだめですよ。
ぶっちゃけ、経験も実績もない人が面接をすることなんてありませんから。

相手は人心掌握術にたけている。
そう思ったほうが身のためです。

面接官も迷っている

さて、面接の本音を言うと、面接する側も迷っているんです。
特に、いろいろな誘導を潜り抜け、パーフェクトな回答をされると、本当に迷います。

あとは、人手不足でも迷いますね。

もう応募が来ないかもしれない。
この人を採用しないと次がないかも。

なんて思いに駆られますしね。

さて、本題に戻ります。

正直なところ、面接ではあの手この手で本音を引き出そうとします。

で、応募者は緊張していますから、あの手この手に引っ掛かりやすいんです。
それはもう。
素人が仕掛けた罠でも引っ掛かるくらい、あっさりと本音を教えてくれます。

んで、それを踏まえて、面接官も迷うもの。

何しろ書類2枚と30分程度の会話しかありませんから。
応募者を理解しようと思っても、できるわけがないんです。

とにかく印象をよくする

じゃぁ、最終的に何が決め手になるかというと、面接での印象です。
はっきり言って、ここですべてがきまります。

コミュニケーションが苦手かどうか。
周りとうまくやっていけるかどうか。

これって、面接でだいたいわかるんですよ。

あと、採用してから真面目に働いてくれそうかどうかもね。

だから、面接ではとにかく印象を良くしないとだめです。

これははっきりいますが、面接官も迷っています。
誰を採用すればいいのか。
あの人を採用してもいいのか、ってね。

その迷いを晴らすには、とにかく印象を良くするしかない!

印象が良ければ、採用される確率は格段に高くなる。
そう思ってもらって、間違いないです。

最後に

社員の面接をして思ったんです。

履歴書や書類経歴書って、あんまり参考にならないなーって。

で、書いてある文章を見て、この人頭よさそうだなとか。
あれ? あんまり頭よくない? とかわかるなって。

ま、文章を書くのに慣れていないでしょうから、絶対とは言えませんけどね。

でも、言い回しを見ればわかります。

あ、この人ダメな奴だって。

なので、応募書類に何を書くかはすごく大切。
そして、言い回しもめちゃくちゃ大切!

もっと言えば、書類の書き方ひとつで、面接になるかどうかが決まります。

次に一貫性。

書類と面接の内容に差があると、採用する気が失せます。

そしてやっちゃいけないのが、前職への悪口。

これね。
一発で不採用になるんですよね。

ちなみに面接官は、本音を聞くためにできるだけ話しやすい環境を作ろうとします。
そして、無駄に共感しまくります。

この雰囲気に乗せられて前職の悪口を言ったら…。

採用されないと思ったほうがいい。

ま、あれだ。
応募者より面接官のほうが気持ちに余裕があるんですよね。

だから!

つい乗せられて余計なことをしゃべってしまう。
そして、不採用になる。っと。

そんな感じです。

言い方を変えれば、一貫性あるだけでだいぶ違ってきます。

つまり、統一するだけで印象が変わるってことです。

これ、メチャ大切なことなので、覚えておいてくださいね。

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