
職場の雰囲気は上司できまる!
というか、その職場が利益を出せるかどうか。
もっと言えば、整理整頓とか5Sとかが浸透するかどうかも、ほぼ上司で決まります。
そのくらい上司って重要なんだけど…。
これ、理解している上司少ないよね。
部下が頑張ればいいとか。
俺は上司だから関係ないとか。
そう思っている上司が大半だと思うわけで。
だから、口を酸っぱくして言います。
職場の雰囲気は上司で決まります。
そして、部下は上司の行動をびっくりするくらい見ています。
つまり!
上司が適当だと適当な部下ばかりになるし。
上司がしっかりしていれば、しっかりした部下が増えるんです。
だから上司は少し自覚し下方がいい。
あなたの行動や態度が、職場の雰囲気だけじゃなく、部下の仕事ぶりにも影響することを!
上司が守らないことを部下が守るわけがない
ま、当たり前の話です。
上司が守らないルールを、部下が守ることはないんです。
例えば安全に関すること。
フォークリフトを動かすときは、ヘルメットをかぶりましょう、というルールがあるとします。
で、もし上司がそのルールを無視していたら?
少しだからいいや、とか。
休みで誰もいないからいいや、とか。
そんな気持ちで、ヘルメットをかぶらずに運転していたら?
部下も同じことをやります。
これ、上司は理解していますか?
自分が守っていないのに注意できるわけがない
問題はそれだけじゃないんですよ。
あなた(上司)が守っていないルールを、部下に守るように言えますか?
フォークリフトを運転するときは、ヘルメットをかぶるように!
そう上司が言っても、上司が守っていなければ?
いやいや、あなたもヘルメットかぶっていませんよね?
なんでかぶらないといけないんですか?
そう言い返されます。
つまり、守るべきルールが守られなくなるんです。
そして、ルールを破った人を、注意できる人もいなくなる。
つまり無法地帯です。
これ、職場あるあるなんですよね。
上司が守らないのに、部下が守るわけがないんです。
何かを徹底したいなら、上司が率先してやらないとダメです。
理解していない上司があきれるほど多い
上司が守らないルールは部下も守らない。
これを理解していない上司が、マジであきれるくらい多いんですよね。
なんでそこまで…?
そういいたくなるくらい、ルールを無視する。
例えばコロナ対策のマスク。
これさ、話をするときにしていなかったら、意味ありませんよね。
飛沫が飛びまくりでしょう?
え? 聞く側がマスクをしていればいいって?
いやいや、マスクを徹底するなら、話す側もちゃんとしないとだめです。
でもさ。
人まで話すことが多い上司ほど、マスクをちゃんとつけないでしょう?
話をするとき顎だけにかけて、口はおろそかになる。
そして、飛沫飛ばしまくりでしゃべる。
ルールを徹底するならまずは自分から、ですよね。
なんでこう、上司ってルールを無視したがるかな。
はっきり言いますが、自覚が足りないと思いますよ。
部下の批判を部下の前でしてはいけない
これもまぁ、当たり前の話。
社員の評価って、社員が決めることはないんです。
ほとんどが、上司の接し方で決まります。
なので、部下の前で部下の悪口や批判を言ってはいけない。
たとえその部下がどんなに使えなくても、部下の前で批判しちゃダメなんです。
自分の影響力に無自覚な上司が多い
部下の前でほかの部下の批判をする。
下手をすると、周りに部下がいるのに特定の部下をしかりつける上司もいます。
見せしめのつもりなんでしょうか?
人前で叱られたりすると、部下は上司を信頼しなくなります。
そしてほかの部下は、叱られた部下を下に見るようになります。
つまり、部下の立場をなくす行為なんですよ。
わかりますか?
人前で叱るということは、「こいつは仕事ができない奴だ!」と公言しているようなものなんです。
言い返せる部下なら…百歩譲って見せしめになるかもしれません。
でも、叱られると誤ってしまう。
そんな部下なら最悪です。
あいつは仕事ができない。
強く出れば言うことを聞く。
そんな人だと思われてしまうんですよ。
で、叱られた部下は職場での立場がなくなります。
だから絶対に、人まで叱っちゃいけないんです。
そのくらい、上司の言葉って影響力があるんですよ。
上司の言葉は職場のルールになる
上司にしっかりと自覚してほしいのは、上司の言葉はそのまま職場のルールになるってことです。
これね。
マジで自覚しないと、とんでもないことになりますよ。
赤字覚悟?
私が言われて驚いたのは、外注に依頼する価格の相談をしたときかな。
当時は販売価格が安くて、外注に依頼するとことごとく赤字になったんです。
なので、上司に相談したわけです。
確か10社見積もりを取ったら、ほぼ同価格を提示されたんですよね。
で、社内の半版価格より見積価格が高かったんです。
なので、外注に依頼すると赤字になる。
だから、販売価格を上げることはできないか。
あるいは、外注に依頼する商品群を変えられないか相談したわけです。
その時の答えがね。
外注って、赤字覚悟で出すものでしょ。
だったわけです。
こいつアホかと。
赤字で依頼するとか、ないから…。
でもまぁ、上司がそう言ったらそういうものになってしまうわけで。
会社の利益とか、赤字とか、理解している社員は少ないですから。
上司で決まることを理解して
上司は言葉の重みを理解するべきです。
上司が黒だといえば、白いものでも黒くなります。
赤字でもいいといえば、赤字になるんですよ。
ここを理解しないと、職場がとんでもないことになります。
本当に理解していますか?
上司の言葉って、マジで重いんですよ?
職場の雰囲気は上司で決まる
どんなに仕事ができる部下がいても、関係ありません。
職場は良くも悪くも上司で決まります。
上司が、赤字でもいいといえば、赤字になるんです。
逆に、上司が絶対黒字にすると言えば、黒字になるんですよ。
これ、わかりますか?
上司が、あいつは使えないといえば、どんなに仕事ができる人も使えない奴になります。
でも、あいつは役に立つといえば、仕事ができない奴でも役立つ人になるんです。
ちょっと極端な例ですけどね。
でもね。
そのくらい上司の言葉には影響力がある。
これを自覚しないとダメです。
職場の8割は上司で決まります。
ルールが徹底されるかどうか。
品質が良くなるかどうか。
部下が成長するかどうか。
これ、上司次第なんです。
職場の雰囲気は上司で決まる。
冗談のようで本当の話です。