退職者への贈り物(餞別)は必要? 迷惑になるものとは

お世話になった方が仕事を辞める。
そんな時、何か贈り物をしたいな、なんて思う人もいるでしょう。

私の会社でも、誰かが退職するときは餞別として、現金や商品券を贈ることがあります。

これはこれでいいと思うんですよね。
現金や商品券なら、好きなように使えますから。

でもね。

ごくごくまれに、すごくお世話になったから! という理由で暴走する人がいるんですよ。

今回はそんな話。

そんなものを送られても困るだろ!

という話です。

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周りが迷惑に感じる贈り物

すみません。
まず紹介するのは、周りが迷惑に感じる贈り物です。

もらう側が、じゃないですよ。
送る側、というか、送りたい人に巻き込まれた人たちが迷惑に感じる贈り物です。

寄せ書き

まずは寄せ書き。
これ、はっきり言って迷惑です。

もらう側が、じゃないですよ。
送る側がというか、寄せ書きを書く人たちが迷惑だと感じるってことです。

なぜ迷惑なのか。

まず多い理由が、そんなに接点がないこと。

確かに職場は同じだし、部署も同じだけど…。
そんなに話したことないよ。

とか、仕事以外の付き合いがないとかですね。

これだと、ぶっちゃけ書くことがないんです。
でも、みんなで寄せ書きをするからと言われたら、書かないわけにもいかない。

めちゃくちゃ困って。
めちゃくちゃ悩んだ結果、出てくる言葉は「お疲れさまでした」とか、「新天地で頑張ってください」とかになる。

もうね。
書くのが苦痛で仕方がないんですよ。

だから迷惑。

仕事上の付き合いなんだから、寄せ書きに書くほどの気持ちがないんですって。
もっと言えば、その人が辞めようがどうでもいいんですって。

だから寄せ書きはやめてくれ。
本当に書くことがないから。

高額な選別

結構な金額を指定されて集金。
これもかなり迷惑。

というかですね。
そこまでお世話になっていないし。

もっと言えば、話したこともほとんどなければ、一緒に仕事をしたこともないぞ。

ということがあります。

会社なら500円とか1000円くらいが妥当じゃないかな。

仕事で一緒になることが多ければ、1000円~3000円くらい?

1人2000円で!

とか言われても、よく知らない人への選別に2000円も出したくないんだよね。
1000円でももったいないと思ってしまう。

そんな餞別、もらう人もうれしくないでしょう?

盛り上がるのは勝手だけど、周りの迷惑も考えて。

貰うと困る餞別

さて、次はもらっても困る選別。

ここはサクッと終わらせますね。

大きな花束

選別の定番ともいえる花束。
これ、もらうとうれしいんだけど、大きすぎるのも考え物。

持って帰るのに邪魔なんですよ。

花を贈るなら、ちょっとしたブーケがいい。

小ぶりで邪魔にならない大きさなら、喜んでもらえます。

たくさんお世話になったから!
本当に名残惜しいから!

という気持ちもわかりますが、大きすぎる花束はNG.

めちゃくちゃ邪魔ですよ。

寄せ書き

正直寄せ書きって微妙。
私はもらっても困ります。

何しろ、いつまでも残るでしょ?
捨てたくても捨てられないでしょ?

ずーっと残るものは贈らないほうが無難。

書くほうも大変だし、寄せ書きはやめるべきだと思うんだ。

いらないもの

すごく抽象的な書き方をしましたが。
いらないものはいらないんです。

例えばそうだな。

マグカップとかお皿とかタオルとかハンカチとか。
万年筆とかかなぁ。

贈る側が「これよさそう」とか言って選んでも、貰う側が喜ぶとは限らない。
むしろ「いらね」ってなる可能性大!

物を贈るのって、かなり難しいんですよね。

残らないものを贈る

じゃぁ選別は何がいいんだ?

餞別で無難なのが次の3つ。

・ブーケ(小ぶりの花束)
・商品券
・お菓子

理由は簡単。

まず、もらっても邪魔にならない。
それにうれしい。

そして、いつかなくなる。

花はいつか、枯れますよね。
商品券も使ったら終わりです。
お菓子も食べればなくなります。

だからいいんです。

もらっても負担にならない。
捨てたいのに捨てられない、なんてことにならないんですよ。

もらう側のことを考えて

退職していく人へ感謝の気持ちを込めて贈り物をする。

この考え方は素晴らしい。

とはいえ、相手のことを考えない贈り物はNGです。
贈り物をするときは、もらう側のことを考えましょう。

そして無難な贈り物は、形として残らないもの。

つまり、お菓子とか商品券とかですね。

使ったらなくなる。
食べたらなくなる。

そのくらい気軽な贈り物のほうがいい。

忘れてほしくないから。

そんな自分勝手な思いで贈り物をすれば、相手に迷惑が掛かります。

感謝の気持ちを込めるなら、相手の負担にならないものにしましょう。

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