
実はですね。
軽く腹の立つ出来事があったんです。
それは、工場の製造日程について。
日程がきつくて対応できない日があるかもしれない、らしいんですよ。
でね。
問題はこれから。
俺は何も言わないけど、対応できない日がある。
という言い方をするわけです。
何も言わないけど?
対応できない?
それってなんだ??
何が言いたいんだ??
こちらとしてはそう思うわけです。
考えてもみてください。
対応できないけど言わないって、どういうことですか?
何も言わずに対応しないってこと?
そもそもこの人はなにを言っているの?
ってなりますよね。
できないなら早めに言えよ! という話です。
とはいえ、話しているのは2か月先の話。
ひょっとしたら、早めに話しているのかもしれない。
それに、あれだ。
ここで過敏に反応して、「何言ってんの?」と言い返すのは簡単。
でもその前に、なぜこの人がこんな言い方をするのか考えてみたんです。
それが今日のタイトル。
他人の目線で考える、です。
冷静に他人の目線で考えてみる
少しだけ冷静になって、その人の目線で考えてみます。
すると、こんなことが見えてきました。
・実は怒りを抑えていた
・本人としては早めに言ったつもり
・いわないつもりがつい言ってしまった
・ただの嫌がらせ
でね。
この中でどれが正解かなんてわからないわけです。
私は私だし、あの人はあの人ですから。
ただどんな思いがあって、あんなことを言ったのかは、言った本人にしかわかりません。
でもね。
想像することで、見えてくることもあるわけです。
ということで、雑談っぽいですが、思い当たることをひとつずつ説明します。
怒りを抑えていた
「ふざけた日程組むんじゃねぇよ!」
という怒りを抑えるために、時間をとっていた可能性があります。
できないことはだいぶ前にわかっていたけど、それを言ったら怒りも一緒にぶちまけそう。
だから、気持ちが落ち着くまで黙っていた。
というパターンです。
ただこれ、こちらとしてはいい迷惑ですよね。
すぐに返事をしたら怒られる。
怒りが収まるまで待っていたら、手遅れになるかもしれない。
どっちに転んでもいいことがない。
希望としては、怒らずにすぐに返事をしてほしい。
でも、そうだな。
その人の性格を考えると…ありそうだけどこれはないかな。
怒ったらそのまま突進してきそうな人ですから(笑)
早めに言ったつもり
もう一つ考えられるのは、早めに言ったつもりだった、ってこと。
確かに2か月ありますし、早めに行ってくれた気もする。
とはいえ…。
その場で言わないのは何で?
って思いますね。
つい言ってしまった
場の雰囲気に流されて、いうつもりはなかったけど、つい言ってしまったパターン。
多分これかなぁと思っています。
その場で言わず、後から言う理由もよくわからないし。
言う気はなかったけど、つい言ってしまったのかなと。
ただの嫌がらせ
最悪なのがこれ。
ただの嫌がらせです。
その場では言わず、後日言う。
しかも、打ち合わせという人の多い場で言う。
そして、こいつはダメな奴だ。
仕事ができないやつだということを知らしめる。
そのために言ったのかなと。
ま、推測ですけどね。
他人の目線で考えると見えてくることがある
相手が何を考えていたのかなんて、わかるはずもない。
でも、他人の目線で考えることで、見えてくることもあります。
今回のケースで思うのは、おそらく我慢していたんだろうなと。
無理な日程でも引き受けて、何とかしようと思っていた。
でも、どうしてもできない状況が生まれてしまった。
だから、後日になったけど手遅れになる前に進言した。
そんなところかなと。
良いほうに考えれば反省もできる
とはいえですよ。
これ、私が勝手に想像して、勝手に出した結論です。
本当にそう考えていたのかはわかりません。
もしかしたら、純粋な嫌がらせだったかもしれないんです。
でも、でもね。
良いほうに考えれば、反省もできますよね。
会社のためを思って、私のためを思って言ってくれたんだと、思うこともできます。
100%あり得ませんが(笑)
それでも、反省するきっかけにはなるわけです。
反射的に怒らない
ちょっと気に入らないことを言われると、つい反射的に怒ってしまいがち。
いや、怒らないまでも過剰に反応したくなるものです。
でもね。
一呼吸おいて相手の気持ちに寄り添えば、世界が変わるんです。
もしかしたらですよ。
あなたを怒らせるために、余計なことを言っている可能性だってあるわけです。
それにまんまと乗せられて怒ってしまったら、あなたの株が下がります。
だから、反射的に怒っちゃダメ。
考えなしで反応しちゃダメなんです。
他人の目線で考える
他人の目線で考えるのは、思っている以上に役に立ちます。
その人が何を考えて、どういった思惑で行動しているのか。
考える時間が取れるからです。
で、ポイントは、できるだけ良い方向で考えること。
ぶっちゃけ社員どうして足を引っ張りあうなんて低レベルな争いを、したがる人はいないんですよ。
足を引っ張っても、意味ないでしょ?
だから、できるだけ良い方向で考えてみる。
すると、反省しないといけないポイントが見えてくるんです。
ということでまとめ
ということで、ざっくりまとめます。
腹の立つことを言われても、反射的に怒っちゃダメ。
一呼吸おいて、相手の立場に立って考えることが大切だよ。
という話。
他人の立場に立って考えることで、見えてくることがあります。
良い方向で考えれば、反省するポイントも見つかるものです。
くれぐれも、言われたから言い返すみたいな対応はしないこと。
相手の立場に立って考えることが、意外なくらい成長を促してくれるものですよ。