上司をがっつり怒ってしまった話

さて今回は、上司をがっつり怒ってしまった話です。

これね。
たまにやってしまうんです。

本当はダメだってわかっているんですよ。
上司の立場もあるし、なにより周りが受ける印象が悪い。

ただ、あまりにも理不尽なことをペラペラというものだから、つい怒ってしまいました…。

ちなみに、私は上司だろうが社長だろうが、納得がいかなければ面と向かって意見を言います。
ときには結構きつい口調で言うこともあります。

これはまぁ、昔からそうなんです。

とはいえ、今回はちょっと違うんですよ。
かなり我慢したんです。

そうだな。
時間で言うと、2年くらい?

怒っちゃいけないと思っていたんで、必死に我慢してきたんです。

でもダメでした。

理不尽が極まったので、つい大きな声で怒ってしまったのです。

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言っていることが理不尽すぎて困った

端的に言うと、言っていることが理不尽なんですよ。
選択肢を与えているようで、一切与えていない。

絶対に「NO」と言えないような言いまわして、周りを責め立てるわけです。

そうだな。

仕事が多すぎて手が回らないから、「この仕事をほかの人に頼めませんか?」と聞いたとするじゃないですか。

普通なら、何かしらの対策を打ってくれますよね?

でもこの上司は違うんです。
私が「この仕事をほかに頼めませんか?」と言ったら、なんていったと思いますか?

何としてやる?
自分で何とかしろ?

いや、違うんですよ。
こう言われたんです。

その仕事をほかに頼むってことは、今後来る仕事を全部断れってことだな?
そしたら売り上げが足りなくなるが、それでいいってことなんだよな?

意味…分かりますか?
ぶっちゃけわからないんです。

手が回らないから、ほかに頼んでくれといっているんですよ。
それなのに、今後来る仕事を全部断るとか言い出すんです。

そう言われたら、やるとしか言えないじゃないですか。
選択肢がないんですよ。
しかも、なぜか「売り上げの責任」を押し付けられていますし…。

でまぁ、そんなことが何度かあったわけです。

我慢の限界を超えた

今までは受け流していたんです。
上司が何と言おうとできないものはできません。

だから、できる人にお願いするとか、外注を使うとかしてこなしていたんですよ。

でもね。
我慢の限界を超えたわけです。

最初に言われたのが、その仕事を他に回すなら、今後来る仕事は全部定時までに終わらせろ!
残業は一切認めないからな!

というようなことを言われました。

で、その1週間後に、ほかに頼むなら今後来る仕事を全部断るってことだな?
売上の責任も取るってことだよな?

とまぁ、そんなようなことを言われたわけです。

それでつい怒ってしまいました。

ふざけるなと。
できないものはできない。
それでもやれというならお前がやれと。

そんな感じで言い返したわけです。

シュンとしてた

あの、これよくあるパターンなんですけど…。

強気でよくわからないことをガンガン言って来る上司って、自分に自信がないことが多いんですよ。
んで、承認欲求が高めなんです。

なので、面と向かって噛みつかれると、急に勢いがなくなるんですよね。

強気に出たのに、強い自分を認めてもらえないから。
あれ? なんか違う? とでも思うんでしょうね。

今回もそのパターンでした。

まさか言い返されるとは思わなかったんでしょう。
急にシュンとしちゃって…。

そんなこと言ってない…。

とか、もごもご言うようになってしまいました。

何だろう。
すごく悪いことをしているような、気持ちになってしまったのです。

たまには怒ることも必要かもしれない

この話に落ちはありません。
が、たまには怒るのも必要かもしれないな、なんて思うわけです。

今回のケースでは、いわれるがままに働いていたら、どこまで無茶をさせられるのか分かったものじゃありません。

その無茶。
というか、理不尽に歯止めをかけたという意味では、怒って正解だったわけです。

結果として無茶ぶりから解放されたわけですから。

我慢は美徳じゃない

子供のころ、親にわがままを言うと、こういわれませんでしたか?

「我慢しなさい」と。

欲しくても我慢しろ。
やりたいことでも我慢しろ。
わがままを言うな!

そんな感じで言われ続けると、我慢することが正しいって思うようになるんです。

で、仕事でも我慢するようになる。

もっと効率の良いやり方があるはずだ。とか。
こんな仕事やる必要あるのか? とか。

おかしいなと思っても、口に出すのをためらってしまうんです。
だって、我慢しろって言われ続けたから。

その結果、心を病んだりするわけですよ。

もし我慢した結果こころを病んだら、本末転倒ですよね。

我慢は確かに大切です。
でも、すべてを我慢する必要はないんです。

いやなことは嫌だといっていい

いやだと思うことは、はっきり「いやだ!」と言っていいんです。
我慢する必要はありません。

ちなみに、上司に反抗すると首になる、ってことはないですよ。

私は結構? いやかなり? 反抗していますが、首になったことは1度もありません。
それどころか、働きやすくなることがほとんどです。

一目置かれるというか、「こいつには無茶を言わないでおこう」とか、思うんですかね。

筋の通った話をする限り、問題になることもありません。

だから、正当な理由があるなら「いやなものはいや」って言っていいんです。

いやなことを我慢しても、なにもいいことはありませんから。

最後に

ちなみに私が上司を怒ったのは、理不尽に我慢ができなくなっただけじゃありません。
その取り巻きの態度も気に入らなかったからです。

これ昨日書いたかな。

人を陥れる人へは近づかないのが一番いい

これだ。
この記事で書いた、ぶのしさんは何もやっていない、みたいに言う人に一泡吹かせたかったんです。

つまり、あなたがおべっかを使っている上司でも、私は平気で意見するんですよ。

というアピールですね。
もちろん、上司の理不尽さにもほとほと嫌気がさしていましたが。

で、アピールした結果、その方は妙に協力的になりました(笑)
矛先が自分に来るのが嫌だったんでしょうね。

嫌なことを嫌とはっきり言うと、思っている以上に働きやすくなるものです。

とはいえ、なんでもいやだと言っていれば、ただ嫌われるだけですけど…。

多少の我慢は必要。
でも、限界まで我慢する必要はない。

そんな感じでしょうか。

あ、私の真似をして怒った結果、とんでもないことになっても責任は取りませんので。

悪しからず、ご了承ください。

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