仕事とプライベートは明確に分けたほうがいい

さて今回は、仕事とプライベートは明確に分けるべきだよね、という話。

実は、休日に会社へ行ってきたんです。
仕事じゃないですよ。
忘れ物を取りに行ったんです。

そしたら…。

仕事をしている人が結構いるんですよ。

まず上司。
暇だから。
という理由で土日休まずに出勤して、見積もりをせっせと作っていました。

あとは工場の人。
暇だから。
という理由で、やっぱり土日休まずに仕事をしています。

ちなみに2人とも休日出勤じゃありません。
個人的に…。
勝手に出勤して、勝手に仕事をしているだけです。

なので、手当も出ないんですって。

でね。
思うんです。

たとえ暇でも、休日出勤を認めるのはいかがなものかと。
こういう、自分本位で仕事をする人が増えると、プライベートと仕事の境界線がなくなるんじゃないかなと。

だからもう一度言いますね。

プライベートと仕事は明確に分けたほうがいいんです。

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暇だから休日出勤する単身赴任者

これ、結構な数の会社にいると思いますよ。

暇だから。
という理由で休日出勤する単身赴任の人。

さっき紹介した上司と工場の人も単身赴任です。

単身赴任なので、家に1人なんですよ。

話し相手がいるわけでもない。
遊び相手がいるわけでもない。
趣味があるわけでもない。

ただ家にいるだけ。

なので、休みの日は暇でさみしいんです。
そのさみしさを紛らわすために、勝手に出勤している。

別にお金がどうこうって話でもないんですよ。

暇が嫌なんです。
さみしいのが嫌なんです。

仕事で隙間を埋めている、ってことですよね。

わざと仕事を残す人もいた

ひとりで部屋にいるのがさみしい。

まぁ、気持ちはわかります。
わかりますが…。
だからと言って、勝手に出勤していい理由にはなりません。

てなことを考えていて思い出したのが、わざと仕事を残す人。

普通にやれば余裕で定時に帰れるのに、わざとゆっくり仕事を進める。
そして、残業時間に入ってから急に一生懸命働きだす。

そんな感じで、休日も出るしかない状況を作るんです。

なんか、そこまでするか!? って思いますよね。

でもまぁ、さみしいとそこまでするんですよ。

さみしいを「頑張っている」と言い張る

ちなみに、「定時で終わるよね」って言ったことがあります。

え?
意地悪だって?

いやいやいや、無駄な残業されても迷惑ですから。

ちなみに、なんて答えたと思いますか?

そう。

毎日残業をして、毎週休日出勤をして、私は頑張っているでしょう!

そういい張ったのです。

確かに、さみしさと暇を埋めるために、一生懸命仕事をコントロールしていますよ。
そういう意味ではかんばっていますよね。

とはいえ…。
それ、だいぶ違うと思うのですが。

仕事とプライベートを明確に分ける

ということで、仕事とプライベートは明確に分けるべきです。

さみしいって、プライベートなことですから。
休日が暇なのも、プライベートなことですから。

そこを仕事で埋めちゃダメでしょ。

仕事は仕事。
プライベートはプライベート。

本人に分ける気がないのなら、仕組みで分けましょう。

何より、会社の雰囲気を悪くしないためにも、仕事とプライベートは明確に分けないとダメです。

周りへの影響を考える

そもそも、周りへの影響を考えてほしい。

ある特定の人が勝手な休日出勤をしていれば、ほかの人も「それでいいんだ」と思ってしまうものです。

すると、似たようなことをする人が増えていきます。
収拾がつかなくなるんです。

仕事って面白いもので、まだ使える時間があると思うと、その時間いっぱいまでかかるんです。
でも、ここまでにやらないといけないと思うと、そこまでに終わるものなんですよ。

つまり、休日出勤してもいいと思ってしまうと…。

休日出勤がマストになるんです。

そんな、周りへの悪影響も考えないと、ダメですよね。

勝手な休日出勤はさせない

まずやるべきことは、勝手な休日出勤をさせないこと。

休日出勤をする理由を明確にすること。
休日出勤をなくすための対策を取らせること。

そして、逐一報告させること。
がっつりと教育することです。

そもそも勝手に休日出勤されると、いろいろと問題なんですよ。

労災上の問題点

勝手な休日出勤で真っ先に問題になるのが労災。

例えば、あなたが1人で休日出勤をしたとしますよね。
しかも、事前の届なしで勝手に出勤したとします。

で、仮に工場の機械を使って鉄を加工したとするじゃないですか。
そして、たまたまアクシデントが起きて、大けがをしたとしたら…。

誰が助けてくれるんですか?

職場に1人ですから、助けてくれる人はいませんよ。
ましてや、出勤していることを知っている人もいませんし…。

っていう心配があるんです。

さみしいとか暇とかいう理由で、勝手に休日出勤されても困るんですよ。

労働時間の問題点

次が労働時間の問題。

タイムカードを押してないから問題ない?

そんなわけないじゃないですか。

実際に出勤して、実際に仕事をしているんですから。
それは明確な労働時間。
賃金を支払わないといけない時間なんです。

ちなみに、支払わない方法もありますよ。

罰を与えないとダメ

勝手に休日出勤をしたんだから、賃金は払いません。

というなら、その従業員に何らかの罰を与えないといけません。
懲戒処分、ってやつですね。

例えば減給にするとか。
出勤停止にするとか、です。

そこまでいかなくても、口頭注意でもOK。

ただ、注意しても繰り返す場合は、やはり処罰が必要になります。

こういったことを踏まえると、やっぱり勝手な休日出勤はやめてほしい。

罰を与える側だって気分が悪いんです。
与えられるほうだって、気分が悪くなりますよね。

つまり勝手な休日出勤は、ものすごい迷惑です。

最後に

ということで、仕事とプライベートは明確に分けるべき。
そのためには、勝手なことをさせない仕組みが必要だ、という話でした。

会社って適当なんですよ。

勝手な休日出勤も、お金を請求されないなら見逃そう、という風潮があります。

なぜなら、1円も払わずに仕事が進むから。
すごく都合がいいからです。

でも、これって絶対にダメなことじゃないですか。

その人の安全を考えても。
世間体とか義務とかを考えても、絶対にダメなんですよ。

だから、仕組みとして仕事とプライベートを分けないとダメ。

ましてや、寂しいとか暇という理由で、休日出勤をさせちゃダメなんです。

とまぁ、なんか毎週休まずに働いている人がいるのをみて、思ったことでした。

ではでは~。

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