
さて今回は、仕事をわざと失敗させる上司や先輩について、です。
え?
そんな人いるの?
って思うかもしれません。
ですが、います。
本当に残念なんですが、いるんですよ。
仕事をわざと失敗させてマウントをとる人が。
ということで、まずは私の体験談を聞いてください。
それから、対処法について話していきますね。
ま、対象法といっても、思いっきりぶつかってみるか。
あるいは、仕事を変えるかしかないんですが…。
ということで、まずは私の体験談です。
仕事をわざと失敗させる上司
仕事をわざと失敗させる上司。
その行動を初めて見たときは、マジで戦慄が走りました。
え?
そんなひどいことするの?
って、本気で思ったんです。
そして決めました。
この人は絶対に信用しないと。
何があったのかというと…。
明らかに失敗させようとしている
まぁ、端的に言えば、商品の置き方が悪かったんです。
ほら、商品って置き方があるじゃないですか。
例えば、陶器とかの割れ物。
割れ物を保管するときは、クッション材を入れて割れないようにしますよね。
でも、その時はクッション材を入れずに陶器が保管されていたんです。
しかも、いつ落ちてもおかしくない不安定な場所に。
不安定な場所ですから、そのまま置いておけばいつか割れることは、だれの目で見ても明らかだったんです。
なので、割れないようにクッション材を入れました。
それなのに…。
数日後にはなぜかクッション材が抜かれていたんですよね。
それを見たときは、クッション材を入れてはいけない理由があるかと思ったんですよ。
でね。
それから数日たったら、案の定その陶器が割れてしまったんです。
そしたらある人が突然こう言いました。
あんな置き方をすれば割れて当然だ
管理できないのなら、陶器なんて扱わないほうがいい
営業は何を考えているんだ
かなりきつい口調で。
ふざけたことしてんじゃねぇ、くらいの勢いで。
言い放ったわけです。
ちなみに、陶器が置かれていた場所は、その人が管理するべき場所。
つまり、自分が管理する場所に置かれていた陶器なのに、何もせずに放置していた。
そして、割れてから怒り出した、というわけです。
これ、どう思いますか?
クッション材が抜かれていたことを踏まえると…。
怖くなりませんか?
いちゃもんをつけてマウントを取りたがる
ほかにもいろいろあります。
なんでそうなるんだ?
って思うことがめちゃくちゃ沢山あるんですよ。
でね。
気が付いたんです。
その人って、人の上げ足やミスを見つけて怒るのが大好き。
つまり、マウントを取りたがる人だってことに。
そうだな。
例えば本が、出しっぱなしになっていたとするじゃないですか。
これって、気が付いたときに気が付いた人が、片づければ済む話ですよね。
もし気になるなら、朝礼で「片づけてください」とか言えばいいし。
誰がやったかわかるなら、直接注意すればいい。
なのにその人は、必ず朝礼…つまり大勢いる前で言うんです。
しかも数日放置してから。
ポイントは、自分では片づけずに数日放置していること。
そしてこう言います。
もう何日も出しっぱなしになっていますが、だれが出したんですか?
出したものも片付けられないんですか?
だったら仕事なんて辞めたほうがいいと思いますよ。
とにかく出した人、すぐに片づけてください。
こんな言われ方した後で片付ける人の気持ちって、最悪ですよね。
なんでそんなに追い詰める必要があるのか…。
とにかくまぁ、こんな感じでマウントを取りに来るわけです。
社風もある
ちなみに、こういう人が大きな顔をしてしまうのは、社風も関係あるのかな。
理不尽な対応。
理不尽な言い方が通ってしまうわけですから。
気が付いたときに片付ければそれで終わる話。
少し注意すればそれでいい話。
わざわざ何日も放置して。
わざわざ大勢が見ている前で。
わざわざきつい言い方をする。
これが許されること自体が問題ですよね。
つまり、わざと失敗させることができるってことは、会社にも問題があるってことなんです。
対処法は2つ
さて、わざと失敗させる上司への対処法は2つあります。
・あきらめる
・転職する
ということで、ひとつずつ話していきますね。
あきらめる
これ対処法か?
って思いますが、あきらめるのも対処法のひとつです。
むしろ、「そういう会社なんだ」とあきらめてしまえば、対して気にならなくなります。
ちなみに私は今、この境地にいます。
もう諦めました。
あれですよ。
「ここに置いておきますね」
と話して、何が届いているのか一緒に確認したのに、「誰も片づけない」って騒ぐんですから。
気にするだけ無駄だと気が付いたんです。
むしろアホくさい。
最初はドキッとしますが、慣れれば大したことありません。
騒ぐな雑魚。
くらいの気持ちで聞き流せばOK。
人をはめてマウントを取りに来る人は、しょせんその程度でしかありませんから。
転職する
とはいえ、だれでも耐えられるわけじゃありません。
理不尽な責めを大勢の前でやられると、精神的に参ってしまう人もいるでしょう。
なので、耐える自信がない。
あるいは、すでに耐えられないのなら、転職をお勧めします。
その組織は腐っている
転職を進める理由はひとつだけ。
大勢の前で理不尽な責めが許されるってことは、その会社自体が終わっているからです。
普通の会社は問題が起きると、自浄作用が働くんですよ。
つまり、正しくあろうとする力ですね。
でも、大勢の前で理不尽な責めができるってことは、自浄作用が壊れているってこと。
周りにいるその他大勢も、理不尽を理不尽だと感じないってことなんです。
ということは?
もっとひどくなる可能性があるんですよ。
異動しても無駄
でね。
そういう変な会社って、部署を変えてもやっぱり変なんです。
と言っても、社員が数千人もいれば別ですよ。
それだけの規模があるなら、異動するだけで随分と変わります。
ただ変な会社って、小中規模の会社が多いんですよね。
なので異動した先の席からその人がはっきり見える、なんてことが普通にあります。
つまり、異動しても大して変わらないんです。
だから転職したほうがいい
その会社にいる限り、仕事をわざと失敗させる人からは逃れられません。
なので、本当に逃れたいのなら、転職したほうがいいんです。
転職すれば、良くも悪くも人間関係がリセットされます。
そして、仕事をわざと失敗させるような人は、めったにいません。
ハラスメントをする人はほとんどの会社にいます。
気が合わない人も、嫌いな人も、苦手な人も、ほとんどの会社にいます。
これは、転職しても変えることはできません。
でもね。
仕事をわざと失敗させる上司なんて、めったにいないんです。
レア中のレアっていうくらい、マジでいません。
私も4回転職して、初めて見ましたから。
だから、仕事をわざと失敗させる人から逃げるには、転職がマジでいい。
かなり高い確率で逃げることができますよ。
最後に
ということで、仕事をわざと失敗させる上司について、でした。
こういう人と働くと、本当にきついんですよ。
なんか、そこら中に罠が仕掛けてあるような気がしてきて、人間不信に陥ります。
なので、つらいなら転職したほうがいい。
気にしない図太さがあるならいいんですけどね。
そうじゃないなら、早めに転職することをお勧めします。