
さて今回は、ポイントを学んでもブログのアクセスが伸びない理由について、です。
ブログのアクセスを伸ばす方法は、ネットで検索すればいくらでも出てきますよね。
例えばこんな感じで。
・需要があるジャンルを選ぶ
・価値提供できるテーマを選ぶ
・ロングテールキーワードを狙う
・キーワードへの理解を深める
・読者の悩みを解決する記事を書く
・オリジナリティを持たせる
これって、ブログで稼ぎたい人、アクセスを伸ばしたい人は知っているんです。
なぜなら、検索したり本を読んだりして、知識を仕入れているから。
でね。
実際その通りにやってみるんだけど、全然アクセスが伸びないんですよ。
需要があるジャンルを選んだし、価値提供できるテーマを選んだ。
キーワードもしっかり調べて、ロングテールキーワードで記事を書くようにしている。
キーワードについて勉強もしたし、悩みの解決も意識している。
オリジナリティは、自分なりに持たせているつもり…だけど…。
アクセスが伸びない。
いくら記事を書いても、全然アクセスが伸びてこない。
なんでだー!
って、なるんですよ。
さて、なぜアクセスが伸びないと思いますか?
理由は簡単。
検索結果で上位をとれないから。
ではなぜ、検索結果で上位が取れないと思いますか?
普通に考えれば、ポイントを押さえた記事さえ書けば、検索結果で上位が取れるはずですよね?
でも上位は取れない。
なぜかわかりますか?
答えは、2つあります。
ひとつは文章が下手だから。
文章が下手だと伝えたいことが伝わらなくなります。
そして、伝わらない文章は評価されません。
なぜなら、価値提供も問題解決もできていないから、です。
そしてもうひとつは、知っている「つもり」になっているから。
多分この知っている「つもり」が、結構重症だと思うんですよね。
ってことで、詳しく話していきますね。
ポイントを学んでもアクセスが増えない理由
もう一度言いますね。
アクセスを増やすポイント、とか。
ブログで稼ぐコツ、とかを学んでも結果に結びつかないのは、文章が下手だから。
そして、知っている「つもり」で記事を書いているからです。
キーワード選定が悪いわけじゃありません。
ジャンルの選び方が悪いわけでもありません。
文章が下手か、知っているつもりになっていることが原因です。
文章が下手だと伝わらない
文章が下手かどうかって、自分ではわからないんですよね。
何しろ学校で、文章の書き方を教わることはありませんし。
文章を評価されることもまずありません。
ただ、はっきりいしていることがあります。
それは、文章が下手だと伝えたいことも伝わらない、ということ。
自分では価値提供しているつもりでも、読者に伝わっていない。
自分では悩みの解決をしているつもりでも、読者に伝わらない。
だから、アクセスにつながらないんです。
伝わらなければ、価値を提供することはできませんよね。
伝わらなければ、悩みを解決することもできません。
ちょっと嫌な言い方かもしれませんが、これは事実です。
文章が下手だと、伝えたいことも伝わらなくなってしまうんです。
練習なしで伝わる文章は書けない
はっきり言いますが、いきなり上手な文章を書ける人はいません。
社会人になって10年以上経つ人でも、経験がなければメールすら書けないんです。
ましてやブログのような長文を、練習なしでスラスラ書ける人なんていません。
そう考えれば、問題解決とか価値提供を文章でやるのって、かなり難易度の高いことなんです。
つまり、ポイントをいくら勉強しても、アクセスを増やすのは難しいってことです。
何しろ基本となる伝わる文章が書けないんですから。
文章の練習なしでアクセスを増やそうなんて、サッカーを始めたばかりなのにレギュラーにしてくれと言っているようなもの。
できるわけがないんです。
どうすれば文章が上達するのか
文章をうまく書くには、まず量を書くこと。
そして、良い文章をたくさん読むことです。
文章の練習ってよく筋トレにたとえられますが、近いものがあると思っています。
そうだな。
勉強でもスポーツでも何でもいいんですが、上達するには練習が必須、ですよね。
何度も練習をして、何度も間違いを直して、を何度も何度も繰り返していく。
そして、少しずつ上達していくものですよね。
文章も同じです。
何度も文章を書く。
そして、間違いを直してまた文章を書く。
ただ文章の場合は、「正しい」が分かりにくい。
なので、良い文章をたくさん読んで「正しい文章」を自分なりに見つけないといけない。
こういった練習をひたすら繰り返すことで、少しずつうまくなっていくものなんです。
知っている「つもり」じゃ意味がない
さて、アクセスが伸びないもうひとつの理由は、知っている「つもり」で文章を書いているからです。
例えば、そうだな。
料理、なんてどうでしょうか。
唐揚げのつくり方は、ネットで調べればいくらでも出てきますよね。
鶏モモ肉に下味をつけ。
揚げ粉をつけてから中温(170度くらい?)で揚げる。
それから一度取り出して、少し休ませたら高温(190度くらい?)で揚げる。
この工程は、だれでも調べればわかります。
料理をしたことのない人でも、隠し味にマヨネーズを入れればいいんだよとか。
2度揚げするとカラッと揚がるんだよとか、話ができるんです。
これが、知っている「つもり」の状態。
つまり、雑学として知っているってことです。
雑学を記事にしても意味がない
でね。
この雑学を記事にしても、検索で上位は取れません。
理由は簡単。
知っている「つもり」の内容だから。
言い方を変えれば、だれでも調べればわかる内容だから。
そして、そういった記事がすでに上位にあるからです。
なので、後発が似た内容を記事にしてもダメ。
とくに、調べればわかること。
すでに誰かが書いていることを記事にするのは、本当に意味がないんです。
こたつ記事、なんて言われ方もしますね。
少し前はこれでも通用したんですが…。
今は本当に無理です。
知っていることをやってみる
知っていることを書いても意味がないなら、どうすればいいんだよ!
という質問への答えは簡単。
知っていることを実際にやってみればいい。
そして、やってみて気が付いたこと、失敗したこと、学んだことを書けばいいんです。
例えば鳥のから揚げ。
これさ、実際にやってみると油の温度が170℃とか言われても困るんですよね。
理由は簡単。
油の温度を測る温度計がないから。
だから、温度計なしで適切なタイミングを計る方法が知りたくなるんです。
こんな感じで、やってみて気が付くことって多いんですよ。
やってみて気が付いたことがオリジナリティになる
でね。
知っていることをやってみて、気が付いたことが記事のオリジナリティになります。
例えば唐揚げの下処理。
下味をつけるのにボールを使ったりしていますが、あれってビニール袋が1つあればできるんですよ。
やり方は簡単。
一口大に切った鶏肉をビニール袋に入れて、しょうゆ・ショウガ・ニンニクを適当に入れて揉みこむだけ。
んで、片栗粉を適当に放り込んで袋ごと振れば、あっという間に下処理が終わります。
油は、衣のかけらを油の中に落としてみて、上にジューって浮かべばOK。
温度が上がりすぎると焦げるから、入れた瞬間は中火で様子見。
ジューっていい音がし始めたら火を少し弱める、とかね。
こういった、やってみて気が付いたことを記事にすればいい。
それがそのままオリジナリティになるんです。
やってみれば本当の意味で「知る」ことができる
これはまぁ、ブログに限った話じゃないんですが。
知っていることをやってみることで、本当の意味で「知る」ことができます。
言い方を変えれば、経験に勝る知識はない、ってことです。
例えば…そうだな。
マーケティングとかもそうですよね。
本で得た知識だけでマーケティングができる人は、まずいないでしょう?
そもそも、本の知識だけじゃわからないことのほうが多いんですよ。
市場調査をしましょう。
そういわれても、何をどうすればいいのかわからない。
アンケートを取りましょう。
そういわれても、どんな項目を設定すればいいのかわからない。
そんな感じです。
やるべきことは知っている、でもやり方は知らない。
これが知っている「つもり」の状態。
んで、知っていることをやってみて、失敗や成功を経験した後が本当の意味で「知っている」ということ。
この違いがめちゃくちゃ大きいんです。
なので、ブログでアクセスを増やしたいなら、知っている「つもり」を記事にしないこと。
実際にやってみて、経験して理解してから記事にする。
これだけでも、結果が大きく変わってくるはずですよ。
最後に
ということで、ポイントを学んでもブログのアクセスが増えない理由、でした。
文章が下手なのは、練習すればどうにでもなります。
それこそ100記事も書けば、それなりの文書が書けるようになるはずです。
先人たちがよく言いましたよね。
まずは100記事書けって。
あれって、そういうことなんですよ。
でね。
問題は知っている「つもり」で記事を書いてしまうこと。
特に、検索結果で上位にある記事を参考にして、その記事と似たようなことを書いてしまう。
経験も書いてオリジナリティを持たせたつもりでも、結局書いてあることに大差がない。
という記事がめちゃくちゃ多いんですよね。
だから、頑張って書いても上位表示されないわけです。
なので、知っている「つもり」で記事を書かないほうがいい。
ほら、よく言うじゃないですか。
温泉のレビュー記事を書くなら、その温泉に行って実際に入ってみる。
そして、管理している人にインタビューをして、利用者の声も集めてこいって。
温泉の場所とか効能とかなら、ネットで調べればいくらでも書けるんです。
でも、利用者のリアルな声とか、管理者が感じていることとかは、インタビューしないとわからない。
その温泉の温度とか、肌で感じることは実際に入ってみないとわからない。
これが、知っている「つもり」と知っているの差、です。
文章は練習しないと上達しない。
そして、知っている「つもり」で記事を書いても意味がない。
そういった記事を書いているから、ポイントを押さえてもアクセスが伸びないんです。
この状況を抜け出すには、文章を練習すること。
そして、知っていることを実際にやってみる、体験してみることが大切だよ。
という話でした。
ではでは~。