
さて今回は、給料が上がらない会社を辞めるべき理由について、です。
はっきりいいます。
給料が上がらない会社は、さっさと辞めるべきです。
理由は2つ。
・8割の会社が定期昇給を採用している
・時間を無駄にしてしまう
まぁ、8割の会社が定期昇給を採用している、というだけでも辞める理由になりますよね。
何しろ、たった2割の定期昇給がない会社で働いているわけですから。
サクッと転職すれば、定期昇給がある会社で働ける可能性が高いんです。
もうひとつの理由は、時間を無駄にしてしまうこと。
仮に定期昇給が5千円だとしますよね。
んで、その会社で10年働けば、給与は5万円増えます。
なのに定期昇給がない会社で10年働いても、給与は入社した時のままです。
これ、10年を無駄にしていると思いませんか?
給料が上がらない会社を辞めるべき2つの理由
もう一度言いますね。
給料が上がらない会社を辞めるべき理由はたった2つ。
・8割の会社が定期昇給を採用している
・時間を無駄にしている
詳しく話していきます。
8割の会社が定期昇給を採用している
8割の会社が定期昇給を採用しているのは、厚生労働省の調査で分かっていること。
ちなみに金額は、約5,000円といったところです。
でね。
8割の会社が定期的に給与を上げているのに、もし、あなたの給料が1円も上がらないのなら。
そりゃ辞めたほうがいいって、なりますよね。
仮に、定期昇給ありとなしを比べると、こんな感じ。
ちなみに月20万円の年収で、ざっくり計算しています。
定期昇給あり | 定期昇給なし | |
1年目 | 2,400,000円 | 2,400,000円 |
2年目 | 2,460,000円 | 2,400,000円 |
3年目 | 2,520,000円 | 2,400,000円 |
4年目 | 2,580,000円 | 2,400,000円 |
5年目 | 2,640,000円 | 2,400,000円 |
11年目 | 3,000,000円 | 2,400,000円 |
ね、かなり大きな違いが出るでしょ。
苦労して働いているのに、年々差が開いていくとか、ありえないと思いませんか?
時間を無駄にしている。
さっきの表をもう一度見てください。
10年で60万円も差がついています。
これが20年になれば、120万円もの差になるんです。
毎日働いているのは同じ。
違うのは、定期昇給のある会社かどうか、ということだけ。
だったら、定期昇給のある会社のほうがいいですよね。
頑張って働いても、それが報われることがない。
はっきり言って、時間を無駄にしているようなものです。
だから、給料の上がらない会社は、さっさと辞めたほうがいいんです。
給料が上がらない理由
さて、なんでサラリーマンの給料は上がらないのか。
この理由はすっごくシンプル。
会社があげる気がないから、です。
え?
景気が悪いからじゃないのかって?
ちなみに私の会社の社長はフェラーリに乗っています。
社員の給料は安いのに、社長はフェラーリ…。
まぁ、社長だから、報酬が高いのは理解できますよ。
それにしてもねぇ。
モヤモヤするのは私だけじゃないはず。
給料を上げる気なんてない
サラリーマンの給料が上がらないのは、そもそも上げる気がないからです。
何しろ給料は固定費ですから。
そして給料は、一度上げると下げるのが難しい。
もし売上が下がっても、給料を下げるとかできないんですよ。
そんなことをしたら、従業員からものすごい反感を買います。
だから、安易に給料を上げようとはしません。
むしろ、いろいろな仕組み…人事評価制度とでもいえばいいかな…を作って、できるだけ上がらないようにします。
ちなみに私が勤めている会社で昇給するには、人事評価でオールS以上を3年連続でとらないとだめです。
上司が評価する人事評価で、最高値であるSをすべての項目で3年ですよ。
マジであり得ませんし、できるとも思えません。
そんな感じです。
会社っていうのは、いかに経費を安くするか。
いかに固定費を抑えるかを考えるもの。
つまり、固定費を抑えるために、給料は上がりにくくするものなんです
ボーナスでごまかすのが常套手段
会社の業績が良いと、ボーナスが増えますよね。
これも、定期昇給させないための、ごまかしなんです。
というのは、ボーナスは支給しなくてもいいものだから。
そして、その年ごとに金額が変わっても、社員が騒ぐことはほとんどないものだからです。
だから、業績が良いとボーナスが増えます。
支払うのはその年だけ。
もし次の年の業績が悪ければ、ボーナスを減らすだけで済むからです。
社員だって、ボーナスが多ければうれしいですから。
でもこれは、定期昇給させないためのごまかし。
目の前にニンジンをぶら下げて、けむに巻いているだけなんです。
つまり、ごまかしているんですよね。
給料が上がらない会社は辞めたほうがいい
ということで、もう一度結論を言います。
給料が上がらない会社は、辞めたほうがいい。
なぜなら8割の会社が定期昇給を採用しているから。
つまり、給料が上がらないということは、定期昇給がない2割の会社で働いている、ということ。
それなら、定期昇給がある会社に転職したほうが得です。
定期昇給のない会社で11年働けば、定期昇給がある会社で働いた場合と比べて約120万円、年収が変わってきますから。
ざっくり計算でも120万円。
下手したらもっと大きく差が出る、可能性もあります。
ま、もっと少ない可能性もありますけどね。
それでも、年収がうん十万円違うって大きいですよ。
だから、給料が上がらない会社は、早くやめたほうがいいんです。
関連記事➡おすすめ転職エージェント4選