派遣から正社員になりたいのなら、諦めない執念が大切

派遣から正社員

「派遣社員から正社員になりたい」

そう思い転職活動をしても、思うようにいかなくてヤキモキしていませんか。

残酷な現実を突きつけるようですが、派遣から正社員になるのは簡単ではありません。
なぜなら派遣から正社員になるには、次の3つの壁を乗り越えないといけないのです。

  • 年齢
  • 経験とスキル
  • 非正規が求められるという現実

そして正社員になるまで諦めないという、執念にも似た気持ちを持つことも大切です。
この記事は、派遣から正社員を目指す方に向けて書いています。

「なかなかうまくいかないな」

そう感じたときに、参考にしていただければ嬉しいです。

関連記事:派遣を契約期間内に辞める具体的な方法

3つの壁とは

派遣から正社員を目指すときに「年齢」「経験とスキル」「非正規が求められるという現実」が壁として立ちはだかります。

ひとつずつ説明していきます。

年齢

派遣から正社員を目指すのに年齢が重要なのは、教育コストがかかるからです。

なぜなら派遣社員は、決まった仕事だけを任されることが多いため、正社員として見るとスキルと経験が不足しています。
つまり年齢に関係なく、経験とスキルを埋めるための教育が必要になります。

また人を採用すれば、当然人件費も必要です。
人件費はタイムテーブルである程度金額が決まっているため、年齢が高いほど人件費も高くなります。

つまり「人件費+教育コスト」が必要になるので、人件費の安い若い方の方が採用されやすくなります。

経験とスキル

派遣と正社員の決定的な違いは「経験」と「スキル」です。

一般的な派遣社員は、限られた範囲内で教育がなくても行える仕事しか、任されません。
これは会社が「人手が不足する間だけ派遣で補う」ことを前提としているためです。

そのため複雑な業務内容の仕事、あるいは責任が重い仕事は、正社員を教育してから任せることが一般的です。
つまり派遣でいる期間が長ければ長いほど、教育がない分経験やスキルで正社員に負けてしまい、採用されにくくなります。

関連記事:正社員と派遣社員は責任範囲と会社の期待に違いがある

非正規が求められる現実

いまは正社員よりも非正規社員が求められています。

これは数字で見ると分かりやすいので、平成13年と28年を比べてみてみます。

まずパートで働く人数は、平成13年は769万人でしたが、平成28年には988万人になっています。
派遣社員は45万人が133万人に、アルバイトは382万人が415万人に増えているのです。

また、年齢別で平成13年と平成28年の非正規雇用の人数を比べても、25~34歳は241万人だったのが281万人に、35~34歳は246万人が386万人に増えています。
しかも、平成13年には3,640万人いた正規雇用は、平成28年に3,367万人へと減っているのです。

その他にも賃金など色々ありますが、総合的にみても企業は正規雇用より、非正規雇用を求めていると考えられます。

参考「非正規雇用-厚生労働省

派遣から正社員を目指す方法

派遣から正社員を目指す方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
考えられる方法を紹介します

今の職場で正社員を目指す

今の職場で正社員登用を目指す場合は、仕組みがないと厳しいものがあります。

まずは過去に派遣から正社員になった方がいるか調べてみましょう。
もし派遣から正社員になった方がいるのなら、正社員に登用されるチャンスがあると考えられます。

ただし「以前は派遣から正社員を登用していたが、今は行っていない」という会社もあります。
なので「過去に実例がある」ことで安心せず、チャンスがあれば直接聞いてみることも大切です。

仕事ができて人付き合いが上手い必要がある

派遣から正社員として登用されるには、与えられた仕事をきちんとこなし、職場の人間関係も良好である必要があります。
なぜなら、上司や同僚が「この人と一緒に働きたい」と思わないことには、正社員に登用されることが無いからです。

ぼくの職場で派遣から正社員に登用された方は、仕事の覚えが早く、周りの人とも上手に付きあっていました。
今の職場で正社員を目指す場合は、「仕事力」と「人間力」が求められると思っていてください。

紹介予定派遣を利用する

紹介予定派遣は最長6か月の派遣期間が終わった後、本人と派遣先企業、両方が合意すれば正社員になれる働き方です。

派遣期間が正社員登用前の試用期間のような役割を果たしていて、能力が足りなければ断られることもあります。
逆に正社員になりたくないと思えば、断ることもできます。
とてもマッチング率の高い就職活動の方法ですが、次の点には注意が必要です。

それは社員への登用は必ず正社員というわけではなく、契約社員になることもあるからです。
派遣期間が終わってから「実は契約社員だった」ということ避けるために、事前にきちんと確認しましょう。

ゼロから転職活動を行う

今の派遣先で正社員登用を目指す場合も、紹介予定派遣として正社員を目指す場合も、一定の期間は派遣社員として働かないといけません。

しかも確実に正社員になれるという保証は、どこにもないのです。

で、あれば普通に転職活動を行い、正社員を目指した方が早く採用される可能性があります。
実際には派遣の契約期間もありますので、タイミングを見ながら転職活動を行いましょう。

転職サイトや転職エージェントを利用すれば、転職活動をスムーズに進めることができますよ。

関連記事:派遣から正社員は頑張ってもなれない!今すぐ正社員を目指すべき理由

志望動機の考え方

派遣から正社員へ転職を希望するとき、多くの人が志望動機で悩んでいます。
その理由は簡単で、今までの経験をどうアピールしていいのか分からないからです。

例文を掲載しているサイトもありますが、例文に頼りすぎるとオリジナリティのないものになってしまいます。

そこで派遣から正社員への転職を希望する際の、志望動機の考え方を紹介します。
履歴書を書くときや、面接の前にぜひ読んでいただき、参考にしていただければ嬉しいです。

安定を求めた志望動機がNGになる理由

派遣から正社員を目指す方で一番多い動機は「安定を求めている」からです。
ですが派遣から正社員を目指す動機として、安定を求めていると伝えてはいけません。

その理由は2つ

  • 採用担当者にとって応募者の生活は興味のないこと
  • 採用されればどこでも良いと捉えられる

つまり応募者が「安定を求めている」ことは、企業にとってどうでも良いことなのです。

たとえ安定を求めているとしても、「正社員になって安定した生活が送りたいです」とは、言わないようにしましょう。

自分の市場価値を確認する

最初にやるべきことは自分の市場価値を確認することです。
自分の市場価値を把握していないと、志望動機やアピールポイントをまとめることができません。

考えるべきことは次の3つ。

  1. 専門性と経験
  2. 人脈
  3. 働いた業界

専門性は「法人営業」「経理」など職種に近いもので、経験は「主任」や「チームリーダー」「店舗の立ち上げ」などの、仕事を通じての経験になります。
人脈は仕事を変えても力を貸してくれる人がいるかどうか考えてください。
働いた業界はそのまま「業界」になります。

派遣社員として長く働いていると、専門性と経験が増えていくはずです。
また様々な業界で働いているはずなので、全て書き出すようにしてください。

市場価値に合った企業を受けると採用されやすい

転職では自分の市場価値に合った企業を受けると、採用されやすくなります。
理由は簡単で、市場価値に合っているということは、そのままほしい人材になるからです。

これから仕事を探す場合は、専門性と経験、業界が合う企業を探してみてください。

企業が求める人材像を把握する

志望動機を考えるときに重要なのが、「企業がどんな人材を求めているか」です。

事務職の求人に営業経験だけで乗り込んでも採用されにくいように、企業が求める人材と自分の市場価値がかけ離れていれば、当然採用されません。

例えば…

職種:営業
業務内容:飲食店向けに冷蔵庫やケースなどの販売。新規・既存・提案営業
応募資格:基本的なPCスキル。明るい人。

という求人の場合、求められる専門性は「法人営業」「有形商材の営業」「新規開拓営業」「ルート営業」「提案営業」になります。
この場合業界経験などは求められていないので、営業の専門性を訴えるべきです。

「法人営業の経験3年、売上の社内順位が2位、新規開拓の経験もあり1年で2社契約を結びました。」
というアピールをすれば、企業が求めている人材に近くなります。

入社後にできることを伝える

次にあなたがその会社に入社してから、どういった形で貢献できるのかを考えます。
入社後できることは、企業が求める人材像に沿って話をすると効果的です。

先ほどの営業の例で考えると…

前職では法人営業として〇〇という商品を販売していました。
お客様に商品を購入していただくには、私を信用していただき、相談できる雰囲気を作ることが大切です。
面談の際にはお客様の相談に耳を傾け、一緒に解決するという姿勢で取り組んできました。
そのために何度も足を運び、お会いする回数を増やすことで、ご契約いただくスタイルでやってまいりました。
その経験が御社での営業活動でも生かせると考え、志望いたしました。

というような感じになります。
自身の専門性と企業のニーズがあっていれば、入社後にできることも見つけやすくなります。

将来象を考える

入社して3年後、5年後に自分がどうなっていたいのか、を考えておきましょう。
ここでのポイントは、企業が求める人材像と合致する未来を考えること。

先ほどの営業を例に考えると…

まず業務を覚え一人前になること。
そして3年後、5年後には実績を出すのは当然として、さらに後輩に教えられるようなリーダーシップを身につけること

この2点を中心に話をまとめて伝えます。

一般職として転職するのであれば、将来象は「自分で実績を残しながら、周りに良い影響を与えるリーダーシップのある人材」が、無難かもしれません。

志望動機と退職理由はセットで考える

志望動機と退職理由はセットで考えると、話に一貫性が出て説得力が増します。
派遣社員を辞めて正社員へ転職しますから、「今までの経験を活かしてより責任感のある仕事がしたいと考え、契約期間満了に合わせて転職を考えました」でもいいですよね。

プロに相談する

次に大切なことは、転職活動を一人で行わないことです。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策を理解するためにも、転職エージェントに相談してください。
転職エージェントでは、転職に関わるほぼすべてのことをサポートしてくれますし、何よりも転職を豊富に経験していますから、効果的なアピール方法を学ぶことが出来ます。

とくに「安定が欲しい」気持ちが強くなっている方には、心強い相談相手になってくれるはずです。



人材派遣で有名なスタッフサービスも、契約社員や正社員の求人紹介を行っています。

もともとは派遣業を営んでいる企業ですし、かなり前から希望があれば正社員の紹介も行っていたそうなので、派遣から正社員を希望する際のアピールポイントを知っているはずです。

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公式サイトはこちら⇒スタッフサービス

スタッフサービスの特徴は次の通り

  • 超大手派遣会社のスタッフサービスが運営する人材紹介サービス
  • 事務職を中心に全国の求人をご紹介しています。
  • 求人数が多く、とくに女性が働きやすい事務職の求人が多くあるので事務職で働きたい人におすすめです。

最後に

今は正社員でも安定しているとは言いにくい時代になってきました。
とは言え社員教育の面で考えると、派遣社員より正社員の方がはるかに有利です。

また転職する場合にも、派遣経験よりも正社員経験の方が有利に働きます。
つまり派遣から正社員になるメリットは、「安定」以外にも沢山あるのです。

この記事が、派遣から正社員を目指している方の、お役に立てば幸いです。




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