繁忙期が「ある」と思い込むのは危険なこと

繁忙期が「ある」と思い込むのは危険なこと

会社での会話を聞いていて感じました。

「今年も去年と同じように繁忙期がある」と思うことが、どれほど危険な考え方かということを。

確かに繁忙期は、同じ業界なら同じ時期に来るものです。

でも、だからと言って、同じように仕事が来るとは限らない。

それなのになぜ、「繁忙期がある」と思えるのか。

「今年も繁忙期がある」と思うのは、ある意味「甘え」ています。

去年が忙しかったからと言って、今年も忙しいとは限らないのです。

繁忙期とは

繁忙期とは仕事が普段よりも忙しくなる時期のことを言います。

例えば経理なら決算期。
官公庁の仕事が多ければ、期の変わり目などが繁忙期になります。

お店だとGWやお盆、年末年始が繁忙期ですね。

繁忙期の特徴は、毎年似たような流れを繰り返すこと。

なので「この時期は忙しい」と、思い込んでいる方が多いのも特徴です。

業界が忙しくても個々の会社が忙しいとは限らない

ひとつ言いたいことは、繁忙期になると業界は忙しくなっても、個々の会社が忙しくなるとは限らない、ということ。

例えばGWにA店が忙しくなったとしても、B店が忙しくなるわけではないのです。

たとえ去年までGWが繁忙期だったとしても、今年も繁忙期になるとは限らない。

意外とこの事実に気が付いている方は少ないようですが、繁忙期は何もせずに稼げる時期ではありません。

繁忙期を何もせずに当てにすると自滅する

確かに繁忙期は毎年似た時期にやってきます。

特徴的なのはGWやお盆、年末年始ですよね。
この時期は、例外なく客数が伸び、売り上げも伸びるものです。

ですが、何の努力もしていない会社が、繁忙期に稼げることはありません。

事前にチラシをまいたり、売り場でアピールをしたり、固定客に働きかけたりして、やっとお客さんを確保しているのです。

「毎年〇月は繁忙期だから」と、胡坐をかいている会社にお客さんが来ることはありません。

つまり、何もせずに繁忙期だけを当てにしていると、自滅してしまうのです。

事前に予算と使い道を把握する

特に問題なのは、予算の消化を当てにした、期末の繁忙期です。

官公庁の仕事を請け負っている会社に多いのですが、「今年も予算消化があるから期末は繁忙期になる」と、勝手に思い込んでいます。

ですが、その思い込みにどんな根拠があるのでしょうか。

担当者に予算の消化状況を確認していますか?
予算を消化するために仕事を出すと言ってもらえたのでしょうか?

そもそも、期末に消化しなければいけないほどの、予算が確保できているのでしょうか?

何の情報もなく、「今年も期末は繁忙期だから売り上げが伸びる」と、期待するのは「捕らぬ狸の皮算用」と同じです。

本当に繁忙期が来るのかどうか、事前に情報を集めておきましょう。

仕事が来るように営業をかけておく

仮に期末に消化しないといけない予算があるとしても、自社に仕事が出るとは限りません。

仕事を出してもらえるかどうかは、日々の付き合い次第ですよね。

「繁忙期が来る!」と思っていたのに、何の仕事もなかった…。

なんてことの無いように、常日頃からきちんと営業を行い、受注体制を作っておきましょう。

何もしなければ繁忙期は来ない

正直な話、「今年も繁忙期は〇月=〇月」と決めつけて、休みの体制まで変えている会社を見ると、「本当に大丈夫か?」と、思ってしまいます。

特に毎月の売り上げが落ちているのに、宗教のように繁忙期を当てにしていると、なおさら不安になるのです。

確かに繁忙期は、毎年似た時期に訪れます。

ですがそれは「業界」に訪れるのであって、「会社」に訪れるわけではありません。

繁忙期にしっかりと仕事を確保し、売り上げを伸ばすにはそれなりの営業活動が必要です。

そのことを忘れて繁忙期が「ある」と思い込むのは、とても危険なことだと思ってください。

最後に

毎月の売り上げが下がっている中で、「繁忙期なったら仕事が回りませんよ」という方多いので、この記事を書こうと思いました。

確かに繁忙期は売り上げを確保するチャンスです。

ですが何もせずに稼げるほど甘いものではありません。

ましてや「去年は繁忙期だったから今年も繁忙期だ」と、思い込むのはものすごく危険な状態です。

繁忙期がわかっているのであれば、売り上げを確保するために、できることを今から行ってください。

何もせずにいると、周りは繁忙期だけど自分だけ暇…。

と、いうことになりかねません。




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