仕事が終わらない残業もできないという苦痛

仕事が終わらないけど残業もできない。
残っていると早く帰れと叱られるが、早く帰れば仕事が溜まっていくだけ。

という状況になると、ものすごいストレスに襲われます。

仕事が終わらないのに残業ができないのは苦痛

ぼくは試用期間中に前任者が退職したため、いきなりものすごい量の仕事を任されたことがあります。

その時の状況がまさに「仕事が終わらないけど残業もできない」だったのです。

「仕事が終わらないけど残業もできない」で悲惨なのは、どんな結果になっても怒られること。

仕事が期日までに終わらず、ひたすら溜まっていく状況になれば、当然上司や周りから怒られます。

かといって終わらせるために残業をすれば、「残業は禁止だ」と上司から怒られます。

まさに発砲ふさがり。
仕事が終わらない、残業もできない状況は、苦痛以外の何物でもないのです。

対応するにはサービス残業しかない

仕事が終わらないと怒られる…けど残業をしても怒られる…。

この状況を打破するには、サービス残業をするか自宅に持ち帰るしかなくなります。

事実ぼくの前任者は、タイムカードを切ってからサービス残業を行っていたそうです。

しかもひどいときは徹夜のサービス残業で対応した…という話も。

仕事が終わらないと怒られるだけではなく、お客さんや同僚にも迷惑が掛かります。

なので、サービス残業か自宅への持ち帰りで対応するしかなくなってしまうのです。

どっちに転んでも評価が下がる

しかも悪いことに、仕事が終わらなくても残業をしても評価が下がります。

当然ですよね。
仕事が終わらなければ「できないやつ」として見られます。

残業をすれば「定時までに終わらないやつ」だと判断されるのです。

つまりどっちに転んだとしても、「仕事のできないやつ」だと判断されます。

当然人事評価も右肩下がりで落ちていくわけです。

上司は対応してくれない

ちなみに、会社の決まりですから上司は対応してくれません。

せめて仕事をほかの人に振り替えてくれればよいのですが、それすら対応してくれないのです。

というのをぼくは経験しています。

仕事が終わらず残業もできず、どうにもならないので上司に「仕事を減らすか残業を許可してほしい」と直談判しました。

その結果言われたのは「仕事は終わらせること。残業はするな。」です。

「それができないから相談しているんだけど…。」と思っても無駄。

上司が対応してくれる会社なら、「仕事が終わらない残業もできない」という状態には陥りませんから。

定時までに仕事を終わらせる

残業ができないのであれば、定時までに仕事を終わらせるしかありません。

そのためのコツを紹介します。

作業リストで効率化を図る

まずやるべき仕事を箇条書きで書き出した「作業リスト(Todoリスト)」を作ります。

次に書き出した仕事に優先順位をつけていきます。

優先順位のつけ方は…

  1. 期日が近くて時間のかかる仕事
  2. 期日が近くてすぐ終わる仕事
  3. 期日が遠くて時間のかかる仕事
  4. 期日が遠くてすぐ終わる仕事

…です。

そして終わった仕事を横線でつぶしながら、横にかかった時間を書いていきます。

リストに書き出すことで頭の中がクリアになり、目の前の仕事に集中できるようになります。

すると自然と仕事が早くなるものです。

参考記事:苦手を克服!超簡単なタスク管理のやり方

仕事の効率化を図る

次に作業リストを使って、無駄な仕事を減らしていきます。

上の通りに進めれば、作業リストに毎日行っている仕事の種類と、それにかかった時間が書いてありますよね。

その中から頻度の多い仕事と時間のかかる仕事をピックアップし、効率化を図っていきます。

例えば…

  • 統一したフォーマットを作る
  • エクセルで自動計算できるようにする
  • 無駄な仕事を辞める

…などです。

頻度の多い仕事や時間のかかる仕事は、ちょっとした工夫で大幅に効率化を図ることができます。

できない仕事は断る

「仕事が終わらない」から抜け出すためのポイントは、できない仕事を断ること。

何でもかんでも仕事を引き受けていたら、いつまでたっても仕事は終わりません。

なのでできない仕事はきっぱりと断りましょう。

仕事を断るコツは…

  • できない理由を明確に伝える
  • 相手の立場に配慮する
  • 代替え案を出す
  • 一言添える

…です。

詳しくは「仕事を断るちょっとしたコツ」を参考にしてください。

得意な人に仕事を振る

ぼくが仕事を早く終わらせるためによくやるのは、得意な人に仕事を任せてしまうこと。

例えば何かを集計するのなら、エクセルをよく知っていて集計が得意な人にお願いします。

部品を加工するなら現場の人に。
プレゼン資料を作るなら、パワーポイントが得意な人に任せてしまうのです。

得意な人に仕事を振ることで、仕事にかかる時間を大幅に短縮することができます。

また自分も特異な仕事に集中できるため、結果として全体の効率が良くなるものです。

人に仕事を振るコツは、相手を立てておだててお願いすること。

そして自分を少しだけバカに見せることです。

人に仕事を振れるようになると、すごく楽になります。

転職を考えてもいい

「仕事が終わらない、でも残業もできない」という状況になると、日に日に追い詰められていきます。

下手をすると精神的にやられてしまい、病気になる可能性もあるのです。

なので、どうしてもつらいのであれば、転職も視野に入れてください。

最低限「いつでも退職できる」という逃げ道は持っておくこと。

逃げ道もない状態で追いつめられると、本当にどうにかなってしまいますから。

最後に

「仕事が終わらない、残業もできない」状況は、苦痛以外の何物でもありません。

「残業が嫌だ!」と思っていても、必要な時に残業ができないと、ただただつらさを感じることになるのです。

なので、仕事が終わらないのに何の対処もしてくれない、しかも残業も認めないという会社なら、最悪の場合転職してもいい。

そんな会社に我慢して努める価値はありません。

サービス残業なので自分を犠牲にするよりも、自分を生かせる仕事を探すべきです。