- ブログを大勢の人に読んでもらいたい
- アクセスを集めてお金を稼ぎたい
- どうすればアクセスが集まる記事が書けるのか知りたい
こんな悩みに答えます。
ぼくはブログを書き始めたばかりのころ、いくら記事を書いてもアクセスがほとんどありませんでした。
自分ではすごくいい文章を書けたと思っても、だれにも読んでもらえなかったのです。
記事が読まれなければ、当然商品も売れません。
商品が売れなければ、稼ぐこともできません。
でもある記事をきっかけに、たくさんのアクセスが集まるようになります。
しかもその記事に広告を貼ると、月5万円以上稼いでくれたのです!
それは、自分の体験をもとに、悩みを解決するまでを書いた記事。
キーワードの選定も、ネットを使ったリサーチも一切行わず、自分の体験を素直に書いた記事でした。
そうです。
アクセスが集まる記事を書くポイントは、ぼくの体験の中にあったのです。
そのことに気が付いてからは、ネタに困ることもほとんどなくなりました。
しかも多くの記事で上位表示されるようになったのです。
この記事では、アクセスが集まる記事を書くポイントを紹介しています。
最後まで読んでいただけば、「いくら記事を書いてもアクセスが集まらない」という悩みを、解決するヒントが見つかるはずです。
あなたの「なぜ?」「困った」を記事にする
もう答えを言っていますが、アクセスが集まるブログ記事を書くポイントは「あなたの体験」です。
つまりあなたの「なぜ?」「困った」を解決した体験を記事にすれば、自然とアクセスが集まるようになります。
あなたの悩みは他人の悩み
なぜ、悩みを解決した体験でアクセスが集まるのか。
それはたくさんの人が、あなたと似たようなことで悩んでいるからです。
例えば冷蔵庫が壊れた時どうしますか?
きっと「修理できないかな」と思って、ネットで検索しますよね?
仕事で失敗した時も、恋人とけんかをした時も、何気なくネットで検索するはずです。
つまり、そういうことです。
あなたが悩んだときに検索するように、ほかの人も同じように検索をします。
たくさんの人が、あなたと似たようなことで悩んでいるわけです。
「体験」が差別化になる
でももし、悩みの解決方法がネット上になかったら?
ネット上にあったとしても、体験を伴わない薄っぺらな内容の記事だったら?
きっとがっかりしますよね。
つまり、あなたが「なぜ?」「困った」を解決した体験を書けば、明確な差別化になるということ。
しかも実体験ですから、記事を読んだ大勢の人の悩みを解決でるわけです。
となれば、検索結果で上位表示される可能性が、ほかの記事と比べて格段に高くなります。
なぜなら検索結果上位には、ユーザーの役に立つ記事を表示させたいとGoogleが考えているからです。
つまり「なぜ?」「困った」を解決した体験が、ほかの記事との明確な差別化になり、強力な武器となります。
【余談】キーワードから書いた記事にアクセスが集まらない理由
余談ですが、キーワードからネタを探して書いた記事にアクセスが集まらないのは、単純に上位表示しづらいからです。
似たような記事になる
キーワード選定から記事を書く方法は、いろいろな場所で紹介されています。
そしてリサーチ方法も、記事の書き方も似ています。
その方法を一言でいえば、「検索上位の記事を読み、不足分を補う」です。
検索上位の記事からユーザーの検索意図を読み解いて記事を書くと、似たような記事になりがちです。
大勢の人が同じ方法で記事を書いていますから、似ないほうが不思議なくらいです。
そして似たような記事がたくさんあれば、上位表示は難しくて当たり前、ですよね。
ライバルがめちゃくちゃ多い
もうひとつ問題があります。
それは、キーワードからネタを探して記事を書く人が、めちゃくちゃ多いことです。
理由はさっきも書いたように、キーワードから記事を書く方法はいろいろな場所で紹介されていて、もはや定番になっているから。
ライバルが多い場所で戦えば、勝つのが難しくて当たり前。
しかも元ネタがキーワードでは、差別化も難しくなります。
差別化が難しいからアクセスが集まりにくい
キーワードから記事を書く方法が間違っているわけではありません。
ぼくもキーワードから記事を書きます。
ですがライバルが多く差別化が難しいので、検索上位に表示させるのが難しい。
しかも立ち上げたばかりのブログだと、なおさら上位表示が難しくなります。
だからキーワードから書いた記事は、なかなかアクセスが集まらないのです。
「なぜ?」「困った」がブログ記事に向いている理由
あなたの「なぜ?」「困った」を解決した記事は、ブログに向いています。
なぜならあなた自身のことですから、記事として書きやすいのです。
「なぜ?」「困った」の解決が記事の目的になる
まず記事を書く上で超重要な「目的」が明確です。
「なぜ?」「困った」の解決が、そのまま記事の目的になります。
目的が明確なら、導入文も書きやすいですよね。
「なぜ?」「困った」の理由・解決法がキーワードになる
そして「なぜ?」「困った」の理由・解決法が、そのままキーワードになります。
例えば困ったことが「嫌いな上司との関係」なら、「嫌い 上司 関係」がキーワードです。
さらに問題を解決していますから、本文の中に「付き合い方」や「対処法」といったキーワードも入ってくるでしょう。
つまり意識しなくても、タイトルや本文にキーワードがガンガン入ってくるわけです。
「なぜ?」「困った」の解決方法が見出しになる
もっと言えば「なぜ?」「困った」を解決した方法が見出しになります。
見出しは記事の内容を決める重要な要素。
ユーザーの検索糸を読み解き、何を求めているか……と考えると、見出しを付けるだけでも結構な労力が必要です。
ですが実体験であれば、その方法がそのまま見出しになりますよね。
「なぜ?」「困った」の解決方法が本文になる
そして実際に解決した方法が、そのまま本文になります。
実体験ですから、あなたがとった行動と結果を書けばいいだけです。
しかも実際に取った行動をかくわけですから、本文にストーリーを持たせやすい!
人はストーリー(物語)が大好きです。
実体験を書くだけでその要素を満たせるなんて、理想的だと思いませんか?
あなたの悩みだからターゲットを決める必要がない
さらに言えば、悩みを解決した体験なら、ターゲットを考える必要がありません。
あなたの悩みを解決した体験を書くわけですから、ターゲットは当然「自分自身」になります。
記事のターゲットを決める方法に「ペルソナ」があります。
年齢や職業などを想定し、仮想のターゲットを決めて記事を書くわけです。
ターゲットを決めれば、記事を書きやすくなります。
なので、ペルソナを決めるわけですが……。
ペルソナを決めるには、ある程度の経験と時間が必要なんですよね。
ですが実体験をもとに書く記事では、ターゲットを決める必要がありません。
そもそもあなたの悩みを解決した手順ですから、ターゲットは自分自身でいいのです。
つまり記事が書きやすい
つまり「なぜ?」「困った」は、ものすごく記事が書きやすい。
まとめると……
- 「なぜ?」「困った」の解決が記事の目的
- 「なぜ?」「困った」の理由がキーワード
- 「なぜ?」「困った」の解決方法が見出し
- 「なぜ?」「困った」の解決方法が本文
……になります。
記事を書く前に考えなければいけないことが、すべて揃っているわけです。
これだけ条件が揃っていて書きやすければ、ブログに向いていて当然ですよね。
【余談】特化ブログ・キーワードでも「なぜ?」があれば記事になる
特化ブログでもキーワードからでも、「なぜ?」で記事が書けます。
なぜなら何かを勉強するときに、「なぜ?」という疑問が必ずあるからです。
キーワードから記事を書く時も、「なぜ?」と思うことはありますよね。
「なぜ?」があれば、あとは解決するだけ。
本で調べてもネットで調べても実際にやってみてもいい。
そして「なぜ?」を解決するまでの手順と結果をまとめれば、立派な記事になります。
大切なのは「なぜ?」と思った瞬間を見逃さないことです。
「なぜ?」「困った」で記事を書く手順
では実際に「なぜ?」「困った」で記事を書く手順を紹介します。
(仮)タイトルを決める
まず決めるのはタイトルです。
なぜならタイトルがないと、記事の内容がぶれまくるからです!
といってもここで決めるのは(仮)タイトル。
「なぜ?」「困った」を含めて、サクッと決めてください。
例えば「嫌いな上司との関係」を改善した記事なら、「嫌いない上司との関係を改善する方法」で構いません。
あるいは「嫌いな上司との付き合い方」でもいいですよね。
記事の見出し(構成)を決める
(仮)タイトルが決まったら、次は記事の見出しを決めます。
ここで決める見出しも(仮)のようなものです。
というのも見出しは記事を書いていくうちに、増やしたり減らしたりしたくなるものだから。
なので、あまり深く考える必要はありません。
どうやって解決したのかを思い出しつつ、サクッと決めてください。
あなたが解決した方法を見出しにする
見出しは、あなたが「なぜ?」「困った」を解決した方法を使います。
例えば上司との関係を解決する記事なら……
- 報告をまめに行う
- 上司の性格を把握する
- 行動を先読みして仕事をする
- 反論は上司の話が終わってから
……などの解決した方法が見出しになります。
ポイントは「どうやって解決したのか」です。
あなたのとった行動を思い出せば、見出しを決めるのは難しくありません。
あなたが「知りたい」と思う順番で見出しを並べる
見出しを決めたら、あなたが「知りたい」と思う順番で並べ替えます。
ユーザーは興味のあることしか読まない
「知りたい」と思う順番で並べるのは、記事を最後まで読んでもらうためです。
なぜならユーザーは、興味のあることしか読まないから。
はっきり言いますが、ユーザーはわがままです。
たとえあなたがすごく丁寧に、めちゃくちゃ長い記事を書いたとしても、知りたいことが書いてある部分しか読みません。
どんなに工夫しても、知りたいところに直行するのがユーザーです。
あなたの知りたいはユーザーも知りたい
だからこそ、あなたが「知りたい」と思う順番で見出しを並べます。
なぜならあなたは「なぜ?」「困った」を解決した人。
その「知りたい」という欲求は、そのままユーザーの「知りたい」に直結します。
「知りたい」と思う順番が読む気にさせる
そして「知りたい」と思う順番で書かれている記事は、読む意欲を増幅させます。
つまり最後まで読んでもらえる可能性が高くなるわけです。
見出しを見直す
見出しを一通り並べたら、見直しをしてください。
- 解決手段がすべて伝わるか
- 詳しく解説するべきことはないか
- 余計なことはないか
- 順番は適切か
……といったことを考えながら、見出しを見直します。
理想は見出しを読むだけで、記事の内容がつかめることです。
読まれる本文を書くポイント
見出しが決まったら、いよいよ本文を書いていきます。
ということで、読まれる本文を書くポイントをいくつか紹介します。
基本は「結論」⇒「理由」⇒「解説(実体験)」そして「結論」
まず本文の基本構成は「結論」⇒「理由」⇒「解説(実体験)⇒結論です。
記事全体の構成も、見出しごとの構成も同じだと考えてください。
この構成にする理由は、「ユーザーは興味のあることしか読まない」からです。
まず真っ先に結論を書くことで、ユーザーに「必要な情報だ」と思ってもらいます。
そして「理由」をつけることで、情報の信ぴょう性を高めます。
最後にもう一度「結論」を言い、記事に説得力を持たせるわけです。
実体験で「ストーリー」をつくる
ではなぜ「解説(実体験)」を理由の後に入れるのか。
「結論」⇒「理由」⇒「結論」で十分じゃないか。
そう思いますよね。
記事に「解説(実体験)」を入れるのは、記事にストーリーを持たせるためです。
人はストーリー(物語)が好きです。
説明にストーリーが入ると、文章に引き込まれる人が大勢います。
つまり、ストーリーを作ることで、記事がより読まれやすくなるわけです。
なので「解説(実体験)」を理由の後に書きます。
読みやすい文章を書くポイント
では次に、読みやすい文章を書くポイントを紹介します。
できるだけ短く書く
まず文章は、短く書いたほうが読みやすくなります。
なぜなら長文はとても読みづらいから。
長文が読みづらい理由は次の2つ。
- 見た目で疲れる
- 読んでも疲れる
例えば、「文章は短く書こう」と同じ内容でも……
せっかくブログ記事をかくわけですから、できるだけ大勢の人に読んでもらうために、本文は要点をまとめて端的に、できるだけ短く書くようにしましょう。なぜなら長文を書くと読むのに疲れるだけではなく、見た目でも大きな塊になって読みづらいからです。
……と書いてあったら読むのをためらいますよね。
それよりも……
なぜなら長文は読みづらいからです。
……と書いたほうが、読みやすいはずです。
なので、文章はできるだけ短く書くようにしてください。
分かりやすい表現で書く
文章は分かりやすい表現で書くことも大切です。
分かりやすい表現の目安は、「小学生が読んでもわかる」こと。
なぜなら知らない言葉が出てくるとほとんどの人は……
- 自分には関係のないこと
- むずかしいから読むのをやめよう
……と思い、そこで読むことをやめてしまいます。
なので、小学生でもわかるような表現で書くようにしてください。
翌日に見直しをする
本文を書き終わったら、翌日以降に見直しをします。
なぜなら書いた当日は、「失敗するはずがない」という思い込みがあるからです。
翌日以降に見直しをすると、間違いやミスに気が付きやすくなります。
なので、最低1回は翌日以降に見直しをしてください。
正式タイトルを決める
見直しが終わったら正式タイトルを決めます。
タイトルはできれば興味を引くものにしたいところ。
そのためのテクニックもいろいろありますが……。
すべてを紹介すると1冊の本が書けるので、使いやすいものをいくつか紹介します。
- 数字を入れる
- 「理由・なぜ」を入れる
- 「〇〇の方法」にする
- 「アドバイス」を入れる
……などです。
例えば「上司との関係改善」なら……
- 上司との関係を改善する8つの方法
- 私が気難しい上司に気に入られた3つの理由
- 上司とうまくいかない君へ7つのアドバイス
……といった具合です。
タイトルに凝りすぎるあまり、「なぜ?」「困った」を入れ忘れないようにしてくださいね。
まとめ
今回は以上です。
まとめると「問題を解決した実体験をもとに記事を書く」ということ。
実体験ほど明確な差別化になるものはありません。
ぜひあなたの体験を記事にして発信してください。
その記事を求めている方が、大勢待っていますから。