派遣を契約期間内に辞める具体的な方法

派遣を契約期間内に辞める具体的な方法

派遣社員は正社員と違い「期間の定めがある」雇用契約になっています。そのため「契約期間が満了するまで」仕事を続けるのがルールです。

ですが実際には、最初に聞いていた仕事と実際の内容が違う、想像していたより仕事が難しい、職場雰囲気になじめないなど、様々な理由で辞めたいと思うこともあるものです。

ただ契約期間が決まっているため、「辞めたい…。」と思っても「辞められない…。」のが現実。

ですが…、実は契約期間内でも退職はできます。

この記事では、契約期間内に退職する具体的な方法を紹介しています。

辞めることによる影響は?

契約期間の途中で辞める場合、派遣会社や派遣先に迷惑がかかること、仕事に影響が出ることを理解しておきましょう。

派遣会社も派遣先も、契約期間内は働いてくれると言う認識があります。

なので途中で仕事を辞めると、派遣先は人手不足に陥る可能性がありますし、派遣元の信用が間違いなく傷つきます。

契約期間の途中で辞めることは、周りに大きな迷惑をかける可能性があることを理解してください。

そのうえで、契約期間内で辞める具体的な方法を紹介します。

契約更新日を確認し、契約を更新しない

派遣期間は契約で決められていますから、まずは契約内容を確認し契約更新がいつなのかをチェックします。

もし契約更新日が近いようなら「更新しない」ことを伝えればそれで辞められます。

ただし更新日ギリギリで伝えるのはやめてください。
例えば3月30日が契約更新日なのに、3月29日に「更新しない」ことを伝えるのはトラブルの元になります。

遅くても更新日の2週間前、出来れば1ヶ月前には伝えたいところです。

 派遣社員の就業規則に従って退職する

派遣社員は派遣元の就業規則に従います。

なので派遣元にある就業規則を確認し、派遣社員向けの退職規定を探してください。

「派遣社員就業規則」という名前で作成する会社が多いようです。

もし退職規定の中に「退職の申し出が承認されたとき」と記載があれば、退職を申し出て認められることで、契約期間内でも辞めることが出来ます。

認められるまでがすこし大変かもしれませんが、粘り強く交渉するしかありません。

派遣先が了承すれば辞められるケース

派遣元の社員に辞めたいことを伝えると、ほとんどの場合「派遣先が了承すれば構わない」と言われることがあります。

もし「派遣先が了承すれば構わない」と言われたら、その後の動きは派遣元の指示に従いましょう。

派遣先の上司や人事に直接辞めたいことを伝える場合と、派遣元から派遣先に連絡を入れる場合があります。

どちらの場合でも極力迷惑をかけないために、1か月前には伝えるようにしたいですね。

辞めさせてもらえない時は

派遣会社の担当者に「どうしても辞めたい」ことを粘り強く伝えることで辞めることもできます。

もちろん、辞めたい理由をきちんと伝え、相手に納得してもらう必要はあります。

まずは、派遣会社の担当者の予定を確認して面談の約束をとりつけてください。

もし派遣先に来てくれるのなら、派遣先で少し時間も作ってもらい、退職の意思を伝えましょう。

もし派遣先に来てくれないのなら、面談の日は仕事を休みにしたほうが、いいかもしれません。

面談では「今の仕事を辞めたい」ことを、誠意をもって話してください。

今後どうするのかも一緒に考えて話すことも大切です。

派遣会社の担当者にも立場や面子がありますから、顔に泥を塗らないように気を付けたいですね。

退職の意思は派遣元に伝える

退職の意思を伝えるのは、当たり前ですが派遣元の社員です。

雇用契約は派遣会社と派遣社員が結んでいるもので、派遣先の会社と派遣社員が契約を結ぶことはありません。

間違えることはないと思いますが、念のため。

やむを得ない事情があれば退職はできる

契約期間が残っていても、やむを得ない事情があれば問題なく辞められます。

やむを得ない事情とは、健康上の理由(例:就職後になって手術が必要な病気になった)や家族の事情(例:家族の病気や要介護状態、夫の転勤など)、あるいは契約に相違があった場合です。

連絡だけで済むことがほとんどですが、場合により証明できる物が必要になることもあります。

万が一を考えるのなら、何かしら証明できるものを用意しておいたほうが安心です。

また、パワハラやセクハラ、サービス残業がある場合も辞めることが出来ます。

パワハラやセクハラに耐える必要はありませんし、サービス残業は違法行為ですから、派遣元に相談すればすぐにでも辞めることができます。

もしパワハラやセクハラで話がこじれた場合は、弁護士に対応を相談してください。

やむを得ない理由に該当しないもの

「やむを得ない理由」に該当しない理由をいくつか紹介します。

正社員の仕事が決まった

「正社員の仕事が決まったので辞めたい」

これは一見もっともな理由に聞こえますが、残念ながらやむを得ない理由にはなりません。

派遣先は「仕方がない」と納得してくれることが多いのですが、派遣元が「契約期間内だから」と辞めさせてくれないことがあります。

とはいえ辞められないと今後の生活にも影響が出ますので、粘り強く交渉するか、最悪の場合は弁護士に相談してみてください。

仕事がつまらない、覚えられない

この理由で辞めるのはかなり困難です。

「仕事がつまらない」「覚えられない」は、完全に個人的な理由です。

なので本来であれば、契約満了まで我慢して働くかしかありません。

ですがどうしても辞めたい場合は、別の無難な理由を考えて退職の相談するようにしてください。

最悪仕事に行かないという方法もあるが…。

どうしても辞めたい場合の最後の手段は、(お勧めはしませんが…)仕事に行かなければ2週間で退職扱いにはなります。

ただし最初に書いたように、派遣社員は期間の定めがある雇用契約を派遣会社と結んでいます。

もし仕事をすっぽかし、そのまま行かなくなれば2度と仕事を紹介してもらえないでしょう。

さらに、派遣元と派遣先の会社に大きな迷惑をかけることにもなります。

また、突然仕事を辞めて行かなくなるなど一方的な契約破棄を行うと、損害賠償を請求される可能性があります。

そんなことはないと思っている人も多いようですが、実際に労働者が一方的に契約を解除して損害賠償を請求されたケースは存在します。

(ケイズインターナショナル事件:興味のある方は調べてみてください)

と言っても損害倍書を請求されるのはかなり稀なケースですけどね。

最後に

仕事が難しく覚えられなくて辞めたい、人間関係に馴染めないと思っても、契約期間が満了するまでは働きましょう。

もし、契約期間が長くどうしても耐えられない場合は、派遣元のスタッフに相談してください。

誠意をもって粘り強く交渉すれば、ほとんどの場合は話を聞いてくれます。

ただし本来は契約期間が切れるまで仕事をするべきものだということを忘れないこと。

もし長期間勤める自信がないのであれば、最初はなるべく短い期間で契約し、更新していくことも考えてください。

転職エージェントに相談する

今後も派遣として働いていくのなら話は別ですが、もし正社員を目指そうと考えているのなら転職エージェントの利用をお勧めします。

派遣から正社員への転職は、希望する職種によって派遣期間を経歴として見てもらえないため思っている以上に大変。自分の強みやスキルを効果的にアピールすることを考える必要があるのです。

一般の人が転職を経験すると言っても、せいぜい2・3回が良いところですから、転職のノウハウを身に着けることはほぼ不可能なのです。

その不足しているノウハウを転職エージェントに補ってもらうことで、転職が成功しやすくなります。



派遣会社で有名なスタッフサービスも、正社員求人の紹介を行っています。

もともと派遣業がメインの会社ですから、派遣から正社員に転職する際に大切なことを良く知っています。

それに、派遣業がメインの会社であれば、派遣社員ならではの悩みも相談しやすいですよね。

悩んでいるのなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。

公式サイトはこちら⇒スタッフサービス

スタッフサービスの特徴は次の通り

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