- 転職で失敗する理由をしりたい
- 転職の失敗を防ぐ方法をしりたい
- 転職で成功するにはどうすればいいのか
こんな疑問に答えます。
転職で失敗する理由は、転職で失敗した人の話(失敗談)を読めばわかります。
そこでこの記事では、20代の転職で失敗した方の体験談を4つ紹介しています。
もちろんな失敗した理由と成功する方法の説明付き!
4分ほどで読めるので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
失敗談1.会社を辞めるために転職したら大失敗
私(27歳)は、とある会社で事務職として働いていました。
仕事はルーティンワークが多く、毎日同じことを繰り返すだけ。
「もっと刺激のある仕事をやってみたい」単調な毎日を繰り返す中で、そんな気持ちが芽生えてきたのです。
そしてやりたい仕事もないまま事務職を退職。
「もっと刺激のある仕事」を求めて転職活動を始めました。
幸いなことに、すぐに良さそうな仕事が見つかったのですが…。
実際に入社してみると、厳しいノルマに追われる日々に、ぎすぎすした人間関係と最悪の職場環境…。
今はちゃんと目標を決めて辞めるべきだった。
勢いで退職せずに、もっと慎重に行動するべきだったと後悔しています。
転職の目的が「今の仕事辞めること」だと失敗する
この失敗談でわかることは、転職の目的が「今の仕事を辞めること」だと失敗する、ということ。
なぜなら次の仕事を選ぶ基準がないからです。
次の仕事を選ぶ基準が明確になっていなければ、「なんとなくよさそうな仕事」を探してしまいます。
そして「なんとなくよさそうな仕事」に転職すると、「思っていた仕事と違う」という思いが生まれてしまい、長続きしません。
つまり、転職の目的が「今の仕事を辞めること」だと、失敗しやすいのです。
今の仕事を辞めるために転職してもうまくいくケース
転職の目的が「今の仕事を辞めること」でも、「現職で改善したい点」をまとめてから転職先を探せば、転職で成功しやすくなります。
なぜなら現職で改善したい点をまとめることで、今よりもよい環境で働ける仕事を探しやすくなるからです。
具体例:例えば次の2人が転職するケースでは、どちらが転職後の環境に満足しやすいでしょうか。
- Aさん:土日出勤の回数が多いから、土日は完全に休める仕事を探したい
- Bさん:なんとなく楽しそうな仕事をしたい
「土日が完全に休みの仕事」という明確な目的をもって転職先を探せるAさんのほうが、転職後の満足度が高くなりますよね。
つまり転職の目的が「今の仕事を辞めること」でも、「現職で改善したい点」をまとめてから転職先を探せば、転職で成功しやすくなります。
失敗談2.辞める理由を人や会社のせいにして大失敗
当時の私は上司が本当に嫌いでした。
周りの方には「数年で異動するから我慢したほうがいい」と言われましたが、私は本当に上司が嫌いだったので、「数年も我慢できるか!」という思いで転職に踏み切りました。
ところが…。
転職先は人間関係がドライな職場で、相談することすらできません。
次第に「ここで我慢しても何も成し遂げられない」という思いが芽生え、また転職することにしました。
結局「上司が嫌だ」という思いで転職してから半年もたたないうちに、2回も転職することになったのです。
今思えば「あいつが嫌だ」「会社が嫌だ」という思いだけで転職に踏み切ったことが、失敗の始まりだったのかもしれません。
退職理由を人や会社の責任にすると失敗する
この失敗談からわかることは、退職理由を人や会社の責任にすると失敗しやすくなる、ということ。
なぜなら「〇〇が嫌だ」と自分以外に責任を求める人は、現状を冷静に見ることができないからです。
こういった自分以外に責任を求める方は、失敗しても周りの責任にしたがるため、次に生かすことができません。
その結果同じような理由で転職を繰り返すことになります。
失敗談3.企業研究を怠って大失敗
「営業だけはやりたくない!」そう強く思っていた私は、求人で見かけた「出張修理サービス」に応募しました。
求人票の仕事内容は、「修理依頼に対して当社の製品をメンテナンスする」というもの。
ですが実際に採用されてみると…。
個人宅を1件1件訪問し、自分で修理依頼を取りに行かなくてはいけません。
さらに修理をしながら新しい製品を販売する、つまり訪問販売の仕事だったのです。
この会社の仕事内容は、ネットで口コミを調べれば一目瞭然でした。
求人票が全てだと思うのではなく、自分できちんと調べるべきだったと激しく後悔しています。
企業研究を怠ると失敗する
この失敗談からわかることは、企業研究を怠ると失敗する、ということ。
これから入社する会社のことを何も知らなければ、入社してから「思っていたのと違う!」と思うのは、ある意味当たり前です。
仕事は楽しく、やりがいを持ってやりたいもの。
ですが、想像していた仕事と実際の仕事に大きな違いがあれば、楽しくありませんしやりがいも感じられませんよね。
つまり転職で企業研究を怠ると、理想と現実のギャップが生じて失敗します。
(企業研究のやり方は「就活に役立つ企業研究のやり方(外部リンク)」を参考にしてください)
失敗談4.転職後の余計な一言で大失敗
わたしは昔から、名の通った大きな企業で働きたいと思っていました。
ですが現実は厳しく、希望する企業はことごとく不採用。
結局生活するために、あまり有名ではない中小企業に転職することにしたのです。
私の気持ちの中には「もっと大きな企業で働けるはずなのに…」という思いが、強く残っていました。
そして歓迎会の席でつい、「本当はもっと大きな会社で働きたかったのですが、採用されなかったのでこちらにお世話になることにしました」と言ってしまったのです。
ハッと我に返ったときは時すでに遅し。
あっという間にみんなから嫌われてしまい、2カ月で辞めざるを得ない状況に…。
口は災いの元を、身を持って体験しました。
言葉や態度に注意しないと失敗する
この失敗談からわかることは、入社したら言葉や態度に注意しないと失敗する、ということ
なぜならその会社で働いている方は、少なからず会社に愛着を持っているからです。
よくある失敗例として、転職後に前職の話を持ち出す、というのがあります。
例えば「前の会社ではこうやっていた」「私の前職は〇〇という大企業だ」という方です。
今は別の会社で働いているのに、前職の話ばかり持ち出されては、周りの方もいい気はしませんよね。
「この会社で働く気がないんじゃないか」とさえ思われてしまいます。
つまり転職をしたなら、言葉や態度に注意しないと失敗します。
20代の転職で成功する方法
転職の失敗談からわかる20代が転職で成功する方法は、次の3つに気を付けることです。
- 目的をもって仕事を探す
- 企業研究をきちんと行う
- 転職エージェントを利用する
見てもらえばわかるように、3つの方法は行って当然のことばかり。
目的をもって仕事を探さなければ、何のために転職をするのかわかりませんよね。
企業研究も同じで、これから働くかもしれない企業のことを知らずに、働きたいとは思えないはずです。
だからこそ、目的をもって仕事を探し、企業研究をきちんと行うことが大切。
そして必ず、転職エージェントを利用してください。
なぜ転職エージェントを利用するのか
なぜ転職エージェントを利用するのか。
理由は20代の転職は、転職エージェント利用したほうが成功しやすくなるからです。
今企業は40代以上の人員を削減し、多少給与が高くても実力のある若い人材を採用しようとしています。
しかも40代をリストラして捻出した人件費を、実力のある若い人材の採用に充てると明言しています。
そして転職エージェントは民間のサービスですから、企業から要望のあった人材を率先して紹介することができます。
つまり企業は転職エージェントに求人を出したほうが、希望する人材を採用しやすくなる。
ということは、転職エージェントを利用すれば、より良い待遇の求人を見つけやすくなる。
つまり転職で成功しやすくなるのです。
どの転職エージェントを利用するべきか
転職エージェントを利用するときは、最低限大手には登録してください。
なぜなら大手転職エージェントには、より多くの求人が集まるからです。
実際に求人数で比べてみても、1万件~2万件という転職エージェントが多い中、最大手であるリクルートエージェントは31万件と断トツで多くなっています。
求人が多いから優秀というわけではありませんが、紹介できる求人が多ければ、より希望を叶えやすくなるのは間違いありません。
だからこそ、最大手であるリクルートエージェントには絶対に登録してください。
リクルートエージェントへ登録することに抵抗がある方は、業界で1・2を争う総合転職エージェント『doda』に登録しましょう。
『doda』は提案力に定評がある、担当者の当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。
職務経歴書の添削や面接対策・カウンセリングなど、実践的なサポートが素晴らしいと高評価がついていることもポイント。
本気で転職を考えている全ての方におすすめできます。
最後に
転職の失敗談から、20代が転職で失敗する理由を紹介しました。
失敗する理由がわかれば、失敗しないためにどうすれば良いのかがわかります。
この記事が転職を考えている20代の方の参考になれば幸いです。