職場で孤立すると気になりますよね。
職場の人たちが楽しそうに話をしていたり、アフターを一緒に過ごす姿を見ると、なんとなく切なくなってしまうものです。
実は職場で孤立しても、仕事に集中できる環境があるのなら、気にしなくてもいいのです。
なぜならぼく自身、職場で完全に孤立していたのに、仕事に集中しすぎるあまり、まったく気が付かなかったことがあります。
その結果周りの人がぼくを孤立させることを諦めてしまい、人間関係が良好になったのです。
この記事では、なぜ仕事に集中できる職場では、孤立しても気にしなくていいのかを紹介しています。
最後まで読んでいただければ、これからどう行動するべきかが分かるはずです。
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孤立すると気になるのは当たり前
最初に身も蓋もないことを言いますが、職場で孤立すると気になるのは当たり前のことです。
なぜなら孤立すれば、話し相手もいませんし、お昼を一緒に食べる人もいません。
それなのに周りで楽しそうに話している人たちが見えるのですから、気にするなという方が無理です。
実際に「職場で孤立 気にしない」で検索する方は大勢います。
これは職場で孤立していることが気になるからです。
なので職場で孤立すれば、気になるのは当たり前だと思ってください。
無理に気にしないようにする必要はない
職場で孤立していることを、無理に気にしないようにする必要がありません。
なぜなら「気にしないでおこう」と思えば思うほど、孤立していることが気になってくるからです。
実際に「気にしないでおこうと思うほど気になる」という気持ちは、心理学の皮肉過程理論で説明されています。
皮肉過程理論では、次の「シロクマ実験」が行われました。
アメリカの心理学者であるダニエル・ウェグナーは、以下の記憶力を試す「シロクマ実験」を行い、その説明のために皮肉過程理論を提唱した。
- A・B・Cの3つの実験参加者グループを用意する。
- すべてのグループにシロクマの1日を追った同じ映像を見せる。
- Aグループの参加者には、シロクマのことを覚えておくように言う。
- Bグループの参加者には、シロクマのことを考えても考えなくてもいいと言う。
- Cグループの参加者には、シロクマのことだけは絶対に考えないでくださいと言う。
一定の時間が経ったあと、実験協力者に映像について覚えているかを尋ねる。
この実験において、最も映像について詳しく覚えていたグループは「絶対に考えないで下さい」と言われたCグループであった。
引用:ウィキペディア
つまり孤立していることを正当化するために、次のように考えることが逆効果になるのです。
- 自分の仕事に集中できる
- ステップアップのチャンス
- 仕事ができる人は群れない
- 職場は友達を作る場所じゃない
- 飲み会で余計な出費をしなくて済む
孤立を正当化しようとすると、逆に孤立していることを意識してしまい、精神的につらくなっていきます。
なので、職場で孤立していることを、無理に意識しないようにすることは、辞めてください。
やるべきなのは仕事
職場で孤立したときは、目の前の仕事に集中しましょう。
なぜならぼく自身が、仕事に集中することで孤立に気が付くことなく、状況を改善したからです。
実際に仕事に集中してもらえば分かることですが、たとえ職場で孤立したとしても、仕事があれば時間はあっという間に過ぎていくものです。
孤立していれば話し相手もいませんよね。
他にできることもありませんし、目の前の仕事を一生懸命やりましょう。
目標を立てて仕事に集中する
仕事に集中するコツは、自分の中で目標を立てることです。
小さな目標を大きな目標へつなげて、スキルアップしてください。
目標を立てることで、仕事がゲームのようになっていきます。
また小さな目標をいくつもクリアできれば、成長していることを実感でき、仕事が面白くなっていくものです。
その結果さらに仕事に集中できるようになり、結果にもつながっていきます。
実力が付けば周りが勝手に変わっていく
仕事の実力が付けば、周りの態度が勝手に変わっていきます。
ぼく自身職場で総スカンをくらい、完全に孤立していました。
ですが、仕事に集中しすぎるあまり、まったく気が付かなかったのです。
その結果20歳そこそこで新店の店長を任されるまでになり、気が付けば周りが変わっていました。
「皆で無視していたのに、まったく反応がないからつまらなかった」と、当時一緒に働いていた方に言われたほどです。
仕事の実力が付くことで、職場に必要な人材になれます。
必要な人材になれば、孤立させたり、無視したりする理由がなくなるのです。
最後に
職場で孤立しても気にしなくていいケースを紹介しました。
もし職場で孤立しても、仕事に集中できるのなら、気にする必要はありません。
目の前の仕事に一生懸命取り組み、誰よりもできる奴を目指してください。
そして職場で必要とされる人材になったとき、自然と孤立することはなくなるはずです。
ただし、職場で孤立した上に仕事のない場合、あるいは仕事に支障が出過ぎる場合は、早めに転職することをおすすめします。
なぜなら仕事がなければ職場でやることがないため、孤立している状況に耐えられなくなるからです。
この記事が職場で孤立して悩んでいる方の、参考になれば幸いです。