
歯が痛くて仕方がない。
医者に行きたいけど、上司になんて言えばいいんだろう。
そう悩んでいませんか?
歯医者は通いだすと思っている以上に時間がかかるりますよね。
私も4日に一度歯医者に通って治療を受けていますが、なかなか良くなりません。
そして、歯医者への通院が長引いたときに悩むのが…。
会社への対応です。
毎週のように「歯医者への通院」を理由に遅刻や早退を申しでる。
当然周りに迷惑をかけてしまいますし、上司の機嫌も悪くなっていきます。
とはいえ歯医者に通わないといつまでたっても治らない。
いったいどうすればいいの…?
ということで、この記事では歯医者で仕事を休む時。
遅刻や早退を繰り返す必要があるときの対処法を紹介します。
歯医者で休む時の注意点
まずは歯医者で仕事を休むときの注意点を紹介します。
ポイントは次の4つ。
・半日だけ休む
・早めに伝える
・必要なら診察の結果を伝える
・治療にかかる時間を伝える
ひとつずつ説明しますね。
半日だけ休むようにする
歯医者で休む時は、半休をもらうようにしましょう。
突然休まれると上司も困ります。
それに、歯医者で1日休む必要はないからです。
上司や同僚も歯医者に通ったことがあるので、1日休む必要がないことを知っています。
つまり「今日は歯医者で休みます!」と伝えても、「ずる休みだ」と思われる可能性が高い。
なので、半日だけ休むのがベスト。
休みをもらうときは、多少申し訳なさそうにしましょう。
なるべく早めに伝える
突然の歯痛でない限りは、なるべく早めに休む日を伝えること。
当たり前ですが、仕事にも予定があります。
何よりも上司にとって、突然休まれることが一番つらいからです。
あなたが休んだことで周りが忙しくなる。
その結果、上司が残業して対応することになったら…。
顔には出さないでしょうが、内心面白くないはずです。
なので、歯医者に行くときは、なるべく早めに伝えましょう。
急に痛くなって通院したときは、診察の結果を伝える
仕事中やむを得ず歯医者に行くときは、診察の結果を上司に伝えましょう。
なぜなら少なからず、上司も心配しているからです。
普段の話はしていませんよ。
あくまでも、仕事中に突然歯が痛くなった時の話。
突然の歯痛はつらいもの。
痛みに耐えかねて、早退することもあるでしょう。
早退すれば、周りに迷惑が掛かりますよね。
大丈夫かな…。
と、心配してくれる同僚や上司もいるはずです。
なので、仕事をフォローしてくれたお礼を言うのは当たりまえ。
そして、診察の結果を伝えるのも、当たり前の話です。
お礼を言うことで、同僚や上司も納得してくれます。
結果を伝えれば、安心してくれるでしょう。
なので面倒くさがらずに、診察結果を伝えてください。
治療に時間がかかりそうなら、上司にも伝えておく
歯の治療は時間がかかるもの。
もし、治療が長引きそうなときは、事前に上司に話をしておきましょう。
実は私は、これをやらずに失敗しました。
そして上司の反感を買ったのです。
その時は歯の根っこの奥に膿がたまり、治療がすごく長引いたんですね。
3か月ほど毎週歯医者に通っていました。
その結果。
「毎週歯医者に行くけど、本当に通っているの?」
と、言われてしまったのです。
確かに3か月間歯医者に通い続けるのは、かなり珍しいケース。
上司が疑いたくなる気持ちもわかります。
こういった事態を避けるには、事前に状態を話しておくしかありません。
奥歯の根っこの奥に膿がたまってしまい、治療に3か月以上かかるそうです。
なので毎週、歯医者に通院する必要があります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
この一言があるかどうかで、印象が180度変わってきます。
大切なのはコミュニケーションを密にとるということです。
歯医者への通院が長引いた結果…
ここからはぼくの実体験です。
つまり「余談」です。
歯医者に通いだすと、治療に時間がかかることがありますよね。
なので通院のたびに早退などを申請していたら、上司の機嫌が悪くなりました…。
上司の嫌味が始まった
で、つい先日ちょっと調子が悪かったので薬を買ってこようと思い、課長に声をかけたんです。
「課長申し訳ないんですが」と。
「課長申し訳ないんですが、鼻水が止まらないので鼻炎の薬を買ってきてもいいでしょうか?」
そう言いたかったんです。
実は鼻炎を我慢して働いていたら、ティッシュを1箱半使ってしまったので…。
なので「課長申し訳ないんですが」と声をかけたら…。
言い終わる前に「また歯医者か!」と、言われました。
歯の治療で歯医者に行くのはいけないことなのか!?
そんな思いが頭の中を駆け巡ります。
腹が立つと言うよりも、上司にあきれてしまったのです。
当時はそれほど忙しくもなく、私がいなくても大きな影響はでません。
ましてや営業なので会社にいる必要もない。
携帯電話とパソコンがあれば、会社にいなくても仕事になります。
上司も機嫌が悪かったのかもしれません。
が、言う必要のない言葉です。
体調不良はお互い様。
歯の痛みもお互い様。
冠婚葬祭もそうですが、生活していればどこかで必ず起こることのはず。
それなのに「また」って言うのは、ちょっと違うかなと…。
それも話を最後まで聞かずに思い込みで「また歯医者か!」というのは、「また帰るのか!」と思っているってことですよね。
嫌味で休みにくくするのはパワハラだよね
嫌味で休みを取りにくくする。
これ、十分パワハラになると思うわけで。
私の勤め先では、管理職を対象にしたパワハラ講習を実施しています。
それなのに「また歯医者か!」と嫌味を言うあたり。
講習を受けても身になっていないんだな、とも思いました。
パワハラ講習を聞くだけで、自分には関係ないとでも思っているのでしょう。
だいたいパワハラをする人は
「自分は関係ない」あるいは「自分は大丈夫」
だと思っている人ばかりじゃないですか。
自分にも関係があると思わないから、講習を受けても身につかない。
自分の言っていることが相手を傷つけているとも思わない。
こういう人は実際に痛い目にあっても、自分が原因だとは思わない。
あいつが余計なことを言うからだ! と思う。
そのくせパワハラまがいの事を平気でやり続ける。
周りにいませんか?
自分は何をやっても許されるタイプだと思っている人。
勘違いもいいところなんですけどね。
話がそれました。
冠婚葬祭に行かせないこと。
具合が悪いのに働かせること。
これは絶対にやっちゃだめです。
さっきも書いたけど、お互い様ですから。
働いている間、一切病気も怪我もしない人なんて、ほとんどいないでしょう?
自分も病気になることはあるんだから、誰かが体調を崩したらゆっくり休ませてあげましょうよ。
部下のいる人にお願いしたいこと
部下のいる人、皆にお願いしたいこと。
それは、嫌みで休みにくくしないでほしい、ということ。
体調が悪いとき。
通院が必要なとき。
子供が生まれたとき。
冠婚葬祭のとき。
忙しくても嫌味を言うのはやめましょう。
気持ちよく休ませてあげてください。
誰にだって冠婚葬祭はあります。
具合が悪くなるときはありますよね。
つまりお互い様です。
あなたが休む時に
「何で休んでんの?」
なんて言われたくないでしょう?
嫌な顔するとか。
嫌味を言うとか。
休ませないとか。
本当に最低だと思います。
だからやむを得ない事情で休みたいと言われたら…。
気持ちよく休ませてあげましょうよ。
さいごに
歯医者で仕事を休む時の注意点は、コミュニケーションを密にとること。
上司だって人間です。
面白くないと思えば態度も悪くなります。
仕事に支障が出そうなら、あらかじめ伝えておく。
迷惑を掛けたらお礼とお詫びをいう。
これだけでもかなり違ってきますよ。
ところで、
仕事を休む時の理由として「一身上の都合」が使えないのを知っていますか?
休みの理由として使うなら「私事都合」が正しい。
「一身上の都合」と「私事都合」
この二つは似た意味なんですけどね。
使い方に違いがあるんです。
なぜ「一身上の都合」が休みの理由にならないのか。
それは…続きはこちら➣「一身上の都合」は休みの理由にならない?その意味とは